WWE殿堂入りしたカート・アングルがスピーチで「It's true, it's damn true!」
WWE最大の祭典「レッスルマニア」ウィークの3月31日(米国現地時間)、フロリダ州オーランドのアムウェイ・センターでWWEの名誉殿堂「ホール・オブ・フェーム」の記念セレモニーが開催され、今年新たに殿堂入りしたカート・アングルが出席した。
WWEの「名誉の殿堂」である「ホール・オブ・フェーム」は、WWEのみならず、 スポーツエンターテインメントに貢献した人物の功績をたたえ、その名誉を語り継ぐために1993年に設立された。この殿堂入りの対象はスーパースターだけでなく、マネージャーやプロモーターなど関係者も含まれ、多くのレジェンドたちが殿堂入りを果たしている。 2010年には日本人としては初めてアントニオ猪木氏が、2015年には藤波辰爾氏がこのWWEの殿堂入りの名誉を獲得している。
カート・アングル氏に先立ち、プレゼンターとしてジョン・シナが登壇。オリンピックでの偉業やWWEでの期待以上の活躍に触れ、抜群の運動神経を持ち、すばらしいエンターテイナーだとカート・アングル氏を紹介する。ジョン・シナの紹介を受け、数多くのレジェンドたちや現役WWEスーパースター、関係者、WWEファンで満員となった会場が見つめる中、ステージに姿を見せたカート・アングル氏はスピーチを行った。
<カート・アングルスピーチ>
「WWEで多くの人々に助けられました。ジム・ロス、エッジ、クリスチャン、ハーディ・ボーイズ、クリス・ジェリコ、エディ・ゲレロ、ストーン・コールド、ザ・ロック、アンダーテイカー、ケイン、ビック・ショー、リキシ、ショーン・マイケルズ、ブロック・レスナー、ジョン・シナ、ランディ・オートン、シェーン・マクマホンなど多くのスーパースター達、そしてWWEユニバース(ファン)、家族、子供、妻に感謝します。また、現役のスーパースター達には失敗を減らし、ルールに従ってチャンスを掴めとアドバイスしたいと思う」
アングル氏はスピーチをしながら、以前WWEで披露した小さいカーボーイハットやかつらをかぶり、“セクシー・カート”のパフォーマンスを披露して会場を盛り上げ、最後に特大サイズのミルクを2つを取り出し、決め台詞「It's true, it's damn true!(ホントに ホントだぜ)」でスピーチを締めくくってミルクを一気飲みすると会場は大歓声に包まれました。
今年新たに殿堂入りしたベス・フェニックス、ダイヤモンド・ダラス・ペイジ、ロックンロール・エクスプレス、テディ・ロング、故リック・ルードの家族もこの記念セレモニーに出席。多くの関係者が集まるこの会場でその功績を讃えられた。また、ウォリアー賞は元アメリカンフットボール選手のエリック・ルグランド、レガシー部門では9人が選出され、日本プロレス界の父と称される力道山も選ばれている。
【2016年受賞者】
・ダイヤモンド・ダラス・ペイジ
インダクター:エリック・ビショフ
・ロックンロール・エクスプレス(リッキー・モートン&ロバート・ギブソン)
インダクター:ジム・コルネット
・リック・ルード
インダクター:リッキー・スティムボート
・ベス・フェニックス
インダクター:ナタリア
・テディ・ロング
インダクター:JBL&ロン・シモンズ(APA)
・カート・アングル
インダクター:ジョン・シナ
【ウォリアー賞】
・エリック・ルグランド
インダクター:ダナ・ウォリアー
【レガシー部門】
・ヘイスタック・カルホーン
・ジュディー・グレイブル
・ベアキャット・ライト
・マーティン・バーンズ
・力道山
・ルター・レンジ
・ジューン・バイアーズ
・トゥーツ・モント
・ジェリー・グラハム
【過去の主な受賞者】
アンドレ・ザ・ジャイアント(1993)
フレッド・ブラッシー(1994)
ピート・ローズ(元MLB選手2004)
ハルク・ホーガン(2005)
ウィリアム・ペリー(元NFL選手2006)
リック・フレアー(2008)
ザ・ファンクス(2009)
アントニオ猪木(2010)
マイク・タイソン(2012)
ブルーノ・サンマルチノ(2013)
アルティメット・ウォーリアー(2014)
アーノルド・シュワルツェネガー(2015)
藤波辰爾(2015)
スティング(2016)
スタン・ハンセン(2016)
ほか
【関連サイト】
WWEオフィシャルサイト:http://www.wwe.co.jp/
レッスルマニア33特設サイト:http://www.wwe.co.jp/wm33/
WWEネットワーク:http://network.wwe.com
※生放送終了後、ビデオオンデマンド方式で視聴可能です。
※WWEネットワークは英語でのサービスです。日本語字幕はありません。
WWEネットワーク加入ガイド(日本語訳):http://wwe.co.jp/network
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