桜庭和志のグラップリングイベント『QUINTET』で横井宏考が11年ぶりのプロ大会出場!「このメンバーで燃えなきゃ男じゃない」

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 21日、東京都赤坂・ALLIANCE東京道場にて『QUINTET』についての記者会見が行われた。

 QUINTETとは、桜庭和志が今年4月に立ち上げたグラップリング・イベント。
 5人チームで5vs5の団体戦を行うチーム戦であり、消化不良決着や消極的膠着を避けるためにヒールホールドを禁止、クロスガードにも制限を加えるなどのルールを設けて「観客に伝わりやすい明瞭な決着」を掲げ、コスチュームは柔術着などではなく各チームごとにラッシュガードとハーフパンツをデザインしアパレル面を強化したスタイリッシュな競技にしていくという方針を語っている。6月にはディファ有明で軽量級の大会、7月には大田区総合体育館、10月にはラスベガスでの大会を行っている。
 大会最高顧問には元文部科学大臣であり衆議院議員の馳浩が就任し、9月には日本ブラジリアン柔術連盟と協力して『Amateur QUINTET』を開催するなどアマチュア格闘家の育成にも注力している。

 この日の会見では、桜庭和志に加え、【Team TK(仮)】の高阪剛、中村大介、所英男、ミノワマン、横井宏考の5人、審判委員長の中井祐樹、Amateur QUINTET実行委員の新明佑介が出席した。
 まずは、桜庭より2019年最初の大会として『QUINTET FIGHT NIGHT2 in TOKYO -Japan Open Team Chanmpionship 2019-』が2月3日に開催されることが発表。2019年のテーマとして『QUINTETを世界標準に』を掲げ、『アメリカ市場への本格参入』『QUINTETアマチュア事業の拡大』という二大目標を語った。
 今後の大会予定として、世界各地から選手を招集するグローバルイベントとして『Number Series』をアメリカで年間3~4回開催、開催地周辺の選手を中心に構成するローカルイベントとして『Fight Night Series』を世界各国で年間6~8大会開催していくというビジョンを語った。
 なお、桜庭は1月に親知らずの手術を控えているため2月大会には出場しない。

 今大会では、11年ぶりのプロ格闘技大会出場となる横井宏考は、「正直この話いただいたときに迷ったんですけど、このメンバーで燃えなきゃ男じゃないなと思って参加させていただくことに決めました。4年前からブラジリアン柔術をやってまして、あとは山登りを。今は紫帯です。プロの大会は気合の入りようと言うか、今回はこういうすごいメンバーなので、足を引っ張らないよう精一杯頑張ります」と真剣な面持ちで意気込みを語った。

 その後、アマチュアQUINTETについての発表が行われた。QUINTETと日本ブラジリアン柔術連盟とで一般社団法人を創設し、さらなるグラップリングの振興に努めていくことや、相撲やサンボなどグラップリング以外の格闘技からもグラップリング初挑戦の場としてもオープンに広めていきたいという抱負を語った。
 アマチュア大会では道着を着用のルールでも行われることが発表され、桜庭には「桜庭選手は道着での試合は行うか」という質問が飛ぶも、桜庭は「熱くてダメですもう!メッシュの道着なら(笑)」とジョークを飛ばし、笑いを誘った。
 2019年のプロ・アマ双方のQUINTETの展開に注目が集まる。

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