【インタビュー】稲葉&児玉が引退を示唆した藤村康平に激!「最後は自分が決めろ」

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 本日、NEW ERAの稲葉大樹、児玉裕輔が突然帰省した藤村康平について コメントを発表した。
 なんでも両選手に少しだけ話してはいたそうだが、帰ってくる日取りなどは知らされていない模様。最近の試合後のコメントを見ても、相当悩んでいる様子の藤村について、両選手は何を語るのだろうか。

児玉「藤村君、帰ってきません。最後に見たのいつですか?」
稲葉「最後に見たのは喧嘩祭り、25日ですかね」
児玉「僕もそうですね」
稲葉「まぁWRESTLE-1のリザルトって言う新しいベルトができて、トーナメントで一回戦、ACEのタナカ岩石に負けたと。今までずっとACEの選手に負けていて藤村も気持ち的に落ち込んで悩んでるみたいで」
児玉「そうですね。まぁもともと一番ちっちゃいですし、デビューしてからずっと勝てないっていうのがあって。多分自分より下のACEの子たちに負けたっていうのが決定打だったのかと。気持ちが折れるという事で」
稲葉「デビューするまでは藤村はやっぱりデビューっていう目標があって、そこまではそれに向かってできたと思うんですけど、そこから先の今がちょっと。ACEとか自分より後輩ができている中で結果が出ない自分に焦りが出てきて、これからどうしようって本人的に思っているんですかね。なんか25日の喧嘩祭りの後、Twitterとか見てたら福岡に帰ってるんですかね?」

――実際に前の試合後などの藤村選手の様子はどうだったのでしょうか?
児玉「いやもう全然元気ないですね」

――試合後には稲葉選手から檄を入れるようなシーンもありました。
児玉「そうですね…稲葉さん優しいんで、凄く励ましたりしてるんですけど、僕は結構…いや別に帰ってきたくないぐらい心が折れているのであれば無理して帰ってこなくてもいいというか…なんて言えばいいんだろう?そこまで強制する感じではないと思うんですよ。本人の夢というか、デビューする事だけが目的、夢なのであれば多分これから頑張っても意味ないと思うんですよ。デビューできたわけだし、そこで完成なのであれば。一番大事なのってデビューしてからじゃないですか。僕も藤村君が練習生だったころから見ていましたけど、首をケガして一回実家帰ったりして。でも治しながらあきらめずに戻ってきて頑張ってデビューしたっていうのはもう知っているので。そういうのを見ていると、ただデビューするのが夢っていう訳じゃないと思うんですよ、それだけ強い心を持っているので。なので帰ってくるとは思うんですけど―」
稲葉「決めるのは自分ですからね、最後は。僕も藤村が練習生の時から見ているので頑張って欲しいって言うのはありますけど、児玉さんが言った通り僕らが戻って来いって言って強制する事じゃない。本人が考えて決めたことであれば受け止めるというか、尊重します。どういう結果であれね。それが藤村が選んだ道ですから」
児玉「そうですね。故郷に帰ってどういう気持ちかわからないですけど、まわりの知り合いだとか、景色だとか、初心に帰るじゃないですけどそういう気持ちの変化もあると思うので。また心機一転頑張るっていう気持ちになる可能性もあると思うので。まぁ僕らは本人の気持ちで戻ってくるならまた一緒に練習して頑張っていきたいです」

――では今藤村選手に賭けるとしたらどのような言葉でしょうか?このインタビューを呼んで何か思う所もあるかもしれません。
児玉「自分で決めろ」
稲葉「まさに僕も今言おうとしていた事です。最後は自分」
児玉「で、決めたんだったらしっかり。戻ってくるんだったらしっかりやる。0か100か。僕はそういうめんどくさいの嫌いなので。やるんだったらやる、やらないんだったらやらない。別に自分で決めたんだったら僕ら何も言いません」

 試合後のコメントなどでしかその様子はわからなかったが、NEW ERAとして日々行動を共にしている稲葉、児玉からしてみても藤村の悩みは相当深いものと感じられていたのであろう。たしかにWRESTLE-1の生え抜きとしては、ケガで同期の熊ゴローや芦野との差は開いてしまった。それでも諦めずデビューしたものの、今度はACEの後輩に後れをとっており、悩むのもうなずける。
 だがプロとは結果を出さなければいけない厳しい世界。努力では手に入らないものもある。だからこそ稲葉、児玉の言うように、最終的には自分で決めるべきこと。だが救いはある。それは藤村にはその帰りを待つ仲間と帰ってくる場所がある。願わくば、心機一転生まれ変わった藤村が見られることを期待したい。

『WRESTLE-1 TOUR 2017 W-IMPACT』
日時:2017年2月22日(水)
開始:19:00
会場:東京・新宿FACE

▼WRESTLE-1リザルトチャンピオンシップ初代王者決定トーナメント準決勝・1 シングルマッチ 時間無制限1本勝負
土肥孝司
vs
タナカ岩石(Pro-Wrestling ACE)

▼WRESTLE-1リザルトチャンピオンシップ初代王者決定トーナメント準決勝・2 シングルマッチ 時間無制限1本勝負
熊ゴロー
vs
村瀬広樹

▼WRESTLE-1リザルトチャンピオンシップ初代王者決定トーナメント決勝戦 シングルマッチ 時間無制限1本勝負
準決勝1の勝者
vs
準決勝2の勝者

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