【試合結果】9・7 新日本プロレス後楽園ホール大会 飯伏幸太&ケニー・オメガvsウィル・オスプレイ&石井智宏 本間朋晃&真壁刀義&棚橋弘至vsYOSHI-HASHI&矢野通&オカダ・カズチカ BUSHI&SANADA&EVIL&内藤哲也vsエル・デスペラード&金丸義信&飯塚高史&鈴木みのる
『Road to DESTRUCTION』
日時:2018年9月7日(金)
開始:18:30
会場:東京都・後楽園ホール
観衆:1,712人(札止め)
▼タッグマッチ 20分1本勝負
●成田連/海野翔太
8分16秒 パッケージドライバー→体固め
[BULLET CLUB ELITE]○チェーズ・オーエンズ/高橋裕二郎
▼8人タッグマッチ 20分1本勝負
●吉田綾斗(K-DOJO)/デビッド・フィンレー/マイケル・エルガン/ジュース・ロビンソン
9分34秒 エイプシット→片エビ固め
[BULLET CLUB OG]石森太二/○タンガ・ロア/タマ・トンガ/バッドラック・ファレ
▼シングルマッチ 20分1本勝負
●トーア・ヘナーレ
8分47秒 デュードバスター→エビ固め
○バレッタ
▼タッグマッチ 20分1本勝負
[CHAOS]外道/○後藤洋央紀
9分19秒 GTR→片エビ固め
[鈴木軍]●TAKAみちのく(K-DOJO)/タイチ
▼8人タッグマッチ 30分1本勝負
[L.I.J]BUSHI/SANADA/○“キング・オブ・ダークネス”EVIL/内藤哲也
12分3秒 マジックキラー→片エビ固め
[鈴木軍]エル・デスペラード/金丸義信(フリー)/●飯塚高史/鈴木みのる(パンクラスMISSION)
▼6人タッグマッチ 30分1本勝負
●本間朋晃/真壁刀義/棚橋弘至
13分25秒 横入り式エビ固め
[CHAOS]YOSHI-HASHI/○矢野通/オカダ・カズチカ
▼スペシャルタッグマッチ 60分1本勝負
[ゴールデン☆ラヴァーズ]○飯伏幸太(飯伏プロレス研究所)/ケニー・オメガ
19分30秒 ゴールデン☆トリガー→体固め
[CHAOS]●ウィル・オスプレイ/石井智宏
ゴールデン☆ラヴァーズが石井&オスプレイに勝利し「オスプレイのヘビー挑戦はまだ早い」と苦言!ケニーは石井を「新日の中では一線を画した存在」と評価!
第1試合
成田と裕二郎でゴング。腕の取り合いからヘッドロック、ショルダータックルの攻防を制した裕二郎がフォールも2。裕二郎はエルボー、チョップと打っていくが成田がドロップキックで反撃。さらに海野と2人でダブルバックエルボー、さらに海野が低空ドロップキックから成田がフォールも2。成田はさらにエルボーで打っていくが、裕二郎がフラップジャックからロープスタンガンを決め、そのまま全員入り乱れて場外乱闘へと発展。
リングに戻った裕二郎は成田にボディスラムからフォールも2。チェーズにタッチ。
チェーズは成田にエルボーからバックブリーカー。成田はチョップで突っ張るがチェーズは成田をコーナーに叩きつけ裕二郎にタッチ。
裕二郎は成田の顔を張っておちょくり、成田のドロップキックをスカして余裕の表情。裕二郎はロープに走るが、成田はカウンターのドロップキック。両者タッチ。
海野はチェーズをランニングエルボーで倒し、さらに串刺しバックエルボーからミサイルキック。フォールも2。続けてエルボー連打からロープに振ろうとするが、チェーズは顔に膝を入れフェイスバスター。さらにロープに走るが海野がドロップキックで反撃し、成田にタッチ。
成田はチェーズをぶっこ抜きサイド・スープレックスで叩きつけ逆エビに入り、カットに来た裕二郎を撃退しようとするが、ここれ裕二郎とチェーズの合体フェイスバスターが決まり、フォールも海野がカット。成田はチェーズに丸め込み等でフォールを連発するが、チェーズが起き上がりざまのトラースキックを顎にヒットさせ、続けてのパッケージパイルドライバーで勝負を決めた。
