【試合結果】3・14 DDT新宿FACE大会 沙希様&アズサ・クリスティ&マーサwithユキオ・サンローランvsマーガレット★オオワシ&平田一子&樋口和子 宮本裕向vs中津良太vs吉村直巳vs坂口征夫vs島谷常寛vs世志琥

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『赤井沙希プロデュース興行「DDT collection」』
日程:2018年3月14日(水)
開始:19:00
会場:東京・新宿FACE
観衆:352人・満員

▼アンダーマッチ 15分1本勝負
○渡瀬瑞基(DNA)
5分46秒 バックドロップ→片エビ固め
●下村大樹(DNA)

▼アウトレイジ6WAY~全員悪人~ 30分1本勝負
[葛飾代表]○世志琥(SEAdLINNNG)
8分41秒 ダイビング・セントーン→ヤンキー座り固め
[山口代表]●島谷常寛(DNA)
※残りの4人は[広島代表]宮本裕向(666)、[京都代表]中津良太(BASARA)、[大阪代表]吉村直巳(DNA)、[渋谷代表]坂口征夫

▼ドキッ❤アジャだらけのペイントランブル
<一人目>
○高木三四郎
3分17秒 オーバー・ザ・トップロープ
●ゴージャス松野

<二人目>
○アントーニオ本多(フリー)
5分33秒 オーバー・ザ・トップロープ
●イーサン・ペイジ

<三人目>
○みんな
9分51秒 オーバー・ザ・トップロープ
●HARASHIMA

<四人目>
○アジャ・コング(OZアカデミー)
11分32秒 オーバー・ザ・トップロープ
●スーパー・ササダンゴ・マシン

<五人目>
○アジャ・コング(OZアカデミー)
11分36秒 オーバー・ザ・トップロープ
●アントーニオ本多(フリー)

<六人目>
○アジャ・コング(OZアカデミー)
11分41秒 オーバー・ザ・トップロープ
●高木三四郎

<七人目>
○アジャ・コング(OZアカデミー)
12分38秒 垂直落下式ブレーンバスター→体固め
●伊藤麻希(フリー)

<八人目>
○アジャ・コング(OZアカデミー)
13分39秒 一斗缶を被せての裏拳→踏みつけ式体固め
【アイアンマン王者】●大石真翔
※アジャが第1297代アイアンマンヘビーメタル級王者となる

▼しゅわしゅわマッチ❤歌舞伎町与太郎行進曲 30分1本勝負
[DAMNATION]佐々木大輔/遠藤哲哉
たぶん15分ぐらい 没収試合
葛西純(FREEDOMS)/DJニラ(フリー)

▼NEO美威獅鬼軍vsスペシャルT2ひー女子全面対抗戦 30分1本勝負
[NEO美威獅鬼軍]○沙希様/アズサ・クリスティ/マーサwithユキオ・サンローラン
12分53秒 二段式顔面蹴り→体固め
[スペシャルT2ひー女子]マーガレット★オオワシ/●平田一子/樋口和子

▼メインイベント~ミラクルチェンジ!DDT collection 30分1本勝負
竹下幸之介/高尾蒼馬/●勝俣瞬馬(DNA)
13分43秒 ダイビング・ダブルニードロップ→片エビ固め
○KUDO/彰人/MAO(DNA)

▼ボーナストラック 一日GM権争奪マッチ 時間無制限1本勝負
○平田一子
11分13秒 アフロ奪取
赤井沙希、男色ディーノ、竹下幸之介、KUDO、彰人、MAO(DNA)、アズサ・クリスティ(東京女子)、マーサ、ユキオ・サンローラン、マーガレット★オオワシ、樋口和子、HARASHIMA、高木三四郎、スーパー・ササダンゴ・マシン、大石真翔、アントーニオ本多(フリー)、ゴージャス松野、伊藤麻希(フリー)、宮本裕向(666)、中津良太(BASARA)、島谷常寛(DNA)、世志琥(SEAdLINNNG)、渡瀬瑞基(DNA)、下村大樹(DNA)、上野勇希(DNA)、今林久弥
※平田一子が一日GM権を獲得

