武藤のW-1王座に挑戦する征矢「武藤敬司の歴史を紐解く!光る女も観ます」チーム246はベルトを強奪したデスペラードとのタッグ王座防衛戦が決定

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1月13日、都内・WRESTLE-1事務所にてW-1の1.30後楽園ホール大会でタイトルマッチを行う王者・武藤敬司、挑戦者・征矢学が会見を行った。1.11後楽園大会で武藤から直接勝利を奪い、1.30後楽園ホール大会でのWRESTLE-1チャンピオンシップへの挑戦権を得た征矢。
武藤は「やっぱりやるの嫌だなぁ〜」とするも征矢の挑戦をしぶしぶ受託。「ギミックレスラーとは作品が作り辛い。こいつはただのバカ」と口撃するも全く意に介さず、「武藤敬司の歴史を紐解く。そこにヒントがある。」と、タイトルマッチまでひたすら研究する姿勢。果たして決戦の行方はいかに!?

武藤「一昨日に後楽園ホールでWildチーム(new Wild order)と試合をして、あの時は結果的に俺が負けてしまって、その反動で『やってやるって!」なんてことを言ってしまったんだけど、後々考えると『やっぱりやるのは嫌だな〜」って思って、「やるのを止めようかな〜」なんて考えてたら、こいつが会場でタイトルマッチだと言ってもうチケットを売っちゃったって会社で聞いて。だからやらざるを得なくなったから、決まっちゃったな、オイ!(征矢に向かって)。まぁ、そういうことで。」
征矢「武藤さんはこういうことを言ってますけど、武藤さんが窮地に追い込まれているのは免れないと。そういう心境であると。そうですよね!?」
武藤「ある意味、俺はお前を避けて通りたかったんだけどよ。何故避けたかったかと言うと、彼はキャラクターレスラーで、まぁ、俺たち用語で言うとギミックレスラー。ギミックレスラーっていうのと作品は凄い創り辛くてね。やっぱりチャンピオンである以上、試合を観に来てくれたお客様に最高の芸術とかを見せたいからな。そういう中でギミックレスラーとは意外と芸術というのが創り辛くて。だから避けたかっただけなんだよ。でも、まぁ、決まった以上は…もしかしたら作品創りということより勝負論に徹して、前回同様通りすがりのチャレンジャーとしてこなしていきたいと思います。」
征矢「ギミックっていうのが良く分からないんですけど、僕は常にプロレス以外も、私生活でも、真剣に在りのままの自分でいると。だからギミックではない! 僕はこれが普通なんです。今まで通り。」
武藤「彼が何を言おうが、おそらくこれは俺が培ってきた30年のキャリアの中で、きっともしここで俺がベルトを落として彼がチャンピオンになったら多分WRESTLE-1は崩れるよ。そういう使命感のもとで試合をしていきたいとも思っております。」
征矢「と言うことは逆に、WRESTLE-1 が崩れるぐらいの覚悟で僕はベルトを獲りたいなと。逆に WRESTLE-1 を崩してやると。それぐらいの気持ちで僕はこのベルトを獲りにいきたいなと、そう思ってます。そして取り敢えず武藤さんにあって僕に無いもの。僕にあって武藤さんに無いものは、1月30日の勝利に必ず繋がるのではないかと。残り18日! 私は一日も無駄にせず、武藤敬司を研究し尽くしたいと思ってます。」
武藤「ストーカーだけはしないでくれよ!(笑)」
征矢「ストーカーはしません。ちゃんと許可を得てお家に上がらせていただきます。」
武藤「バカ! 許可なんてしねぇ〜よ!(笑)」

以下は報道陣との質疑応答。
――武藤選手の中で過去にギミックレスラーとタイトルマッチを行った記憶なり、嫌な思い出なりとかってありますか?
武藤「ギミックレスラーって、きっとね、タイトルマッチの相手として上がって来ないんだよ。今まで。」
――ではここまで上がってきた征矢選手というのは珍しい?
武藤「ギミックの枠がどこまでなのかは分からないけど、もしかしたらブロディとかさ、ハンセンも当時はギミックって言われてたかも知れないけど、あいつらはインテリジェンスだったよ。でもこいつはただのバカだからね。」
征矢「まぁ、天才とバカは紙一重って言いますから。私はプロレスを考えて生きていきたいなと。ただ一つだけ今日僕が気になっているのが、そのシャツは何でハートなんですか?」
武藤「ん!? 余計なことだろ!」
征矢「ハートじゃないですか! いっぱい。それが気になりましたね。」
武藤「そういうシャツを買ってしまったからしょうがねぇ〜じゃねぇ〜か、お前!」
――征矢選手はバカと言われましたけど、それについてはいかがですか?
征矢「バカと天才というのは紙一重ですから、僕は天才なのかも知れないですね。もしかしたら。一歩間違えたらバカかも知れません。でもバカは風邪ひかないということで、バカにも良いところがあるでしょう。」
――征矢選手は先ほど「自分にあって武藤さんに無いもの」とおっしゃってましたが?
征矢「それは残りあと18日間で見つけ出します。おそらくそれがキーポイントになってくるんじゃないかなと。今回の試合の。」
武藤「いや、真田(聖也)にしたって河野(真幸)にしたってみんな多くの武器を持ってましたよ。俺に無い。それでも攻略してきた訳ですから。」
――征矢選手は武藤選手を研究するとおっしゃってましたが、どのような方法で?
征矢「とにかく先ず、やはりスペースローンウルフから勉強していきたいなと。武藤さんが若い時の『光る女』もちゃんと観ます。知ってます!? 『光る女』?(記者の皆さんに向かって)。」
武藤「バカ! 今手に入れるのは大変だぞ、お前!」
征矢「必ずどこかにありますよ!」
――武藤選手の歴史を紐解いていくと?
征矢「そこにヒントが隠されているのではないかと。私は睨んでおります。」

以上のように両選手とも独自の言い回しでタイトルマッチへの意気込みを語った。

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