第2試合
エルガンとタマでゴング。タマはエルガンの攻撃をかわしながら飛びついてフランケンで先制するが、すぐに起き上がったエルガンがショルダータックルで吹き飛ばす。追撃を狙うエルガンから逃げるタマは再び飛びついてフランケンを狙うが、キャッチしたエルガンがそのまま叩きつける。両者タッチ。
フィンレーとファレのマッチアップ。ファレが出てくるとフィンレーは慌てて味方にタッチを求めるが、他の三人はリングの下に降りてこれを回避。フィンレーはファレに打撃を連打するもファレは倒れず、ファレはフィンレーの髪を掴んでラリアット。さらにファレがレフリーの気をひきつけている間に石森らがロープを使ってフィンレーを攻撃。ファレもこれに加わるとレフリーが反則カウントを取り始める。仕方なくファレは石森にタッチ。
石森はフィンレーにネックツイストからフォールも2。タマにタッチ。
タマはフィンレーをコーナーに押し込みボディブローを連打し、串刺しボディスプラッシュ。タンガにタッチ。
タンガはフィンレーにボディスラムからギロチンドロップも2。石森にタッチ。
石森はフィンレーをコーナーに押し込みチョップ、さらにスワンダイブ式でダブルニーアタック。フィンレーはエルボーで突っ張っていき、ドロップキックで一矢報いるとジュースにタッチ。
ジュースはタンガにナックルを連発し、スパインバスター。救出にやってきたタマとの素早いロープワーク合戦を制してジャンピングラリアットを見舞い、さらにスワンダイブで飛んできた石森をキャッチしてフルネルソンバスター。タンガをコーナーに押し込み串刺しラリアット。もう一発を狙うところをファレが妨害に来るが、これをかわして上位に落とし、吉田にタッチ。
吉田はタンガ相手に強烈な縦チョップを見舞い、ネックブリーカードロップからPK、フォールも2。ここでリング上は敵味方入り乱れた乱闘になり、各々が因縁ある相手に攻撃する中、吉田がタンガにスクールボーイ、返された後にすぐ飛びつくが、タンガがこれをキャッチしてエイプシットでマットに突き刺し、カウント3を奪った。
試合後、フィンレーはG1“Cブロック”の優勝トロフィーを手にOGの面々に突っかかるが、OGの4人はこれを相手にせず退場していった。
第3試合
ゴングと共にロックアップからバレッタがヘナーレをコーナーに押し込み、身体や顔面をペチペチ叩いて挑発すると怒ったヘナーレは突撃してエルボー。バレッタはこれをかわしてヘナーレを場外に落とすとプランチャで追撃し余裕をアピール。さらにヘナーレを鉄柵へもたれかからせエプロンからミサイルキック。
ヘナーレがリングに戻るとバレッタはスワンダイブ式エルボードロップも2。起き上がろうとするヘナーレをローキックで潰していく。ヘナーレがなんとか起き上がるとバレッタはヘナーレをコーナーに押し付け逆水平を連打。崩れ落ちるヘナーレだったが雄叫びと共に立ち上がりチョップで押し込みショルダースルー、フライングショルダーと反撃の狼煙を挙げ、さらに串刺しラリアットからバックフリップ。フォールも2。ヘナーレは串刺しボディアタックを狙うが、これをかわしたバレッタがスイングDDTで切り返そうとする。ヘナーレはこれを堪えてぶっこ抜きブレーンバスター、さらにコーナー上からダイビングショルダーを狙うが、バレッタが下からドロップキックで対空射撃。