アジャだらけのペイントランブルでアジャ・コングがササダンゴに激怒!平田一子が一日GM権を獲得!プロデュース興行を終えた赤井沙希は「60点」と厳しい採点

ダークマッチ

 渡瀬が「ヘアメイク入ってるからってチャラチャラしてるぞ」と挑発。下村は照れながら髪をいじる。
 下村が走り込んでアームホイップからのドロップキックで倒すと、エルボーを打ち込んでいくが渡瀬が髪を掴んで倒しニードロップ。渡瀬は首投げから後頭部にドロップキックを叩き込んでフォールも、返されると髪をぐしゃぐしゃにする。下村は今日1番の悲鳴をあげてなんとか逃れると、渡瀬はストンピング連打。
 下村が立ち上がるとエルボーの打ち合いから、渡瀬がコーナーに押し込みエルボー。さらに逆コーナーに振って走り込むが、足を伸ばしてカットした下村がミサイルキック。
 下村はブーメランアタックからスライディングキック。フォールも2。

 下村は河津落としを狙うが、耐えた渡瀬がエルボー連打も下村は走り込んで河津落としからその場飛びムーンサルト。フォールも2。

 下村は不知火を狙うが、突き飛ばした渡瀬が串刺しエルボーから顔面ウォッシュ。渡瀬はコーナーに乗せて正面に登るが、下村は耐えてエルボー合戦へ。下村がエルボースマッシュで落としスワントーンボムを投下。フォールも2。

 下村はアサイDDTを狙うが、耐えた渡瀬がエルボーから走り込み延髄斬りも、避けた下村が延髄斬り。下村はスワンダイブも渡瀬はドロップキックで迎撃しリストクラッチ式DDT。フォールも2。

 渡瀬は投げようとするが下村はカサドーラ。下村はロープに飛ぶが、渡瀬はドロップキックで迎撃しバックドロップからフォールし3カウント。

オープニング

 男色ディーノMCと赤井沙希GMがリングへ。
ディーノ「先ほど今林さんも言ってたんですえけど、去年の7月ですか?」
赤井「去年に松井さんの興行、大阪でバトルロイヤルがありまして、出たら勝ちを狙うじゃないですか?勝った後に一日GM権がかかってましたとこれ(アフロ)を託されました」
ディーノ「それってなんなの?」
赤井「これってなんなんですか?」
ディーノ「どう考えても、最初嫌がってたじゃないですか?」
赤井「そうですね、今は愛着ありますね」
ディーノ「変な似合い方してますしね。それなんですか」
赤井「これは力の象徴です。権力。触んないで(小手投げでディーノを投げ捨てる)アフロだけは触んな。すいません取り乱しました。いわなあかんことあるんや。メインの試合勝ったチームには、一年間髪質保証を」
ディーノ「どういうことですか!?」
赤井「なんかね、この闘い終わっても美をちゃんと続けてほしいということで、ホームケアとかセットを、勝ったチーム3人に」
ディーノ「髪質大事ですか?」
赤井「大事大事。パサついてますよ。女の子は結構見てますよ」
ディーノ「私ずっとパサついてたとか思われてたとか傷つくわ」
赤井「うるおってねーなって」
ディーノ「メインの勝者は帰っても」
赤井「家帰っても美を続けてもらって」
ディーノDDTの選手をきれいな状態で出てほしいなという気持ちがあって、先程のアンダーマッチとか見てもしれっと」
赤井「かっこよかったでしょ?」
ディーノ「いい感じの髪型でいかしてたじゃないですか」
赤井「完全コンセプト通りです」
ディーノ「ヘアアレンジしてくださったのが本職の美容師さんということで、大会始める前に美容師さん紹介させていただけたらなと思います。あらイケメン。おー、アレンジしちゃった。こんばんは自己紹介を私の目を見て」
秋葉さん「都内に11店舗あるEuphoriaの秋葉と申します」
ディーノ「秋葉さん好きなタイプは?」
秋葉さん「好きなタイプは桐谷美玲さん」
ディーノ「ちょっと私よく言われるんですよ桐谷美玲って。その節はまあ。まあ今から大会始めるんですけど、一緒にDDTコレクションスタートって言ってお尻を触るんで、その時皆心を一つにしてスタートっていきましょう。皆さんもこれAbemaTVご覧のみなさんも拳を。よろしいですね?」
赤井「言っていいんですか?それではみなさんも一緒によろしくお願いします。DDTコレクション大会、よーい、スタート!」

第1試合

 それぞれヤンキールックで入場。ガンを飛ばし合い近づいていくが、イキっている島谷がそれぞれにガンを飛ばして額をこすりつけ回っていく。
 島谷は「なんじゃお前ら!」と全方位に喧嘩を売っていくが、島谷を無視して乱闘が開始。「ビビって誰もこーへんやんけ!高みの見物じゃ!」とリングから花道に移動し椅子に座って見下ろしていくが、宮本が後ろから蹴りつけリングへ投げ入れる。

