長州力に「プロレスを辞めろ」とキレられた伊橋剛太が、藤原喜明相手にリベンジマッチも惨敗

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 7月10日、長州力プロデュース興行『POWER HALL 2018~Battle of another dimension~』が後楽園ホールにて開催され、第1試合では藤原喜明vs伊橋剛太の試合が行われた。

 1月14日に行われた長州力プロデュース興行にて、試合後に長州から「(試合を)見てたけどお前はやっぱり最後(メインイベント)に出ちゃいけない。お前はダメだ!もうプロレスやろうと思わないほうがいい!遊びじゃないから。死んじゃうよお前!」と呼ばれたにも関わらず厳しい言葉を受けていた伊橋剛太。

 この言葉を重く受け止めた伊橋は進退に悩んでいたが、金本浩二とのシングルでは「あのアホンダラ長州見返すんやろ!もっと鍛えて鍛えて見返してやれ!俺も長州大っ嫌いやからな!頑張って頑張って力つけたら、俺がお前と組んであいつとやったるわ!」と打倒長州に向けて激を受け、坂口征二の長男である坂口征夫とのシングルでは「俺から長州さんに連絡いれておく」と、今回の大会への参戦を後押ししてもらう事に成功。
 第1試合に組まれた伊橋のカードは、藤原喜明とのシングルマッチとなった。

 試合が始まると伊橋が突進しコーナーに押し込むと、そのまま押し倒すが藤原はそのままフェイスロック。さらに藤原はワキ固めで試合を決めにかかるが、なんとか伊橋はロープを掴む。
 伊橋はエルボーやヘッドバッド連発でコーナーに押し込むが、藤原はエプロンに降りて自らコーナーの金具に頭を叩きつけてアピールすると、リングへ戻り一本足頭突き。再度一本足頭突きからアキレス腱固めで捕らえ、最後はワキ固めで伊橋からギブアップを奪った。

 藤原は「今日は一生懸命来ましたね。長州はどうしようもない奴だからぐちゃぐちゃにやっていいと言ってましたけど一生懸命だからいいんじゃないでしょうか。そういうことだよ」と健闘を称え、伊橋は「自分には、たどり着かないと行けない目標があります!それだけです!」と叫び会場を後に。
 長州は試合後も伊橋に関して一言も触れることはなかった。

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