バレッタは改めてスイングDDTを決め、ヘナーレの後頭部にスライディングニー。ふらつくヘナーレはエルボーで突っ張るが、バレッタの打撃一発で崩れ落ちてしまう。バレッタは顔面に張り手を入れ、さらに雪崩式フランケンシュタイナーで追撃も、ヘナーレがフォールを切り替えして逆に丸め込み。ヘナーレはスピアーを狙うが、バレッタがキックでカウンターを入れパイルドライバーも2。ならばとバレッタがデュードバスターでカウント3を奪った。
第4試合
NEVER無差別級をめぐって争うタイチと後藤が入場時から睨み合い、タイチがゴングを待たずに後藤を奇襲。場外乱闘のさなかでゴングが鳴った。
これに激怒した後藤は外道とともにコンビネーション・アタックを決め、“CHAOSざんまい”ポーズで挑発。さらに後藤はタイチにメイヤーからサッカーボールキックを見舞い外道にタッチ。
外道はタイチにナックルを入れるが、TAKAがこれを邪魔しにリングイン。外道がこれを撃退している間にタイチが外道に一撃入れ、再び全員入り乱れての場外乱闘へ。タイチは会場に訪れていたメイ社長の付近で後藤にイス攻撃。
リング上ではTAKAが外道にチンロック、顔面へのフットスタンプ、目潰しと執拗な顔面攻撃を見舞い、TAKAがレフリーをひきつけている間にタイチもこれに続く。タイチはアックスボンバーを狙うが、これを回避した外道が「アックスボンバー!」の声とともにビンタを入れ、後藤にタッチ。
後藤はタイチにラリアットから、介入してきたTAKAをブレーンバスターでタイチの上に投げつけていく。さらにタイチに串刺しニールキックからバックドロップ。フォールも2。
続けてGTRを狙うが、これを着地したタイチが延髄斬り。さらに天翔十字鳳を狙うが、これを回避されるとアックスボンバー。TAKAにタッチ。
TAKAは後藤の顔面にフロントキックからニーリフトを狙うが、これを耐えてGTRの体勢へ。しかしタイチがカットに入り、TAKAがランニングニー。外道がカットに入るが、TAKAは外道をジャストフェイスロックで捕縛。タイチはタイチ式ラストライドを狙うが、後ろ着地した後藤が牛殺しを2連発。最後はTAKAにGTRを見舞いカウント3を奪った。
試合後、後藤とタイチはロープを挟みバチバチと睨み合い、遺恨を深めた。
第5試合
リングインした内藤の選手コールとともにみのるが背後から内藤の髪をつかみ奇襲。全員入り乱れての場外乱闘からゴングへ。
リング上ではL.I.J軍がデスペラードに連携攻撃を懸け、内藤がデスペラードのマスクを引っ張ってのチンロック。これをレフリーに引き剥がされるとさらにマスクを掴みながらエルボー。これにエプロンからみのるがアシストをすると、これを排除しに来た内藤の腕を取りロープを使っての三角絞め。これをカットに来たL.I.J勢に鈴木軍の面々が応戦する形で再び場外乱闘へ。
場外カウント19でリングに戻った内藤を鈴木軍4人が全員でストンピング。さらにみのるが内藤に胴締めスリーパー。試合権利を持つデスペラードがフォールも2。デスペラードはない等の顔面をかきむしり、レフリーをひきつけている間にみのるらが内藤の頭髪を引っ張って攻撃。飯塚にタッチ。
飯塚が暴れてレフリーの気を引いている間にみのるが内藤をエプロンで腕十字。さらに飯塚が拘束具を外して内藤の顔面に噛みつき攻撃。これをレフリーに止められると飯塚はコーナーに控えるBUSHIの顔面にも噛みつき。さらに内藤の顔面に再び噛み付くとみのるにタッチ。
みのるが内藤を挑発すると内藤はチョップで突っ張っていくが、みのるがスリーパーで捕らえ、そのままグラウンドに引き込もうとするが、内藤が耐えるとゴッチ式パイルドライバーを狙う。これもこらえた内藤は、みのるの蹴り足をキャッチしロープに走りジャンピングエルボーで一矢報いてSANADAにタッチ。