 宮本は顔面を蹴りつけていきコーナーに押し込むと睨みつけていくが、調子に乗る島谷をロープに振って豹馬殺し。フォールも2。
 宮本はサンダーファイヤーパワーボムからフォールも中津がカット。

 中津は宮本にボディブローからロープに振ってゼロ戦キック。中津はヘルメットをつけてロケットを連続で発射。4発目を宮本が避けてロープに振るとラリアットも、中津は避けてロケット。さらにコーナーに登ってこけしを投下するが、宮本は避けて自爆させる。
 吉村がリングに上がりヘルメットを奪って殴りつけると、足を止めての殴り合いへ。これを吉村が制して、コーナーからネックレスを持ち出し、カイザーナックル代わりに巻き付けて殴り飛ばす。吉村はネックレスでチョーク攻撃も、坂口がカットし、坂口が今度はネックレスで吉村にチョーク攻撃。吉村はそのまま一本背負いも坂口はトラースキックからマウントエルボー。そこへ世志琥がセントーンを投下しカットすると、坂口と睨み合うが島谷が坂口を突き飛ばしてマイクを持つ。

島谷「ちょっとまてーい。いやその、俺は、いや、俺は、お前の、その、太陽のような眼差しに、ときめいたよ。その、太陽のような眼差しは、山口にはいねー。さらに、ストレートに、ストレートで言うと。俺は、俺は、お前のことが、好きじゃー!」

 坂口がタックルで倒しテイクダウンを奪うと殴り合うが、島谷が坂口を突き飛ばして「大好きじゃー!」と世志琥に覆いかぶさる。
 全員がリングに上がり島谷を蹴り飛ばすしていくが「邪魔すんなお前こら!」と突き飛ばしていくも、世志琥が「キモイんだよ!」とビンタから串刺しラリアット。全員が島谷に次々串刺しラリアットから、坂口がボディブロー。倒れた島谷に世志琥がダイビングセントーンを投下しヤンキー座りフォールで3カウント。

第2試合

 アジャ・コングが試合のルールに怒りながらリングに現れると、そのまま解説席へ。
まずは大石とペイジが登場。アジャいわく大石のペイントは色が違うらしい。ペイジが握手から手を握りつぶしていくも、大石がヘッドロックで捉えるがリストの取り合い。ペイジはリストをとったままショルダータックルで倒していくと大石にOTRを狙うが、ここで松野が登場。

 松野は大石にエルボーからペイジにエルボーを打ち込んでいくが、ペイジは微動だにせず困惑。松野はガットショットからフライングチョップもペイジは弾き飛ばし、ヘッドバッド。大石とペイジは松野を投げ捨てようとするが、そこへ三四郎が登場。

 三四郎は「裏拳いくぞ―!」とコマのように中央で回るが、なぜか選手が次々吸い込まれるように裏拳の餌食に。だが松野がゴージャススターエルボーで迎撃するも、三四郎は裏拳を叩き込んで場外に投げ捨てOTR。

 続いてアントンが入場。アントンは入場時にロープに足を引っ掛け倒れる。
アントン「ちょ、膝を痛めたコング。もう戦えないコングだから、ギブアップコング、いや松井さん待ってコング待ってコング。ここで終わったら沢山いるコングだから、ここで私が試合を諦めたらこれから入ってくるコングに申し訳ないコング。徹夜で考えてきた昔話があるのでコング。話していいですかコング。ごんぎつねー『いやー今日はアジャ・コングさんの、入陽曲でおなじみのジューダス・プリーストのコンサートにやってきたぞ!やったー』『ガッシャーン』『ジューダス・プリーストだ―!』『デデデデープランプランプラン。ポロンポロン』『俺間違えたコンサート会場!ジューダス・プリーストじゃなくてタマ出すプリーストだった!』」

 次々ごんぎつね攻撃も、ガードしたペイジに乳首つまみから場外に乳首ホイップ。これでペイジ失格。
 HARASHIMAはアジャメイクではなく悪魔メイクで登場。HARASHIMAが威嚇すると、次々選手たちが怯えていき、HARASHIMAは裏拳をしながらグルグル回っていくも、ここでササダンゴが登場。

 ササダンゴは一斗缶を中央に置いて、アントンがそこへ座ると黄色のかつらをかぶせて髪を切っていく。
 アントンをバイソン木村に見立てて髪を切っていくが、これにアジャが「ササダンゴ、お前だけは控室帰ってから怒るぞ」と怒り、続いて伊藤が入場。

