【試合結果】4・29 大阪プロレス大阪大会 オコノミヤキーダー&田村和宏vsマグニチュード岸和田&吉田隆司 くいしんぼう仮面&HUBvsアルティメット・スパイダーJr.&白くま
『大阪プロレス旗揚げ19周年記念大会~飛翔~』
日時:2018年4月29日(日)
開始:17:30
会場:大阪市立淀川区民センター
観衆:251名(満員)
▼大阪タッグフェスティバル2018準決勝 30分1本勝負
ツバサ/●ゴールデンドラゴン
9分15秒 ラリアット→片エビ固め
○マグニチュード岸和田/吉田隆司
▼大阪タッグフェスティバル2018準決勝 30分1本勝負
●キャラメルボーイ/怪獣ニューワールド
9分45秒 青のりクラッチ
○オコノミヤキーダー/田村和宏
▼高級生食パン乃が美杯争奪スペシャルタッグマッチ 45分1本勝負
○くいしんぼう仮面/HUB
13分20秒 白くまひすとらるを反転させて→エビ固め
アルティメット・スパイダーJr./●白くま
▼6人タッグマッチ 30本1本勝負
●串カツおやじ/Gamma/ワタナベヒョウ
15分43秒 スピアー→エビ固め
○タコヤキーダー/松山勘十郎/タイガースマスク2世
▼大阪タッグフェスティバル2018優勝決定戦 時間無制限1本勝負
オコノミヤキーダー/○田村和宏
17分13秒 HEAT-UPクラッチ
●マグニチュード岸和田/吉田隆司
大阪プロレスが旗揚げ19周年!大阪タッグフェスティバル2018はオコノミ&田村組が優勝!王者・串カツおやじに勝利したタコヤキーダーが挑戦表明!
第1試合
長期戦に持ち込むと不利と見たツバサ組が息の合った鮮やかなドロップキック奇襲で19周年記念大会が開幕。丸め込み技を連発し短期勝負を狙うが決めきれず、逆に岸和田組が強烈な場外乱闘で息を吹き返す。ツバサ組も立体的な連携プレーで勝機を見出ださんとするが最後は岸和田のフルスイングラリアットが金竜の顔面に炸裂しジ・エンド。岸和田組が決勝進出を果たした。
第2試合
両チームともじっくりとレスリングで様子を伺う。両チームとも相手の機動力を奪うべく足攻めを執拗に見せる。怪獣が猛パワーで暴れまわるのを止める迄には至らない。一進一退の攻防から同士討ちを誘ったオコノミが瞬時に丸め込んで勝利を手繰り寄せた。これで決勝のカードが岸和田&吉田vsオコノミ&田村に決まった。
第3試合
旗揚げ戦に出場したくいしんぼうとHUBが珍しいコンビを組み、タッグ王者スパイダー&お笑い王者白くまと相対する19周年記念に相応しい賑やかな顔合わせ。19年の歴史をフラッシュバックさせるような名(迷)シーンが次々と繰り広げられる。今日もバービックムーブが伝染し最後にスパイダーと白くまがHUBにもバービックムーブを期待してローキックを見舞うがHUBは付き合わず渾身の力を込めた尻尾ムチ攻撃で制裁すると何を血迷ったのか味方のくいしんぼうまでもがHUBにローキックを見舞ってしまう。HUBはくいしんぼうに対して尻尾を振り回して威嚇すると恐れをなしたくいしんぼうは自ら相手チームの屍の上に自らの身を置き、HUBが3人まとめてダイビングセントーンで圧殺する。くいしんぼうはこれで目が覚めたのか見違える様な猛攻を見せ最後は白くまの必殺技にいつもならあっさり仕留められる所を何度も反転させて食い下がり、最後はくいしんぼうが粘り勝ちを修めた。
第4試合
大阪文化を象徴する「ごちゃ混ぜ」を体現した様な濃い対決。タコと串カツが序盤から激しくぶつかり合う。Gammaは松山の白塗りが身体に付くのを極度に嫌がりまともに組もうとしない。タイガースとヒョウは前大会から続き意識しあって激しくやり合う。そこで勢いに乗ったヒョウが松山のハリセンを奪い取り松山と恒例の張り手合戦に挑むがあっさり打ち勝つ。しかし松山はマグロフォールでヒョウに精神的ダメージを負わせる事に成功。最後は王者串カツが磐石の体制で放った串カツバスターを回転エビで返したタコがスピアーをズバリと決め逆転勝利。試合後王者から3カウントを取ったタコがタイトル挑戦をアピール、王者も受諾し次回大会(6/2都島大会)での両者のタイトルマッチが決定した。
第5試合
優勝戦らしいピーンと緊張の糸が張りつめたような雰囲気からスタート。基本に忠実なレスリング勝負に満員の観客も息を呑むように見守る。岸和田組が場外乱闘で田村の左足とオコノミの腰を徹底的に痛めつけ分断と動きを止める事に成功、後はじっくりと仕留めるべく田村を追い込んでいく。大ピンチが続く田村に館内から大田村コールの後押しでオコノミにスイッチ。二人相手に躍動して反撃に移るが体力で勝る岸和田組が猛反撃に出る。しかし諦めないオコノミは一瞬の隙をついた青のりクラッチを再び見せたがカットに逢い四者が入り乱れる混線模様。岸和田のラストライドが完璧に決まるが田村は必死に返し観客の度胆を抜く、焦った岸和田組がクロスボンバーを狙った所の中に浮き足だった点を見逃さず同士討ちをさせて棒立ちになった岸和田をミノルスペシャルで回転させて足もフックした今大会に向けて編み出したHEAT-UPクラッチで大番狂わせを見せた。
阪上会長から優勝トロフィーを受け取ったオコノミ&田村はタッグフェスティバル優勝チームの勢いを駆ってタコスパの持つタッグベルト挑戦を表明。タコスパも受けてたちオコノミの挑発に乗ったスパイダーが「次の大会でやってやる!」と息巻くが次戦はタコがシングル王座に挑戦が決まっている為、次々戦(7/16生野)でのタイトル戦が決定した。
また最後に19周年記念大会の挨拶に立った阪上会長は来年の旗揚げ20周年記念大会は大会場でのビッグマッチ開催をぶち挙げて締めた。
記事・写真提供:Rプランニング