SANADAを相手に金丸とエル・デスペラードが飛び出してくるが、SANADAはふたりまとめて蹴散らし、金丸をパラダイスロックで動きを封じる。デスペラードがこれを救出するが、SANADAは2人まとめてドロップキックで吹き飛ばしEVILにタッチ。
EVILは金丸にデスバレーボムを狙うが、金丸が暴れて耐えている間に飯塚がEVILの背後からイス攻撃。鈴木軍の面々がEVILにトレイン攻撃を見舞い、みのるがPK、フォールもL.I.J勢がカットし乱戦へ。最終的にリングに残った飯塚をEVILとSANADAが合体攻撃で仕留めようとするが、飯塚が二人に噛み付いて脱出。しかし飯塚がSANADAに噛み付いている間にEVILがラリアットを入れ、最後はEVILとSANADAがマジックキラーで飯塚を仕留めた。
試合後、内藤がリング上に寝転んでみのるを挑発すると、退場しかけていたみのるは再びリングに上がろうとするが、セコンド陣が総出で引き剥がし、そのまま総出で退場させた。
第6試合
挑戦権利書を巡って争う棚橋とオカダの2人でゴング。ロックアップからヘッドロック、ショルダータックル合戦とオーソドックスな攻防から棚橋が下から足でオカダの首を捕らえてホイップし、本間にタッチ。オカダもYOSHI-HASHIにタッチ。
本間とYOSHI-HASHIはロックアップで押し込み合ってからチョップ合戦へ。本間がふらつくとYOSHI-HASHIは連打をかけロープに走るが、本間はショルダータックルでなぎ倒しボディスラムから小こけしを狙うが、リングの下から矢野が足を引いて妨害し、そのまま全員入り乱れての場外乱闘へ。
矢野はコーナーマットを外し、YOSHI-HASHIと矢野で代わる代わる本間の頭を金具むき出しのコーナーに叩きつけ、救出に来た真壁も打ち付ける。
オカダに代わり、本間へスワンダイブ式のセントーン・アトミコを入れるが、本間が起き上がって小こけしを狙う。これを回避したオカダが掟破りの小こけしを放ちYOSHI-HASHIにタッチ。
YOSHI-HASHIは両手を広げて本間に打撃を打たせていくが、受けきったYOSHI-HASHIがコーナーに振って串刺しラリアットからフォールも2。さらにYOSHI-HASHIはブレーンバスターを狙うが、本間がこれを堪えて逆にブレーンバスター。それぞれオカダ、棚橋にタッチ。
棚橋とオカダは打撃を打ち合い、棚橋がフライング・フォーアームからサンセットフリップ。さらにオカダの蹴り足を獲ってドラゴンスクリュー。棚橋はロープに走るが、オカダはフラップジャックでカウンターを入れ、走り込んで串刺しバックエルボーからDDT。フォールも2。オカダはリバースネックブリーカーを狙うが、着地した棚橋がネックスクリュー。オカダは組み付いてレインメーカーを狙い、これを回避した棚橋にドロップキック。棚橋も一発入れて一矢報い、ダブルタッチ。
真壁と矢野のマッチアップとなると、真壁が矢野と加勢に来たYOSHI-HASHIに交互に串刺しラリアットを見舞い、矢野にコーナーでテンカウントパンチ。目つぶしからタックルを狙う矢野だったが、真壁はラリアットでこれをなぎ倒し、本間にタッチ。
本間、棚橋、真壁がトレイン攻撃から、本間が小こけし。フォールもオカダらがカット。本間と真壁がサンドイッチラリアットを見舞い、本間が投げようとするも矢野がレフリーの気を引きながら金的攻撃を入れ背後から丸め込んでカウント3を奪った。
第7試合
飯伏とオスプレイのマッチアップでゴング。ロックアップ、手4つ、ヘッドロック、ショルダータックルと力比べ。ロープに走るオスプレイに飯伏が飛びついてフランケン、オスプレイもこれに軽やかに対応し、両者ドロップキックの相打ちで距離を取る。オスプレイは飯伏にタッチ。飯伏は石井と対峙するが、会場のケニーコールに応えケニーにタッチ。
