悪性リンパ腫で闘病中の垣原賢人が、ガンを克服した藤原喜明を相手に復帰戦!
14日、後楽園ホールにて『垣原賢人復帰戦~カッキーライド~』が開催され、悪性リンパ腫で闘病中の垣原賢人が復帰戦を行った。
アイドルグループ『バクステ外神田一丁目』に所属する娘の垣原綾乃さんも見守る中、『UWF 道場スパーリングマッチ』に垣原賢人が登場。セコンドには桜庭和志がつき、対する藤原喜明もリングに登場すると固く握手をかわしてから試合開始。
じっくりとしたグラウンドの攻防を見せるが、藤原がアームバーやアキレス腱固めで幾度となくタップアウトを奪う。10分を超えたところでスパーリングが終了し、垣原と藤原はお互いに正座し向き合って礼。何度も立ち上がる闘志を見せた垣原に「カッキー!元気じゃねぇか!お前は治る!」と藤原は熱く激励。
垣原は「メチャクチャ強かったですね。本当にもう、手も足も出ないというのはこういうことを言うんですね。何も出来ない自分が本当に悔しかったです。諦めない心で立ち向かっていったんですけど、それがどこまでお客さんに伝わったかわからないですけど…やっぱりリングで聞く声援は最高ですね。病みつきになりますね!これで終わらせちゃいけないなと。元々復帰戦のつもりでいましたので、今後も継続してまたチャンスが有ればリングに上っていきたいなと思っています。悪性リンパ腫というのは中々しつこいと主治医からずっと言われていますが、とりあえずは痛くはないのですが、しっかりと足元を見つめていかなければいけないですね。でもこういうチャレンジというのはしていかないと、どうしても怖いので……病気に対して立ち向かっていきたいです。三日後、また検査があるので、それで検査の結果を踏まえてまた徐々に様子を見ながら主治医を通してどうしていくのかをきめていきたいです。気持ちの中では、『もういっちょ!』ってところですね。もういっちょと言うか、何丁でもやりたいところはありますね」と、今後も継続的に試合を行っていきたい思いを語った。