 伊藤が怪音波でHARASHIMAと競っていくが、押し負けたHARASHIMAを大石とササダンゴが場外に投げ捨てHARASHIMA失格。

 ササダンゴとアントンが「お腹がすいたよ」と嘆くと、伊藤が一斗缶からバナナを出して選手たちをコントロール。これを見ていたアジャがキレると、アジャは解説席から去ってしまう。

 すると入場口からアジャが登場。アジャは一斗缶で三四郎、アントン、ササダンゴを殴りつけ、ビンタから場外に投げ捨て3人は失格。

 伊藤は「おい、おい!おいてめー!お前、伊藤より、カワイイ本名してんじゃねーぞオラ!」とヘッドバッド。アジャは微動だにせず、伊藤が「何だお前かかってこいオラ!来いよオラ!」と挑発すると、アジャはビンタから垂直落下式ブレーンバスター。フォールし3カウント。伊藤は失格。
 アジャは「なめんな糞ブス!お前より可愛い名前だしお前より顔小さいんだバカ!」と挑発するが、大石は背後から一斗缶攻撃。アジャは微動だにせず、大石は裏拳3連発も、アジャは平然と受け切ると一斗缶を頭にかぶせて裏拳。踏みつけフォールで3カウント。

 アジャは全選手をリングに上げ正座させると、ディーノがリングに現れ「ここは見事勝利を上げましたアジャ・コング選手に盛大な拍手を。誰よりもアジャ・コングでしたよ。今後はアジャ・コング選手には二代目アジャ・コングさんに」と健闘を称えるが、アジャは「だいだいな、お前が一番解説席で失礼なことしてんだぞ。なぁ。お前が一番酷い事してんだよなぁオイ。いいか、未来永劫こっから先も、アジャ・コングは私だ!わかったか!」とディーノに裏拳を叩き込みKOした。

第3試合

 シャンパンの乾杯から試合がスタート。先発はニラと遠藤。ニラが腕を掴んでいくが遠藤はロープエスケープ。すると曲が流れてニラがシャンパンを飲む。ニラはリストを取ると、遠藤は再度ロープエスケープしニラがシャンパンを飲む。

 遠藤はガットショットからロープに振るが、ニラは避けるとゼロ戦キック。フォールも2。ニラと葛西にシャンパンが渡されシャンパンを飲む。遠藤は佐々木にタッチ。

 ニラはナックルも、佐々木はキャッチしナックル連打。ボディスラムからフォールも2。佐々木と遠藤にシャンパンが渡され飲む。

 佐々木はロープに振るとバックエルボーからフォールも、自ら引き起こしていきシャンパンを自らもらい、遠藤もシャンパンを飲み干す。
 佐々木はブレーンバスターからフォールも2。再度フォールも2。佐々木は喜んでシャンパンを飲むが、遠藤はコーナーを蹴りつけつらそうな表情。

 佐々木はコーナーに登るとダイブするが、ニラはロケットパンチで迎撃し葛西にタッチ。
 葛西は佐々木をコーナーに振って串刺しラリアットから肩車し、コーナーへ顔面を叩きつけるとラリアット。さらに遠藤もラリアットでなぎ倒すも、遠藤はハンマーブローから佐々木とともにロープに振るが、葛西はダブルラリアットでなぎ倒し、佐々木にリバースタイガーを狙う。これを佐々木が逃れ、
佐々木「葛西久しぶりじゃねーか。ちょっと酔っ払ってるだろ」
葛西「ちょっとだけだ」
佐々木「待ってくれ。休憩だ」
葛西「休憩なんてねーよ。お前ところで今日入場の時EXTREMEのベルト巻いて無かったけどどうしちゃったんだよ」
佐々木「聞いていいことといけない事があるでしょうが」
葛西「どうしたんだよ」
佐々木「ないよそんなの」

 佐々木は葛西ともつれて回転すると、両者ふらつき、ラリアットの相打ち。佐々木は遠藤にタッチ。

 葛西がコーナーに振って走り込むが、遠藤は足を伸ばしてカットし前転エルボー。遠藤はダイビングフォアアームで倒すがフォールを拒否。佐々木がストンピングで潰してフォールさせるも2。
遠藤「いい加減にしてくださいよ!」
佐々木「まあまあまあ」
遠藤「全員が飲みたいと思ったら大間違いですよ」
佐々木「まあまあまあ、ほらいけ、てーつーや。てーつーや」

 葛西がロープに振ると遠藤はハンドスプリング。葛西がキャッチも、遠藤がバックを取り返すが葛西は急所攻撃から丸め込む。だが佐々木が連続でひっくり返し切り返し合戦へ。これで両チーム3杯ずつシャンパンが渡される。

