丸藤正道が両国で井上京子&維新力と激突し相撲勝負!“雲竜vs不知火”の対決は丸藤に軍配!

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 1日、東京都・両国KFCホールにて維新力が主催する『どすこいプロレス両国場所 2018どすこい祭り』が行われ、メインイベントで維新力&井上京子vs丸藤正道&沙紀という異色のタッグマッチが行われた。

 丸藤は試合前から京子に食って掛かり、京子もこれに応じて壮絶な睨み合いを展開し一触即発の空気に。そして、丸藤は選手コールの際に沙紀と一緒に“カワイルドポーズ”を取り闘志をみなぎらせる。
 
 京子と沙紀のマッチアップで試合が始まり、沙紀は何度もタックルでぶつかって行くも京子がビクともしないので「お前も行けよ!」と逆上するが、京子が「お前誰に口きいてんだ?」と凄みを利かせる場面も。
 他方、丸藤と対面した維新力が「丸藤さん、どすこいプロレスはまず相撲からです!」と相撲勝負を持ちかけると、丸藤は渋々四股を踏んでから立ち会うが、突進してくる維新力をヘッドロックで捉えると観客は大ブーイング。
 続いて京子が丸藤と対面すると、それぞれの団体を背負う意地を張り合うかのように正面から打撃をゴツゴツと打ち合っていく。これに打ち勝った京子が丸藤をコーナーに押し付け、顔面を尻で圧迫しようとすると丸藤は「ホント嫌!」と手で京子の尻を押して抵抗するも、最終的には尻を顔面に押し付けられ「ヴォエッ!」とえづく。京子は「お前失礼だろ!」と怒りながらも乙女心を傷つかせた。

 再び維新力と丸藤が対面すると、維新力は対丸藤のために開発した新技“雲竜”を予告。これに対抗するかのように丸藤は不知火を宣言し狙っていくが、京子がコーナーの前に立ちはだかることでこれを阻止。その隙に維新力はバックドロップからの雲竜を決めるもカウントは2。
 ならばと維新力は相撲ラリアットを狙っていくが、丸藤がカウンターのトラースキックから虎王、さらに大一番のときに見せる生のヒザを剥き出しにした虎王を叩き込みカウント3を奪った。勝ち名乗りを受けた丸藤はごきげんな様子で再び沙紀とカワイルドポーズを決めた。

 マイクを取った維新力は、「1年8ヶ月ぶりにどすこいプロレスが帰ってきました!でもまた負けました!すみません!やはり去年一年休んでですね、皆様のご支援・ご声援でこうして今日、僕の大好きな両国という町で開催できたのもなにかの縁だと思います。去年は相撲界が大揺れに揺れて、それどころじゃなかったですね(笑)色々と忙しかったんで(笑)今年は相撲界もどすこいプロレスも、今日参加した丸藤さん、沙紀さんもハッピーな一年になるように、まだ半分残ってるんで!丸藤さんは9月1日はなんと両国国技館で自主興行をやります!皆さんよろしくお願いします!」と挨拶し、沙紀の「ひー!ふー!みー!どすこい!」の掛け声とともに興行は大団円で終わった。

 バックステージに戻った維新力は、「1年8ヶ月ぶりにやらせていただいて、最初は不安だったんですけど、今回もあっという間に前売り券が完売してしまってお客さんには迷惑をかけてしまったんですけど、まあまたね、来年以降、あと2年半で還暦なんで、還暦まではやりたいです」と笑顔を見せた。
 対戦相手の丸藤と、新技・雲竜について聞かれると、「丸藤さんも2ヶ月後には両国国技館という檜舞台で試合をするのにこんな小さなオファーも快く引き受けてくれて、丸藤さんも本気を出してくれた。いい勉強になりました。雲竜ってのはいろいろ考えて、丸藤さんに対抗するにはアレしかないかなっていう最終手段でしたけど、丸藤さんも受け身の天才ですから、余裕を持って受けてくれたので。でも丸藤さんの不知火を防げたことは意地を見せられたかなと思うんですけどね、ヒザ蹴りはキツかったですね。パット外した一撃は意識が飛びましたけどね、丸藤さんもそれだけ本気を出してやってくれたので感謝しています!」と語り、次回大会についても前向きに考えている旨を語った。

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