【会見】9・2横浜文体大会の全対戦カードが決定!土肥熊vs246のタッグ王座戦も実現!「未来に繋ぐ闘いになる」
都内・W-1事務所でカズ・ハヤシ社長が記者会見を実施。9月2日(土)に横浜文化体育館で開催される『2017 プロレスLOVE in YOKOHAMA』の全対戦カードを発表した。今回追加で発表されたのは、昨日の後楽園ホール大会を受けてカズ&近藤修司のチーム246が土肥熊のW-1タッグ王座に挑戦するタイトルマッチ、さらにりマッチとなる立花誠吾vs伊藤貴則のリザルト王座戦、因縁の決着戦となる稲葉大樹vs児玉裕輔のシングルマッチなど6試合。これで全9試合が出揃ったことになる。カズ社長は全対戦カードについて、「未来に繋ぐ闘いになる。みんなの思いが詰まった、みんなの思いが同じ方向に進んだ結果のマッチメイクだと思っています」と自信たっぷりにコメント。また、自身のカードについては、「俺たちの力を誇示するいいチャンス」と存在感を増している土肥熊との闘いに向けて闘志を燃やしていた。
また、8月19日(土)にW-1道場で開催される『W-1サマーフェスティバル』の追加イベントとして、武藤敬司のスペシャルトークショー「ムトーク」が行なわれることも発表した。また、同イベとでは全6試合が組まれ、NEW ERA同士の6人タッグマッチや征矢学vsタナカ岩石のシングルマッチなど、普段のW-1のリング上では見られないカードを揃えている。
「9月2日横浜文化体育館大会、全カードが決定しました。すでに出ていたカードでW-1チャンピオンシップ、芦野祥太郎vs黒潮“イケメン”二郎。そしてクルーザーディビジョンのタイトルマッチ、アンディ・ウーvs吉岡世起。そしてスペシャル6人タッグマッチで武藤敬司さん、鷹木信悟さん、グレート☆無茶さんvs藤波辰爾さん、丸藤正道さん、桜島なおきさんの闘いです。で、新しく発表されるのがW-1タッグチャンピオンシップ、土肥孝司&熊ゴローvsカズ・ハヤシ&近藤修司。W-1リザルトチャンピオンシップ、立花誠吾vs伊藤貴則。UWA世界6人タッグ選手権試合、征矢学&NOSAWA論外&タナカ岩石vs河野真幸&MAZADA&火野裕士。そしてスペシャルシングルマッチとして稲葉大樹vs児玉裕輔。タッグマッチ、頓所隼&皇壮馬vs三富政行&大家健さん。佐藤嗣崇デビュー戦、一vs佐藤嗣崇。以上になります。全9試合になります。お楽しみください」
──今回の全カードの手応えはどのように感じていらっしゃいますか?
「私たちW-1ができることをできたと思います。これが未来に繋ぐ闘いになる。チャンピオンシップだけじゃなくて、ほかの試合もすべてのものに人の感情を入れたいんですよね。その感情のままをリングで自分の意見を技として体現するということができる団体です。そして、あとは武藤さん案件のこのカードですね。武藤さんと鷹木さんとグレート☆無茶さん。W-1初登場の無茶さん。そして藤波さん、武藤さんと初対決の丸藤さん、そして桜島なおきさんと九州のほうから武藤さんと試合をやって連れてきて、全国からのプロレスLOVEを集めた感じ。そういうコンセプトだと思うんですよね。本当に武藤さんが提供したい試合ができたので、そこがどういうふうな試合になるのか凄い楽しみですね。無茶さんvs藤波さんは見たいですね」
──ご自分のカードが昨日大会を受けて、タッグチャンピオンシップとして決まりましたけども、改めてチャンピオンチームの印象などを教えていただきたいんですけど。
「ハッキリ言って、チャンピンチームとしてできあがっているし、何よりも悔しいのがお客さんに支持されている、認められていること。まだまだ俺たち健在というところを見せたいと思っていたんですけど、すでに時代が新しく動いているなという感じがしました。ただ、あん時の246じゃなくて、また新しい246を見せていかなくちゃいけないので、このデカくなったチャンピオンを相手に見せられるというか、俺たちの力を誇示することができるいいチャンスだと思っています」
──チャンピオンチームは子供が親に言うように、「経営に専念してほしい。リング上は任せろ」みたいなことを言っているんですけど、どう思いますか?
「なるほどね(笑)。すっげえ……なんだろう? たぶん嫌味で言っているんだろうけど、凄いうれしい反面、やっぱり自分はプロレスラーとしてやってきた中でそういうふうにリングにいなくても大丈夫だと思われる発言は心底頭にきますね。率直な感想でございます」
──頼もしさというよりは、「ちょっと待て。まだまだそうはいかないぞ」という気持ちのほうが強いですか?
