堀田祐美子が新人とのシングル戦で圧勝し新人と観客に向け公開説教!「みんなで一緒に育ててくださいよ」

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 24日、東京都・新木場1stRINGにて行われた『Beginning 新木場大会』が行われた。

  Beginningは『女優によるプロレス団体』をコンセプトに、所属選手を“アクトレスガールズ”と呼称して2015年に旗揚げ。堀田祐美子がマネージャーに就任し、現在ほぼ全ての女子団体にアクトレスガールズが参戦するほどに成長。昨年11月には団体初の後楽園ホール大会への進出も果たしている。

 この日の第2試合では、堀田祐美子と昨年11月にデビューした松井珠紗がシングルマッチを行った。
 試合は、ゴングと同時に松井が突っ込んでいき、エルボー連打、ドロップキック8連発と果敢に攻め込んでいくが堀田は微動だにせず。逆にエルボー一発で松井をなぎ倒した堀田はボディシザースやキャメルクラッチなどで松井を痛めつけ、最後はボディスラムからのエルボードロップで3カウントを奪った。

 試合後、マイクを取った堀田は「この対戦は、私が悪いのか、お前が悪いのか、闘いとかいう以前の問題。このリングはね、甘くないんだよ。私もアンタに合わせようとしても合わせられない。プロレスを甘く見るなよ。私を倒す倒さないとか、そういうことじゃなくて、まずは怪我をしないこと。まだやって二ヶ月として、まあ二ヶ月でデビューするのもおかしなこととして……」と叱咤。
 そして、20日の大会で団体のチャンピオンである安納サオリに啖呵を切った松井に対し、「あの試合で、悔しいとか、いいとこ見せられなかったことで今日なにかしなくちゃいけないんじゃないの?そういう気持ちが全然伝わりません。ねえ?私のことをホントに倒そうと思ってる?倒そうと思ってこのリングに上がった?ねぇ?全然感じません。そういうことを始めっからやってたら、そのままで行っちゃうよ?ねぇ?そういうプロレスラーになっちゃうよ?」と矢継ぎ早に問い詰めていくと、松井は震えながら涙を流してうつむき、何も言えなくなってしまう。

 そして、堀田の怒りは観客に対しても向き、「それでも許しちゃうお客さんにも私は言いたいんだよ。そういう見方をするとこの子達が甘えるんでやめてください。しっかりプロレスを見て、応援して下さい。私はそれを一言言いたい。見る権利?自由かもしれない。だけどここは彼女たちが闘う、そして一生懸命、気持ちを込めて闘う、その姿勢なんですよ。それをみんなもそういう見方で見てほしいと思います。みんなでアクトレスガールズを育ててくださいよ?もしみんなに子供がいたら、出来たことに対して褒めてあげる、出来なかったことに怒りますよね?その感じでさ、みんなで一緒に育ててくださいよ。それが今私が一番言いたいことです。しっかり厳しく、厳しい目で見て応援してほしいと思ってます」と語りかけると、会場は水を打ったように静まり返った。

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