 ニラはエンドレスでしゃんぱんを要求し、ワンコシャンパン状態へ。
佐々木「おい、木曽!お前な、こんなシャンパンじゃなくてよ、もっと特大の、シャンパンタワーを用意してくれよ。こんなんじゃ」
ニラ「佐々木!お前何がシャンパンタワーだ。シャンパンタワーシャンパンタワーってシャンパンタワーみたなこと言いやがって、そんな事言ってるシャンパンタワーみたいなお前のそんなことのために諸々俺が準備させていただいた。いでよドロップキック店長彰人率いる人間シャンパンタワーカモン!」

 ニラが遠藤をボディスラムでセット。ドロップキックメンバーが人間ピラミッドから、葛西がその上りパールハーバースプラッシュを狙うが、バランスを崩して落下しピラミッドが崩れる。

 遠藤はニラをセットしコーナーに登るが、ムーンサルトはニラを飛び越えてしまい自爆。
ニラ「佐々木!お前はお前年貢の納め時だ佐々木!(泣き始める)お前、あのときの恐怖、再び人間爆弾の恐怖を味わってもらう!」
 ニラが木曽レフェリーを突き飛ばすが、佐々木がカニバサミで倒しクロスフェイス。これで木曽レフェリーがギブアップも、井上リングアナにニラがエルボードロップから叩き伏せゴンッが鳴らせない。
 しかし見かねた松井レフェリーがゴングを鳴らすが木槌が壊れてしまい、マイクで「終了!没収します!お前ら控室戻れ!これから休憩時間です!お前ら終了!」と叫び没収試合へ。

第4試合

 
平田「ちょっとなに、調子のってポーズなんか決めちゃって気持ち悪いわねブスとブスとブスとブサイク!いい?あなた達がね、調子のってられるのも今のうちよ。今日はT2ひー女子プロレスリング最終兵器、樋口和子ちゃん来てるんだからね。和子ちゃんカモーン!」

沙希様「ちょっとまってちょっとまって、なーにこの化物。私こんな醜いもの今まで見たことないわ。ちょっと、あんたもあんたよ何か言ってご覧なさい」
平田「なによちょっとフンとしちゃうわねフンと。こんなにカワイイのに、あんたがね、そんなこと言ってられるのも今のうちよ。もう一人の和子ちゃんの強さと美貌にあなたたちはひざまずいちゃんうだからね。いい事覚悟は―!なによ、滑ったみたいじゃない腹たっちゃうわ。試合するわよ、一番はT2ひー女子プロレスの一番ブスなあんた出なさい。あなた達も一人出して、さっさと試合するわよ」

 先発はマーガレットとアズサ。アズサが足を刈って倒し走り込むが、マーガレットがアズサをスカして倒すと、チョークスラムを狙うが、アズサはバックをとるが重くて上がらない。アズサはマーガレットのコスチュームを脱がすと、ロープに振ってカニバサミからドロップキック。アズサはリストを取るが、マーガレットはハンドスプリングで上がろうとするがアズサが上げれずマーガレットは強引に上げさせるとアームホイップ。フォールの応酬から両者タッチ。

 マーサと平田になり、平田がガットショットからロープに振って反動で倒す。マーサはもっぷ攻撃も、避けた平田が足を刈ってロープに飛ぶが、マーサはモップで足を刈って倒しフォールも平田はブリッジで抜ける。マーサのもっぷ攻撃を手刀でガードした平田が距離を取りにらみ合う。両者タッチ。

 沙希様がビンタも、樋口はガットショットからロープに振ってラリアット。避けた沙希様がビッグブーツも樋口は微動だにせず、沙希様は二度三度とビッグブーツも、樋口は避けてショルダータックルで倒す。
 樋口はロープに飛ぶが、マーサが場外からモップで足を刈って倒し、沙希様がストンピングから顔面を踏みつけていく。沙希様はアズサにタッチ。

 アズサはストンピングから樋口をコーナーに叩きつけて、ロープで顔面をこすっていく。アズサはコーナーに叩きつけ美威獅鬼軍が顔面を痛めつけていき、アズサは沙希様にタッチ。

 沙希様は首投げからパラダイスロックで捕らえ、マーサが樋口の尻をモップでふこうとするが、ユキオがこれを止める。沙希様は樋口の尻を蹴り上げユキオに詰め寄るが、アズサが「どんな見た目であれ女性にそのようなことは」と解説するも、沙希様は「どこが女性よ」とビッグブーツを叩き込みアズサにタッチ。