突撃する石井にケニーはビッグブートで返すが、石井は意に介さず組み付きブレーンバスター。さらにヘッドバッドを連発していく。そして飯伏が救出に入り、石井を場外に出してケニーが場外飛びを狙うが、石井がすぐにリングに戻ってラリアットで撃退。続いて石井はオスプレイとともにケニーを集中攻撃。
オスプレイとケニーのマッチアップとなると、オスプレイはケニーをコーナーに押し付け逆水平を連打。さらに石井にタッチしてからダブルのショルダータックルでケニーをなぎ倒す。
石井はケニーを挑発しながら打撃合戦を仕掛け、足を止めてのチョップ合戦へ。これを制した石井がバックドロップを狙うが、これを着地したケニーが逆にバックドロップ。飯伏にタッチ。
飯伏は石井にエルボーを入れ、フライング・メイヤーからスリーパー。さらに脳天にエルボースタンプ。ふらつく石井を打撃で圧倒した飯伏はそのままケニーに繋ぐと、ケニーは石井をコーナーに押し付け顔面へストンピングを連発。すると石井は下からケニーの顔面にツバを吐きかけ、「来いやオラァ!」とケニーに打撃を誘う。ケニーがこれに応じると、逆にケニーをコーナーに押し付けてチョップとエルボーを連打。ケニーもチョップとエルボーの組み合わせてこれに応戦し、再びリング中央で打撃合戦となるが、ロープに走ったケニーを石井がパワースラム。オスプレイにタッチ。
オスプレイはケニーにトップロープ越しの619からその場飛びシューティングスター、さらにサマーソルトキックを放つがケニーが耐えて場外に叩き出し、飯伏とともに場外へクロス・スラッシュ。
石井をリングに戻すと、ケニーがカミカゼから飯伏がムーンサルト、ケニーがムーンサルト、飯伏がムーンサルトと畳み掛け、2人でオスプレイをロープに振るが、オスプレイはハンドスプリング式オーバーヘッドキックで2人を場外に叩き出すと、ノータッチでトップトープを超えてトルニージョで飛んでいく。
石井がケニーをパワーボムの体勢で掲げ上げ、オスプレイがコーナー上からラリアットの合体攻撃から、石井がケニーに串刺しラリアットからジャーマンスープレックス。さらに石井はパワーボムを狙うが、飯伏がミドルキックでカット。石井は突撃するが、飯伏のハイキック&ケニーのVトリガーの合体技の前に膝を付いたところへ、ゴールデン☆トリガーを狙うが、オスプレイが決死のカット。
ケニーと飯伏はコーナー上で肩を組んでゴールデン☆シャワーを狙うが、石井が起き上がって下からボディブローを入れ、石井が雪崩式ブレーンバスター、さらにオスプレイがスワンダイブで飛んできて追撃してフォールも飯伏がカット。
ふらつくケニーへ石井がラリアットを狙うが、ケニーがカウンターのVトリガー。しかし石井も即座にラリアットでやり返し、意地の垂直落下式ブレーンバスターを狙うが、ケニーはドラゴンスープレックス、ロープにもたれかかる石井にVトリガーさらに片翼の天使を狙うが、石井がジャーマン。石井はラリアットを狙うが、ケニーがVトリガーでカウンター。ダブルダウンから両者タッチ。
オスプレイは突撃してジャンピングブートを放つと、飯伏はエルボーで応戦。オスプレイも足を止めてエルボーで張り合うが、飯伏が無表情でラッシュをかけ、コンビネーション打撃からハイキック。さらにロープに走るが、オスプレイがサマーソルトキックから担ぎ上げジャンピングパワーボム。カウントは2。オスプレイはロビンソン・スペシャルで飯伏の後頭部を痛打し、オスカッターを狙うが、ケニーがこれをカット。しかしオスプレイは組み付いて変形スタナーでケニーを蹴散らし、オスカッターで飛んでいくが、飯伏はこれをキャッチしてクロスアームジャーマンも2。起き上がったオスプレイが背後から飯伏の後頭部にハイキック。満を持してオスカッターを狙うが、ケニーがエプロンからVトリガーで妨害し、エプロンに出たオスプレイを飯伏がセカンドロープ上からぶっこ抜きジャーマン。飯伏とケニーはゴールデン☆トリガーでオスプレイを貫き、カウント3を奪った。
