金本浩二が2度目の王座防衛に成功!
26日、大阪・アゼリア大正で開催された『Battle Ground-戦場-』。メインイベントでは、金本浩二の持つVKF王座に元・大阪プロレスのツバサが挑戦した。
静かに始まったタイトルマッチはお互い正攻法で様子を見ているかのような立ち上がり。金本のチョップにツバサがエルボーで返し迫力のある打ち合いになると、金本が鋭いソバットでツバサを上回りツバサは堪らずリングアウト。
覚悟を持って挑んだツバサだったが、金本は顔面ウォッシュなどを激しく決めると、最後はアンクルホールドで締め上げ30分近い激闘を制した。
試合後に「次の挑戦者は誰かいないのか」とマイクを持った金本の前に現れたのは、昨年6月にシングルマッチを行いボコボコにした道頓堀プロレスのTORU。「またお前か…」と苦笑いする金本に対しTORUは普段の生意気なマイクを封じ礼儀正しい言葉で「そのベルト、欲しいです。あなたともう一度シングルをやりたい」と申し込む。
昨年の敗北後に「自信を持ってあんたの前に立てるようになったらシングルマッチしてください」と伝えていたTORUは、その後関西圏のみならず関東の各団体でも活躍し確実に成長している。だが金本は「簡単にシングル、タイトルマッチを出来ると思うな。誰か連れて来い」とタッグを提案し、次回4・16此花区民ホール大会でタッグでの査定マッチが決定した。