豊田真奈美の正統後継者・藤本つかさがオリジナル技論争に見解を発表!

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 31日、東京都・後楽園ホールにて行われたアイスリボン『アイスリボンマーチ2019』で、豊田真奈美からジャパニーズ・オーシャン・サイクロンスープレックスを継承した“飛翔天女二世”藤本つかさがオリジナル技論議に対して持論を述べた。

 豊田真奈美は、自身が生み出したオリジナル技であるジャパニーズ・オーシャン・サイクロンスープレックスを、21日のスターダム大阪大会に参戦したビー・プレストリーが自身に無断で使用したことについて「誰?ビー・プレストリーって?決め技がジャパニーズオーシャンサイクロンスープレックスね…女子には藤本つかさ男子には日高郁人。勝手に使わないで貰いたい」と怒りのツイートを投稿。
 これを機に、オリジナル技を持つプロレス界の様々な選手たちが見解を発表。これに触発されたファンも交えて大論争が巻き起こっていた。

 これに対し、豊田から正統後継者として指名されている藤本はこの日、豊田が見守る前で新根室プロレスのアンドレザ・ジャイアントパンダの妻であるティンティンと対戦。300kgと言われるその巨体を、コーナーに上がったティンティンの下から潜り込んで担ぎ上げてのジャパニーズ・オーシャン・サイクロンスープレックスホールドで投げきり試合を決めてみせた。

 試合後、藤本は豊田をリングに呼び込み「今日はなんとかサイクロンで勝つことが出来ました。でもこの技、この勝ち方は昔豊田さんがアジャさんから勝った勝ち方なんです。それを勉強しました。豊田さんは、サイクロンはこの業界でトップになるために開発した技だとおっしゃいました。その豊田さんが大切に使っている技を今私が継承しています。誰がなんと言おうと豊田さんのその気持は大切にしたいし、みなさんにも大切にしてほしいです!だから、これからも女子プロレス界に豊田真奈美が生き続けてるんだよ、豊田さんは女子プロレス界に貢献してるんだよっていうのを、私を通して伝えていきたいと思います。豊田さんは『そんなこともういいよ』って言うと思うんですけど、でもそれが女子プロレスを広める一つの方法だと思うんです。だからこれからもサイクロンでデカい奴バンバン投げていきますんで、よろしくお願いします!」と語ると、豊田は破顔して藤本を固く抱きしめた。

 バックステージに戻った藤本は、このオリジナル技論争に「ずっともやもやしていた」と語り、「誰がなんと言おうといいですけど、私は豊田さんの技を大切に使いたいし、みんなも大切に思ってほしいなって。それをどうしても豊田さんに伝えたかったので、今日お客さんの前で伝えました」とリング上での発言を補足した。

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