「いや、違った角度から見たらすげえ頼もしいな思うけど、しかも後楽園のリングでそういうことを言えちゃうのは頼もしいなと思います。でも、また違った角度で言えば、自分の見方が2つあるんですけど、どっちがどっちだっていうのはあるんですけど、うれしいのはうれしいし、反対のほうから見たらムカつくし、そういう感じですね」
──ほとんどがW-1の所属選手でビッグマッチのカードを組んだことに関して、こだわりはあるんでしょうか?
「僕たちが僕たちの力で進んでいきたいという。それはたぶん今言った土肥の発言から見てもそうだし、各選手がそういうふうに思っていると思うんですよね。僕もそう思っているし、あの発言でチクショウとさせている土肥もそういうふうに思っているだろうし。みんなの思いが詰まった、みんなの思いが同じ方向に進んだ結果のマッチメイクだと思っています」
──確認なんですけれども、近藤選手と2人だけで組む246というタッグは久しぶりですか?
「久しぶりも何も裏切られてベルトを離して、それ以来ですね。その時はその時のことがあって、今は本当にリング上で交わることは組んでるっていうのはあの日からないわけなんですけど、仕事を通じてのまた違ったパートナー、ビジネスパートナーになっているのかなと思います」
──連携面での不安などは?
「不安はないですね。あと精神的なところもわだかりも何もそういうところもないですね。それは感じます。向こうも同じ気持ちだと思います」
──横浜文体でデビューする佐藤選手はどのような選手なのでしょうか?
「彼の良さは身体がまず大きいのと天性の明るさなんでしょうね。なかなかこのプロレス界は結構、陰の要素の人が多くて。陰ってハングリーだったりする部分を見せていくことが多いんですけど、彼もハングリーなんですけど陽の要素を持った選手。これは持って生まれたものなんですよね。なかなか努力して陽を作るのは難しくて、それを持っている選手ですね」
──では、武藤さんと同じですか?
「武藤さんと同じって言いたいけど、彼のプレッシャーが凄いことになっちゃうし、お客さんの見る目が凄いことになっちゃいますからね(笑)。でも、期待してもらいたいですね」
──先程、今大会は未来に繋ぐ大会とおっしゃられていましたけど、まさに未来に向けての素材である佐藤選手をデビューさせるということは期待が大きいということですか?
「彼の卒業マッチを自分がやらせてもらったりしていたのでね。どう育つかという。なかなかやっぱりね、舞台が人を育て上げるというか、最初は凄い嫌なはずなんですけどね、プレッシャーってね。プレッシャーを跳ね除けて上がっていく時っていうのは本当になかなかたどり着けないプレッシャーがかかる。一握りになっていくと思うんですけど、そのチャンスを掴んでほしいっていう気持ちはありますね」
――8.19『W-1サマーフェスティバル』に関して
「8月19日、土曜日、GENスポーツパレス4階、W-1道場にて開催される『WRESTLE-1サマーフェスティバル』の追加イベント&試合が決定しました。まずはイベント名『W-1サマーフェスティバル』。8月19日の土曜日14:00からだいたい17:00ぐらいまでですかね? これは予定です。わからないです。伸びちゃうかもしれないです。場所はW-1道場、東京都新宿区百人町2-23-25、GENスポーツパレス4階。新大久保駅から徒歩7分、大久保駅から約5分のところにあります。で、追加イベント内容。武藤さんに来ていただくことが決定しました。武藤さんのスペシャルトーク、ムトーク。私が考えてませんからね(笑)。イベントはイベントをする人たちが考えているんで。ということで、概要としては横浜文体の公開記者会見。征矢学店長によるフリーマーケット『ひげ屋』。そして試合をします。四大王者とのFC限定撮影会。おお! グレート・ムタミュージアム! それから豪華景品が当たるサマーフェスティバルくじ。で、ゲームコーナー。ダーツとか輪投げとかいろいろあります。あと選手の物を出したりとか、いろいろ景品を募っています。私のところにも来ました。何を出そうかなと思っているんですけど、タンスを探していたら、去年の8月の名古屋大会でキャリーHという選手を出したんですけど、そのマスクを。あとね、W-1カズ・ハヤシ歯ブラシっていうのを作っているんですよ。歯ブラシにW-1カズ・ハヤシって書いてあるだけなんですけど、歯医者さんに作ってもらって。安いやつじゃないですよ? ちゃんとしたやつあんで、これを外れの景品にしようかと思って(笑)。まあ、いいや。で、試合をします。試合内容、マッチメイクが出ました。まずエキシビションマッチ、佐藤嗣崇。9月2日にデビューする佐藤嗣崇のエキシビションマッチ。これが今プロレス総合学院に在学中の4期生の人とやってもらいます。相手が植木隼達。次がこれも佐藤ですね。佐藤には2試合やってもらいます。相手が4期生の岡松拓弥。あとこれもエキシビションマッチ、伊藤貴則vsプロレス総合学院4期生の馬場匠。以上3つがエキシビションで行なわれます。そのあとにシングルマッチ、征矢学vsタナカ岩石。それから6人タッグマッチ、カズ・ハヤシ&近藤修司&河野真幸vs頓所隼&一&皇壮馬。もう一試合、最後の試合です。稲葉大樹&土肥孝司&吉岡世起vs黒潮“イケメン”二郎&アンディ・ウー&熊ゴロー。以上の6試合が行われます。こういう感じの夏フェス来てください」
──6人タッグマッチでベテランで組んで、ACEの3人と闘いますけど、どのようなお気持ちで臨みますか?
