【会見】W1 GP優勝のイケメンが9・2横浜文体での芦野攻略に自信!「チャンピオンベルトを取ったら船木さんと闘いたい」

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 都内・GSPメディアセンターにて、WRESTLE-1が記者会見を実施。昨日の後楽園ホール大会で行なわれた『WRESTLE-1 GRAND PRIX 2017』を制した黒潮“イケメン”二郎が出席し、優勝から一夜明けての心境と、9.2『2017 プロレスLOVE in YOKOHAMA』横浜文化体育館大会での芦野祥太郎戦について語った。

黒潮“イケメン”二郎
「昨日、後楽園ホールで『W-1 GP 2017』で見事優勝致しました。自分の中では結構なことでして、ちょっとなんにもコメントを用意してこなかったんですけど……まあ過酷だったですね。まず一つ文句じゃないですけど、なぜワンデーにしたっていう。まあそれを乗り越えて、みんな同じ条件だったんで。ただ、一番つらいのは河野さんは1試合目、2試合目と短かった。いろいろありますけど、熊ゴローのせいであいつがセントーンでバンバン割るんで、リングの板を新しいのに変えたんですね。それが昨日の後楽園大会から使われたんですけど、その板が割れないように飲み屋のカウンターぐらいの硬い板でして、その上にマットを敷いたぐらいなんで、まあ凄い。噂に聞いたんですけど、ACEの伊藤も肩上がんねえ、背中もやばいですねって言っているらしいですよ。で、今日、昨日のこともありまして治療院に行ったら、交通事故に遭った全身打撲をした人と同じ身体しているって言われて。それぐらい過酷なトーナメントを乗り越えて、土肥、征矢、河野、この3選手に連続で勝ち上がったっていう。まさにミラクルですね。もし興行が今日だったらわかんないですね。とにかく文体で芦野と闘うことが決まったので、正直怖いですけど、やってやります。フィニーッシュ!」

──チャンピオンの芦野選手の印象を改めて教えてください。
「印象ですか? 印象は凄いありますよ。負けず嫌い。努力家。プロレスが大好き。で、イケメン。あと2丁目ウケが半端ないっていう感じですね。アンクルロックですかね。スープレックスですかね」

──その芦野選手のアンクルロックがタイトルマッチでも鍵になってくると思うんですけど、そちらの対策などは考えています?
「考えてないですね。昨日の今日なんで、これから作っていこうと思っているんですけど。前に闘う時に何個か考えたんですけど、どの切り返しよりもビックリしました。僕の基盤が寝技とかレスリングがないので、そういう人間から発想できる返し方じゃない、俺にしかできない返し方みたいなのを奴は恐れているんですよね。だから、俺は奴の天敵かもしれないですね。間違いない」

──昨日過酷なトーナメントを優勝したわけですけど、1回戦で現二冠王の土肥選手、征矢選手も河野選手も元W-1のチャンピオンです。その3人を破っての優勝は今まで以上の自信につながっていると思いますけど。
「征矢さんに勝ったのは本当にデカいですね。苦手ですね、ああいう本当にパワーファイターは。ド直球でガッコンガッコン来る選手。直球の選手が得意だと思われているんですけど、わりと苦手で。芦野も意外と変則的なんですよね。征矢さんはストレートをドンドン投げてくる。最後、パイルドライバーの前にラリアットを食らったんですけど、パイルドライバーを食らう時にゲロが出ちゃって。本気のやつが出ちゃって、ラリアットで喉が潰れたんじゃなねえかと思って。で、喉を『あ~あ~あ~』ってやってたらパイルドライバー。あれは地獄でしたね。自信はまあ付きますよ、そりゃ。だってW-1で久しぶりにお客さん全体で『ワン! ツー! スリー!』って言ってましたからね。あれは凄いですね。あれは凄いです。お客さんの後押しが何よりも自信につながっていますんで。文体もこの勢いのまま駆け抜けたいと思っております」

──今回優勝されまして、誰かからおめでとうとか特別なメッセージとかありましたか?
「もちろんもちろん。酒田のスナックのママとか秋葉原のタキザワさん。ヤオミのオーナー。まあ、家の隣の八百屋ッスね。パチンコ屋の駐輪場のオジサンですかね。オヤジとかはわりと照れくさくて言ってこなかったりするんですけど、ご近隣の方、焼き鳥屋のオーナーとか。焼き鳥屋のオーナー凄いは熱烈な応援をしてくれていて、『おめでとう!』って言ってくれましたね。まあ、冗談はさておいて、土肥孝司が試合後『よくやったな』みたいな。あれが完全に勝利につながりましたね。あの第1試合は俺の中でかなりターニングポイントというか、大事な試合だったので。あの試合に勝てたことは優勝が見えました」

──近藤さんと特訓されていましたけど、その成果は出ましたか?
「出たと思います。近藤さんは俺のせいで負けましたね。近藤さんは1回戦負けですからね。本当に感謝の気持ちは凄くあるんですけど、次は俺が練習を教えてあげようかなと思っております。と言いたいところなんですけど、さっき近藤さんからLINEで『今日は道場に行けないから、あれやっといてこれやっといて』っていうのがブアーっと来てたんですけど、まだ既読スルーしているところです。まだまだ続くそうです」

──自分に追い風が吹いているっていう実感はありますか?
「追い風はずっと吹いてますね。W-1に上がりだしてから、たぶん1秒たりとも止まってない状態ですね。で、今はその追い風がさらに強くなっているっていう考え方をしてます。だから、自分の足もついていかねえんじゃねえかぐらいドンドン強風になっていくと思うんで、その時W-1、全後楽園ホール大会がパンパンになってると思います」

──追い風と言えば、『Number』のプロレス総選挙でランクインされましたね。
「あれは追い風以外の何物でもないですよね。まさか名前があるとも思ってなかったんで。最初の中間発表の時に名前があるまでTwitterとかでまったく触れてなかったんです。でも、名前があったんでがんばろうと思って。高木さんとかからもこれ宣伝してがんばったほうがいいよっていうのがあり、皆さんの協力もあり、6位でしたね。まあ、賛否両論、もちろんございますけど、これを利用しない手はないんで」

──それだけファンの期待値が高いということにもなると思うんですけど。
「そうですよね。期待していただけているうちが華だと思いますので、よりいいものを見せなきゃいけないというプレッシャーももちろんございますけど、そんなものは気にせず100%、120%、200%の自分をドンドン見せていくだけです。皆さん、ありがとうございました。フィニーッシュ!」

──文体でベルトを取ったらW-1をこうしたいとかっていう野望みたいなものはありますか?
「チャンピオンベルトを取ったら、船木さんと闘いたいです。ベルトを取ったら船木さんと闘いたいですね。ベルトを取るまではやっぱり。トップ取ってからまた会おうという約束だったんでベルトを取ってからですね。試練の7番勝負の最後の相手になっているんですけど、ベルトを取った上でさらなる試練というか。自分でもここに来てよくわからないんですけど、ベルトを取ったら船木さんをW-1に呼びたいです。あとはベルトを取って、真新しいプロレス団体を作りたいと思います。ジャケットを着た男がチャンピオンの団体。めちゃくちゃですよ」

『2017 プロレスLOVE in YOKOHAMA』
日時:2017年9月2日(土)
開始:15:00
会場:神奈川・横浜文化体育館大会

▼WRESTLE-1チャンピオンシップ 60分1本勝負
【第11代王者】芦野祥太郎
vs
【挑戦者】黒潮“イケメン”二郎
※第11代王者、4度目の防衛戦。

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