 アズサはクロスアームスリーパーから腕を極めていくが、樋口はバスターを狙うもあげきれずロープへ足を伸ばしブレイク。

 アズサは「汚い!汚らわしい」と叫ぶが、樋口はエルボーからロープに飛ぶ。するとマーサが蹴りつけ、ユキオが羽交い締めに。樋口はバックエルボーで逃れユキオを落とそうとするが、樋口は照れて攻撃できず、そこをアズサはスクールボーイも2。アズサはマーサにタッチ。

 マーサはガットショットからコーナーに振って串刺し攻撃も、樋口は足を伸ばしてカットし走り込むが、マーサはソバットから走り込むも樋口はカウンターのボディースラム。樋口はマーガレットにタッチ。

 マーガレットは次々ビッグブーツから樋口に「何色気づいてるのよ、やりなさいよ!」とユキオを羽交い締めに。だが樋口は殴ることができず、マーガレットが「なにやってるのよ」と怒るが、マーサがカットしユキオとともにダブル攻撃を狙う。だがマーガレットは二人まとめてショルダータックルで倒すと平田にタッチ。

 平田はエルボー連打もマーサはロープに振って沙希様がミドルキック。さらにアズサがコードブレイカーから沙希様がPKを叩き込んでフォールもマーガレットがカット。
 沙希様はバラの花で殴ろうとするが、樋口がこれを奪い、バラの花をユキオに向けて「先生!私、あなたに惚れました。どうか気持ち受け取ってください」と差し出す。
 ユキオは、これを受け取るとバラで樋口の頭を殴るが、樋口はガットショットから「乙女の気持ち踏みにじりやがって」とベアハッグからキスを狙うが、逃れたユキオがスリーパーから注射器を突き刺す。だが樋口は覚醒しコスチュームを破り捨てると、ユキオと沙希様にラリアット。アズサとマーサにもダブルラリアットから、マーガレットにもラリアットから平田にガットショットからアバランシュホールド。樋口はストンピング連打もユキオがナイフを突き刺し、平田に沙希様とアズサがダブルスーパーキックから沙希様が二段蹴りを叩き込んでフォール。これで3カウント。

沙希様「本当に醜い化け物たちだったわ。な~に途中覚醒したでっかい化物。ほんとわたくし身震いしちゃったわ。これからも私達NEO美威獅鬼軍、世界中に強さ、そして美しさを広めていきましょうね。それでは皆様またどこかでお会いしましょう。ごめんあそばせ」

第6試合

 先発は高尾と彰人。グラウンドの攻防からリストの取り合い。両者距離をとりタッチ。
 竹下とMAOはロックアップからMAOがロープに押し込みクリーンブレイク。MAOが足を刈って倒し走り込むと、竹下は避けてバックをとるが、MAOはエルボーで逃れてチョップ。リストを取ってコーナーにかけ上がりアラビアンプレス式アームホイップからバタフライロックも、竹下はロープへ。

 竹下はMAOをかにばさみで倒し、勝俣がエプロンから顔面にドロップキック。竹下は勝俣にタッチ。

 連携攻撃からフォールも2。勝俣はナックルからコーナーに振るが、MAOは勝俣を飛び越えるとモンキーフリップからKUDOにタッチ。

 エルボーの打ち合いからKUDOがミドルキックで倒しフォールも2。KUDOはコーナーに押し込み彰人にタッチ。
 彰人はロープに振ってアームホイップからフォールも2。彰人はKUDOの足を勝俣の顔面を叩き込みMAOにタッチ。

 MAOはコーナーで蹴りつけ顔面を踏み潰す。MAOはKUDOにタッチ。

 KUDOは膝蹴りから中央にセットし倒立ダブルニードロップ。フォールも2。KUDOは彰人にタッチ。
 彰人はボディスラム3連発からフォールも2。
 彰人は逆エビ固めで捕らえるが勝俣はロープへ。彰人はMAOにタッチ。

 MAOはスワンダイブニードロップから担ぐも、勝俣はチンクラッシャーから延髄斬り。さらにDDTで叩きつけて高尾にタッチ。

 高尾は背中へのダイビングフットスタンプからランニングスイングDDT。高尾は再度背中へのダイビングフットスタンプからフォールも2。
 エルボー合戦からMAOがエルボーを避けて飛びつきギロチンドロップ。MAOは彰人にタッチ。

 彰人はコーナーに振って串刺しヘッドバッドをボディに叩き込んでダブルアームスープレックスホールドも2。
 彰人は担ぐも、着地したMAOがトラースキック。避けた彰人が水車落としからフォールも2。
 彰人はチョップからエルボー。高尾がロープに振ってドロップキックから竹下にタッチ。