「僕の中であんまりACEという括りがなくて、こうして見ると頓所隼ですね。頓所隼とちょっと絡みたい。昨日、三度目の正直で6人タッグを獲れるかなと思ったんですけど、獲れなかったわけですよ。で、彼がどういうふうになっていくのかっていうのは彼次第ではあるんですけど、なんか闘ってまた次に繋げられるような闘いになったらなと思います。まあ、諦めるような人間じゃないことはわかっているんですけど、ただ試合を通じてやると違うんで、いいタイミングで闘わせてもらえるなっていう感じです」
──カズ選手は頓所選手に過保護的なぐらい目をかけているように感じるんですけど、いかがでしょうか?
「そうかもしんないですね(笑)。器用でいて不器用というか、なんでもできちゃうところがあるから、それでドンドンドンドン周りに抜かれていっちゃう。そういうのを見ていると歯がゆくてね。気持ちの問題なのかそういうところもあると思うし、それをちょっと変えるだけで今まで抜かれてきた奴をごぼう抜きするところがあるんですよ。それが見えるからがんばってもらいたいなと。もったいないじゃん。そういう素材を活かすも殺すも今までだったら上がってこれる奴だけ上がってこいっていう感じだったけど、せっかくの何かのきっかけでガッといけるんでもったいないと思っちゃいますね」
──1期生だからというのもありますか? 特別な思い入れというか。
「ああ、1期生は1期生っていうのはもちろんありますね。ただ、頓所だからっていうのはありますね。頓所くんだからっていうのはあります。あと、これからひげ屋の店長が景品を勝手に持ってきちゃうらしいんで楽しみですね。というか、俺もやられるのか(笑)。(持ってきた景品は)随時Twitterで店長が出していくらしいので、そこら辺も注目していただけたらと思います」
『2017 プロレスLOVE in YOKOHAMA』
日時:2017年9月2日(土)
開始:15:00
会場:神奈川・横浜文化体育館大会
▼WRESTLE-1タッグチャンピオンシップ 60分1本勝負
【第10代王者組】土肥孝司・熊ゴロー
vs
【挑戦者組】カズ・ハヤシ&近藤修司
※第10代王者組、2度目の防衛戦。
▼WRESTLE-1リザルトチャンピオンシップ 60分1本勝負
【第3代王者】立花誠吾(ACE)
vs
【挑戦者】伊藤貴則(ACE)
※第3代王者・立花誠吾、初の防衛戦。
▼UWA世界6人タッグ選手権試合 60分1本勝負
【第58代王者組】征矢学/NOSAWA論外(東京愚連隊)/タナカ岩石(ACE)
vs
【挑戦者組】河野真幸/MAZADA(東京愚連隊)/火野裕士(フリー)
※第58代王者組、4度目の防衛戦。
▼シングルマッチ
稲葉大樹
vs
児玉裕輔
▼タッグマッチ
頓所隼(ACE)/皇壮馬(ACE)
vs
三富政行(愛媛)/大家健(ガンバレ☆プロレス)
▼佐藤嗣崇デビュー戦 シングルマッチ
一(ACE)
vs
佐藤嗣崇
▼ステーキハウス寿楽 presents WRESTLE-1チャンピオンシップ 60分1本勝負
【第11代王者】芦野祥太郎
vs
【挑戦者】黒潮“イケメン”二郎
※第11代王者、4度目の防衛戦。
▼WRESTLE-1クルーザーディビジョンチャンピオンシップ 60分1本勝負
【第10代王者】アンディ・ウー
vs
【挑戦者】吉岡世起
※第10代王者、初の防衛戦。
▼スペシャル6人タッグマッチ
武藤敬司/鷹木信悟(DRAGON GATE)/グレート☆無茶(信州プロレス)
vs
藤波辰爾(DRADITION)/丸藤正道(NOAH)/桜島なおき(九州プロレス)