“20歳の美人レスラー”木村花がメキシコ凱旋試合で王者から金星!「所持金全部盗まれてコンビニで強盗にあったのも無駄じゃなかった」

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 2日、横浜文化体育館で開催された『2018 プロレスLOVE in YOKOHAMA』でメキシコ遠征から凱旋した木村花がRegina(WAVE認定シングル王座)の朱崇花から勝利する金星を挙げた。

 木村響子を母に持つ花は、持ち前の行動力で今年6月に急遽メキシコ遠征へ。かと思えば先月29日のWAVE新宿FACE大会に来場し「これ(Regina)に挑戦する前に朱崇花さんと組みたいです」とラブコールを送っており、朱崇花は戸惑いながら「とりあえず保留ってことで。いつの間にかメキシコ行っちゃったんですけど、強さが身についてるって体感できれば組むのもあるのかなって思います」とコメントしていた。

 試合開始から両者は顔面の張り手で意地をぶつけ合うが、朱崇花が花を場外に投げ捨て三角跳びケブラーダ。さらに場外でイスを使って花を痛めつけていく。リングに戻った朱崇花は追撃を狙うが、花はメキシコ仕込みのジャーべで反撃。その後両者は顔面にビッグブーツを打ち合い、朱崇花のラリアットをキャッチした花がグラウンド卍固め。さらにカサドーラを狙うが、これを耐えた朱崇花がぶっこ抜きジャーマンからフィニッシュのムーンサルトプレスを狙うが、花は組み付いて雪崩式ブレーンバスター。さらにミサイルキックで追撃し、メキシコで習得したという変形みちのくドライバーで突き刺し3カウントを奪った。

 試合後、花は「勝ちましたー!メキシコで、行った初日から所持金全部盗まれたし、近所のコンビニに行こうとしたら強盗が入ってたり、ほとんど圏外で携帯使えなかったり、無駄じゃなかった!朱崇花さん、私勝ったんでタッグ組みましょう。組んでくれますよね?」と喜びを爆発させ朱崇花にハグをしようとするも、朱崇花はこれを回避。
 これに朱崇花は「強くなったらタッグ組むとは言ったけど、勝ったらタッグ組むなんて一言も誰も言ってないし~。9月16日の私のホーム、プロレスリングWAVE、後楽園ホールでタイトルマッチ組んでもらうから、そこで私に勝ったら。ベルトもタッグも組んであげる」と言い残しリングを後に。

 バックステージに戻った朱崇花は「今日はベルトが賭かってなかったから。しかも所属団体の本場所ってことで負けてやっただけです。これが自分の団体のホーム、WAVEでタイトルマッチとなったら負けるはずがないし、木村花の願いであるタッグを組むっていうのはまだまだ先延ばしになるのかなとは思いますね」と険しい表情でコメント。
 対する花は、久しぶりの日本のリングで不安があったと口にしつつ「メキシコでいろんなことを経験したお蔭で『私ならきっとリング上がったら大丈夫』っていう自信というか、自分に大丈夫だよって言ってあげられるようになったかなって」とコメント。さらに朱崇花からRegina戦の申し入れがあったことについては「朱崇花さんに『次もう一回やろう』って言われたら、私はYESとしか答えられない。NOと言う理由は無いんで。私がメキシコ行ってる間にチャンピオンになられてましたけど、メキシコに行って帰ってきて、強くなった証として、ベルトと朱崇花さんというタッグパートナーを次こそは手に入れたいです」と語り、望むものをすべて手に入れるという覚悟を笑顔で語った。

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