7・15新木場で愛弟子・原学と一騎打ちの石川雄規が「5年間で進化したオレを見せてやる!」と気炎!

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 「筋肉を使って街を活性化」をキャッチフレーズに近い将来、新団体「ソウルモード・プロレスリング」の旗揚げを視野に入れる原学が、7月15日、東京・新木場1stRINGで開催される第4弾主催興行で、バトラーツ時代の師匠・石川雄規と、ついに一騎打ちを行う。

 両者の対戦は、12年1月22日、フーテン・プロモーションのラゾーナ川崎大会でのタッグ戦(石川&ザ・グレート・サスケvsスルガマナブ=原の当時のリングネーム=&フジタ“Jr”ハヤト)以来、6年半ぶりとなる。
 石川は11年11月に、社長を務めていたバトラーツを解散。その後は、フリーで活動していたが、バトラーツでも活躍したWWE(当時)のサンティーノ・マレラ(ジョー・バスコ)がカナダ・オンタリオ州ミシサガに設立した総合格闘技とプロレスを教えるジム「バトル・アーツ・アカデミー」のヘッドコーチに就任するため、13年6月に海を渡った。5年間にわたって、カナダで後進の指導に当たっていたが、この度、同ジムとの契約が満了し、帰国した。

 バトラーツは01年10月の沖縄・宜野湾大会をもって、自主興行を一時休止したが、同大会での総合格闘技戦でプロデビューを果たしたのが、旧バトラーツ最後の新弟子だった原。同団体は8カ月の冬眠を経て、02年6月9日に後楽園ホールで活動再開。同大会で、原は松井大二郎を相手にプロレスデビューしたが、石川と原は、同団体の苦しい時期を共に過ごした間柄となる。
「原はもともと、アマチュアのジム『B-CLUB』の会員で、高校を卒業してから、プロに入った。当時のオレは会社を回すのに毎日必死だったし、店もやってたから、原と一緒に練習する機会はあまりなかった。昔、藤原組で、オレと藤原(喜明)組長と2人だけのときは、毎日練習しかやることがなかったから、ずっと練習してたけど、そんな環境とは違っていた。その頃、出張バトラーツというのをやってて、大学の同好会で澤宗紀と出会って、アマチュアのグラップリングマッチに出たりしたんだけど・・・。原は澤とは入り口が違うんだけど、ライバル心が強かった。臼田(勝美)選手がフリーになって、大場(貴弘)がやめて、原とは2人だけになったこともあったし、イベントプロレスではよくシングルもやった。なかなかいい選手だと思うけど、今回対戦するからと言ってセンチメンタルな気持ちで戦う気はない」(石川)

 原は“師匠超え”を叫んでいるが、それに対して、石川は「原が成長してるのかどうかわからないけど、オレは成長してる。5年間で進化してるんだよ。そりゃ毎日2メートル級で、自分より30キロ、40キロ重い相手とスパーリングしてるんだから強くなるよ。若いからヤツは成長してるかもしれないけど、オレはもっと成長してる。アイツはオレの永遠の追っかけなのかもしれないけど、負ける気はしない。誰にも負ける気はしないんだよ(笑)」と、愛弟子を返り討ちにすることを宣言した。
 また、今後について、石川は「同世代とやるより、若い選手とやる方がおもしろい。原が団体をやるんだったら、何回でもオレにオファーくれよ! とことんやろうじゃないか。それから、バトラーツでは縁がなかったけど、カナダまでオレを追いかけてきた阿部史典(現BASARA)という選手がいる。彼もいい選手だし、なんなら原と2人まとめてかかってきてもいい。バトラーツはハイレベルなプロレスのスタイル。MMAやグラップリングの要素がある。コーヒーにワンシュガー入れるのと、ツーシュガー入れるのとは同じ味じゃないでしょ? それがバトラーツのスタイル。それを見せていきたいし、残された選手生命のなかで、爪痕を残したい」と締めくくった。

 原学主催興行は、入場無料のワンマッチ興行を続けているが、これまでの3回は平日の昼、夕方の開催という悪条件だったが、7・15新木場は第4弾にして、初の休日開催となる。巡り巡って、再び交わることになった師弟対決に注目が集まる。

原学主催興行『ソウルモード・プロレスリング STEP4』
日時:2018年7月15日(日)
開始:15:10
会場:東京・新木場1stRING

▼シングルマッチ
原学
VS
石川雄規(フリー)
※入場無料のワンマッチ興行

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