 竹下は串刺し攻撃も、彰人は足を伸ばしてカットするが竹下はチョップ。彰人はコーナーに振るが、走り込んで来た彰人に竹下はショルダータックルで迎撃。竹下がバックを取るが、彰人は足をとって倒しアンクルホールド。
 竹下は膝蹴りからブレーンバスターを狙うが、彰人が前落としから走り込むも竹下は飛び膝蹴りで迎撃し走り込むが、彰人も膝蹴り。だが竹下がエルボー。彰人が走り込むも竹下はフロントスープレックス。両者タッチ。

 KUDOの回し蹴りを避けた勝俣とエルボー合戦。KUDOは勝俣に追走ニーからスワンダイブダブルニードロップ。フォールも2。
 KUDOはミドルキックからラリアットも、避けた勝俣がブーメランドロップキック。フォールも2。
 KUDOは勝俣をコーナーに振るが、勝俣が避けて竹下とサンドイッチキックから勝俣がミサイルキック。フォールもMAOがカット。

 高尾組がトリプルトラースキックからフォールも2。勝俣はセットしコーナーに登るが、彰人がこれを逆さ吊りにするとMAOが串刺しニーからKUDOが断崖式ダブルニードロップ。フォールも竹下がカット。
 KUDOはコーナーに登るが、高尾がフランケンで投げ捨て、MAOが高尾にロックボトム、竹下がダブルチョップをMAOに叩き込むと、彰人がバックを取るが高尾がバックを取り、竹下が走り込むがラリアットは勝俣に誤爆。竹下は彰人にラリアットも、彰人がロープをたるませ竹下を場外に落とす。KUDOが勝俣にバズソーキックからフォールも2。
 KUDOはセットしコーナーに登ろうとするが勝俣はスクールボーイも2。KUDOは後ろ回し蹴りで倒し、ダイビングダブルニードロップを投下し3カウント。

エンディング

赤井「DDTコレクションメインの試合が終わり」
ディーノ「ストップチョット待って」 
赤井「なんですか?」
ディーノ「なんですかって大会をしめようとしてた?」
赤井「もちろん」
ディーノ「あれなんかおかしいね。えーと確認します。今日あなた試合して」
赤井「ない」
ディーノ「ですね。確認ですが沙希様と赤井沙希は同じ人物では」
赤井「ない」
ディーノ「ということは今日赤井沙希は試合をして」
赤井「ない」
ディーノ「そのまま大会をしめようとして」
赤井「る」
ディーノ「そんな通用し」
赤井「え?」
ディーノ「いやそりゃそうでしょ。自分の大会で自分で試合しないとかしまんないもんでしょうが」
赤井「初耳です私は」
ディーノ「プロレスカマトトぶりやがって。試合しないことでひょっとして権威の象徴であるGMの兜を、誰にも渡さない、ひょっとしてそれ気に入ってい」
赤井「る。いや気にってますよ、これが力の象徴で権力の象徴でDDTを動かせるんですよ」
ディーノ「それを手放す気は」
赤井「ない」
ディーノ「そんなの通用しないよ。そんなのゆずっていくとか伝説を繋いでいくっていうのがないと」
赤井「知らん知らん」
ディーノ「試合をして」
赤井「ない」
ディーノ「試合をする気は」
赤井「ない」
ディーノ「それだと来てる人が納得し」
赤井「ない。そうなんですか?わかりましたよやりますよ。わかりましたわかりましたもうええわ(アフロを投げ捨て)控室の皆さんきこえますか?このアフロ一日GM権かけて試合やりましょう」
ディーノ「これとった人が」
赤井「私一日GM権でその権利あるでしょ?」
ディーノ「これかけてやるんですね?」
赤井「出れる人全員出て、公表、公平じゃないですか」
ディーノ「やるんですね?」
赤井「やります。よっしゃやりましょう。次の一日GM権かけて」
ディーノ「かぶった人が勝ちなの?」
赤井「ええわ、これを3秒かぶった人が次の一日GM権」
ディーノ「やるんですね。ゴングならしてください」

緊急決定試合

 会場のアチラコチラで試合開始。
 リングでは赤井がディーノにビッグブーツ。HARASHIMAにもビッグブーツから、踏みつけるが、ディーノがカット。赤井がコーナーに振ってディーノに串刺しビッグブーツからコーナーに登るが、HARASHIMAがアフロを奪うも赤井が取り返す。
 赤井がかぶるもディーノがカット。
 ディーノはブレーンバスターで叩きつけてナイトメア。樋口がディーノにナックルを叩き込み、ディーノは赤井の顔面に尻を落とす。

