元バトラーツメンバーが集結!池田大輔デビュー25周年記念興行の開催が決定!

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 池田大輔と日高郁人が15日、都内の中野・ルナベースで記者会見を行い、『池田大輔プロレスデビュー25周年記念興行~今日から俺は格闘探偵か?~』4・7新木場1stRING大会の開催を発表。メインイベントとして「池田&アレクサンダー大塚vs石川雄規&モハメド ヨネ」の元バトラーツ対決が決定した。

 池田は1993年12月にプロフェッショナルレスリング藤原組でデビュー。昨年末に25周年を迎えていた。当初、池田自身は記念大会の開催を予定していなかったが、格闘探偵団バトラーツ時代の後輩である日高が「25周年ですよ? やらなきゃダメですよ。ぜひやりましょう」と声を挙げ、日高がプロデュースする形で興行を行う運びとなった。

 メインイベントは「池田&大塚vs石川&ヨネ」。かつてバトラーツで同じ釜の飯を食べた4人が久々に揃い踏みする。池田と石川は“バチバチスタイル”でしのぎを削ってきた永遠のライバル。大塚とヨネはデビュー戦で肌を合わせた同期で、バトラーツ時代はタッグチーム“ラブ・ウォリアーズ”として活動していた。そんな4人の対戦に、日高は「池田大輔の25周年を見せるのに、このメンバーが一番伝えやすいんじゃないかと思います」と太鼓判。「このカードがリバイバルで終わるのか、“今日から俺は”になるのかはわかりません」と期待感を示した。バトラーツルールになる可能性もあるという。

 また、オープニングマッチとして、「阿部史典(プロレスリングBASARA)vs田中純二(九州プロレス)」の一騎打ちも決定した。阿部はバトラーツに憧れてプロレスラーを志したものの、デビューした頃には団体は解散しており、言わば“バトラーツに間に合わなかった男”。会見に同席した阿部は「自分にとってバトラーツは、自分の人生を狂わせていただいた団体。この興行に呼んでいただけたのは、自分にとって本当に光栄なこと」と感慨深げだった。

 対戦する田中はバトラーツ出身で、日高の1年後輩にあたる。当時を知る相手との激突を前に、阿部は「バトラーツの試合を、自分は通信教育でしか見れないというか。その時代にはいなかった人間なので、ずっと現役でやられている人たちと今、触れ合うことによって、自分なりに解釈して、吸収して、自分なりに『こういうものだったのかな?』というふうにやっているんです」と語り、「自分もレスラーとしての一番の目標はそれを体現できるような選手になること。こういうカードを組んでいただいて、触れることで自分の栄養素になるというのは物凄い光栄なことで、凄いありがたいです」と意気込んだ。

 この2試合のほか、日高の出場が決定。それ以外の対戦カードは後日発表となる。併せて、大会に向けてプロレス界では珍しいクラウドファンディングを行うことも発表された。池田の希望を受けての試みで、目的は「レジェンドレスラーの招聘」。今月中にもスタートを予定している。バトラーツは海外の大物招聘にも積極的で、マスカラスブラザーズやロード・ウォリアーズ、ボブ・バックランド、グレッグ・バレンタインなどが参戦していたが、今回の試みも日本人のみならず、外国人レスラーも対象になる。

 「師匠の藤原(喜明)組長とシングルをやったことがないんです。あと、バトラーツが両国で興行をやった時、『蘇れゴールデンタイム伝説』という大会名だったから、自分も好きな外国人レスラーの名前を言ったんですけど、結局その時はできなかったんです。マスクド・スーパースターとやりたかったんですよね。実際に触れてみたいなと思ってました」と池田。レジェンドレスラーの参戦が決まった際には、「日高に2試合でも3試合でもやれと言われているので」と自ら受けて立つ構えだ。クラウドファンディングの見返りとして、食事会開催やグッズプレゼント、「池田と街中で会ったら一杯おごってくれる権利」などを計画している。

 大会名の「今日から俺は格闘探偵か?」は池田が「『格闘探偵』という言葉をクローズアップしたい」と考えて付けられた名前だ。「今の時代は格闘探偵が必要だなと。ぶっちゃけ、流行っているドラマを見てたので、その名前をくっつけたというのもあるんですけど(笑)。私はツッパリではなかったんですけど、もう1回格闘探偵をやってみようかなと思っています」と池田。25周年記念日から2ヵ月過ぎたが、“フーテンの男”が自由気ままに動き出した。

『池田大輔プロレスデビュー25周年記念興行~今日から俺は格闘探偵か?~』 
日程:2019年4月7日(日)
開始:18:00
会場:新木場1st RING

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