ケニー「ちょっと言いづらいですけど、やっぱりCHAOSと試合するのは楽しいですね。石井さん、アメリカのファンの間でよく言われてるのが、G1の中で私と石井さんは、そのシリーズの中でベストバウトだと。私の意見について、私のベストバウトは全て飯伏さんとの試合でした。だよね?飯伏さん?まあ明日もあるからちょっと早めに終わりにしようか。明日のね、マッチは、何かわからないですけど、多分またゴールデン☆ラヴァーズは試合するから、明日も頑張りたいと思います。っもしかしたら、分からないんですけど、飯伏さん、ぶっさん!言いたいことがあるんですか?ありそうな顔してるな、ぶっさん!」
飯伏「僕は、ありませんよ」
ケニー「ああそうか!じゃあ私のいつものセリフ言いましょう!もう時間ないので、これで……グッド・バイ&グッド・ナイト!バン!」
<試合後コメント>
ケニー・オメガ&飯伏幸太
ケニー「今日のキーワードは“ダウト”……疑念だ。このゴールデン☆ラヴァーズの存在、そしてベストバウトマシーンの自分に対して疑念を持つ人がたまに出てくる。なんてひどいことだ。自分たちこそ、この2人揃ってベストバウトマシーンだし、そのベストバウトマシーンは安易な戦略も必要なければ、自分たちは衰えることも疲れることも知らないんだ。我々は心理戦を遂行し、プロレスラーとしてのイノベイターとなって今戦っているんだ。そして俺たちはファンのみんなにストーリーをシェアして渡っている。どんなストーリーかと言うと、愛のストーリー、そして、変革のストーリーだ。石井よ、お前は新日本プロレスに長くいるが、今いる新日本プロレスメンバーの中では一線を画した存在だと思っている俺達のようにカッコよくもないし、スピードも無い。そして身体も鍛え上げられているとは言えないけれど、君の100%試合に向けている情熱、そして試合に向けていつも精神的なコンディションを作ってくることについては認めている。だからこそ、自分はお前とのシングルマッチをとても楽しみにしている。俺は変革を得るため、そしてお前は自分がほしいと思っている権威、尊敬の念を得るために……さぁ、やろうじゃないか。ぶっさん、なにかありますか?」
飯伏「いやもう、石井さんとケニーさんスゴかったですよ」
ケニー「サンキュー!ぶっさん!イブシサンとオスプレイもスゴかったですよ」
飯伏「ありがとうございます。そのオスプレイが気になりますよ」
ケニー「また試合したいですか?」
飯伏「試合、ちょっとしてみたい」
ケニー「そうですか。でもまだ分からない。まだわからないですよね。オスプレイはジュニアだからさ。飯伏さん、ジュニアヘビー、何回獲ったんですか?」
飯伏「3回!」
ケニー「3回で、ジュニアタッグも獲ったことがあるんです。ニュージャパンカップも優勝して、(ジュニアを)卒業ができたんですよ。オスプレイは『体重増やしたからヘビー級になりたいですよ』『シューティングスターが出来るからヘビー級になりたいですよ』って、それ意味あるの?オスプレイ、先にもっと頑張らないとですよ。まだ早いですよ。飯伏さんどう思う?」
飯伏「そう思います」
ケニー「ごめんなさい、ちょっと言い過ぎたかも知れない。じゃあ、もう一回!これで終わりにしよう。グッド・バイみんな!グッド・ナイト!バン!」