 樋口はアフロをかぶるが、2で島谷がカット。

 樋口がラリアットも、島谷は避けてビッグブーツ。さらにケンカキック。アフロはディーノとユキオが奪い合う。
 島谷がアフロを奪うが、ユキオが島谷を刺して迎撃。だが島谷は必死にユキオの足に食らいつく。

 ディーノとアントンが島谷とアズサを迎撃するが、ユキオがアズサにかぶせるが2でユキオが外す。ユキオが自らかぶるが、大石がこれを奪い、マーサがモップ攻撃で迎撃。美威獅鬼軍は興味をなくし会場を後にする。

 大石がかぶろうとするが赤井がカット。
 島谷がこのすきにかぶるが、世志琥がラリアットでなぎ倒しかぶる。これは2で上野が奪いかぶるが、今林が走り込んでつき飛ばしドロップキックからかぶるが平田が手刀でカットしかぶる。だが大石と赤井が蹴りつけカット。大石がクロスアームバッククラッカーから赤井がサッカーボールキックで迎撃。

 大石がリングに上がろうとする選手を次々迎撃し、伊藤がひっそり残るが大石はビンタ。
 赤井と大石の一騎打ちになり、大石が赤井の顔面にツバを吐きロープに飛ぶが、赤井はビッグブーツから再度ビッグブーツ。投げようとするが大石がブレーンバスター。
 平田がそっとかぶり3カウント。これで平田がGM権を獲得した。

平田「え?これ、3秒かぶったら勝ちよね?勝っちゃったの。えーっていうことは、平田和子が、GM権だっけ?これ?こういうことすんの?えー!?マジで!?なんか、もう、頭真っ白だけどまあとりあえず、もらえるもんはもらっとくわ。完全に私ここ場違いがから、とりあえずあんたプロデューサーでしょ?今日しめて頂戴。私は変える。さよなら!」

赤井「まさかの、最後が、平田和子。ちょっと、ほんとは、DDTコレクションVol.2でもできたらよかったんですけど、まさかの展開でチャンスを失ってしまいました、けど、もう一回、もう一回やるチャンスを常に私は狙うので、DDTコレクションVol。2をご期待くださいませ。みなさん今日は一日ありがとうございました!」

<試合後コメント>
赤井沙希
――プロデュース興行を終えたご感想は
「こんな丸投げになると思わなくて、細かいところも全部自分で決めて、一回決めたカードをひっくり返されたときもあったり、結局最初から考えてたカードになったりわっちゃわちゃで、なんか途中ホント『私一人ぼっちなのかな』とか『なんで私一人でこんな大変なんやろ』と思った半分、DDTの興行やるのにこんな大変なんだなって、こんなにいっぱい色々考えて一つのDDTの興行が成り立ってるんだって思ってました。一人でどうしよ、どうしよってテンパってるときに、近くに居た先輩とかがすごく協力してくれて、『僕たちに出来ることあったら言ってね』って言って下さって、私、勝手に一人で全部背負って『やんなきゃ』って思ってて、自分で窮屈にしてたなって思いました。自分にはもっと頼っていいお兄さんや仲間、妹分たちとかがいっぱいいたんだなってことに気付くことができました。なんか、自分がお客さん時代に好きだった、おもちゃ箱ひっくり返したような試合だったりとか、バチバチやってやられたらやり返すみたいな戦いとか、色んなDDTの顔を見ていただけたかなと思います。私がどうだったって話すよりも、『どうですか?』って聞きたいですね」

――面白かったですよ?
「そう言うしかないわねぇ(笑)」

――初めてのプロデュース興行、点数をつけるとしたら何点ですか?
「点数は……うーん、60点」

――足りない40点はどういう部分でしょうか
「もっとたくさん話しとけばよかった。スタッフとか選手とか。私が何も言ってないのに(私の意図を)汲んで動いてくださった方とかいて、『流石4,5年一緒にいる仲間だけはあるな』って再認識させられた数ヶ月でした。ホントめちゃめちゃ会社行ってました。『社員か!』っていうくらい(笑)」

――改めて大会を終えて、伝えたいことはどれくらい伝わったと思いますか
「自分もお家帰ってUNIVERSEとかAbemaの見逃し放送見ないとですけど、どれくらいの完成度で自分のやりたいことが伝わってたか分からないですけど、ホントぎゅうぎゅうに詰め込んで、まだまだ見せたいものとかあるんで、ホント片足入れたくらいですかね?なんかお祭りっぽい感じになればいいなって思ったんで、皆さんが『楽しかった』と思ったら伝わったって感じですね」

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