3年間の練習生期間を終えた男子選手をデビューさせた長与千種が飯伏幸太にラブコール!
15日、東京都・晴海客船ターミナルホールにて『マーベラス1周年記念興行』が開催された。
長与千種が旗揚げしたプロレス団体マーベラスが1周年。その第1試合では、長与千種が初めて手掛けた男子レスラー井坂玲大がディック東郷相手にデビュー戦を行った。
3年間1095日の練習生期間を経てついにデビューとなった井坂は東郷相手に必死に食らいついていくも、井坂の一発一発をすべて受けきった東郷は場外に投げ捨て場外マットを外してのボディスラム。ギリギリカウント19でリングに這い戻った井坂に容赦のないナックルを浴びせる東郷だったが、井坂は雄叫びを上げミドルキックを連打し倒すとその場飛びシューティングスタープレス。だが東郷はフォールをカウント1で返すとクロスフェイスで絞り上げてギブアップを奪った。
悔しさを見せる井坂は「中学校を卒業して三年間練習生をやっていたのですが、ようやくプロレスラーになるという自分の夢が一つ叶いました。初めて小山でThat's女子プロレスという興行で彩羽選手を見て、こういう選手になりたいと思って入団させていただきました。自分はずっと新日本プロレスの内藤哲也選手が大好きで戦ってみたいですが、自分はジュニアでやっていきたいという思いが強いので日本の大きなジュニアの大会に出たいです」と今後の意気込みを語る。
デビュー戦を見守った長与は「第1試合目からそれぞれのドラマがしっかりとあって、それぞれ新しい時計の針を進ませた。ほんとに面白い。ドラマがあった、いっぱいあった。お客様が泣いて、笑って、痛そうな顔して、叫んで、これこそプロレスの醍醐味なんじゃないかなと思います。飯伏さんどうですか?是非一度、マーベラスに来ていただけませんか?6人タッグマッチ、どうか自分プロレスマニアなので見させてくださいお願いします。世志琥と東郷とクセのある人一人組ませて、飯伏と彩羽と井坂とってなったら面白い。どんどん男子プロレスラーも募集していきますので、是非本気で自分もプロレスをやりたいという方がいらっしいましたらご連絡ください」とコメント。
井坂のデビューとともにマーベラスの男子部門『MARVELOUS IMPACT』がこの日始動。長与千種がプロレス界に新たなドラマをスタートさせた。