中邑真輔が王座陥落もNXTアワード二部門受賞!ASUKAは4WAY戦を制し王座防衛!
現地時間1月28日、テキサス州サンアントニオのフリーマン・コロシアムにて『NXTテイクオーバー:サンアントニオ』が開催された。
2015年2月の第一回大会から数え、今回で14回目となる特番『NXTテイクオーバー』。今回の『NXTテイクオーバー:サンアントニオ』ではNXT王者中邑真輔が王座挑戦権を獲得したボビー・ルードと対戦。NXT女子王者アスカはニッキー・クロス、ビリー・ケイ、ペイトン・ロイスの3人を相手に4ウェイ戦での女子王座戦をおこなった。
▼4ウェイ形式NXT女子王座戦
○アスカ
バズソーキック
●ペイトン・ロイス
※残りの二人はニッキー・クロス、ビリー・ケイ
無敗のNXT女子王者アスカは会場外で襲われた因縁の相手ビリー・ケイ、ペイトン・ロイス、そして王座を狙うサニティメンバーのニッキー・クロスと4ウェイ形式で対戦した。報復を狙うアスカはヒップアタックや2人まとめたジャーマンスープレックスを決めるなど序盤から激しい攻撃を展開。試合が場外へと移行すると、ケイとロイスはニッキーをブレーンバスターでテーブルに叩きつけて撃沈。2対1と数的不利な状況のアスカだったが、持前の攻撃力で打開し、最後はロイスにバズソーキックを決めてピンフォール勝ち。3人を相手に激闘を制し、アスカが王座防衛を果たした。
▼NXT王座戦
○中邑真輔
グロリアスDDT
●ボビー・ルード
NXT王者・中邑真輔は王座挑戦権を獲得して勢いに乗る“グロリアス”ことボビー・ルードと対戦。王座戦は実力者同士の期待に違わぬ好勝負を展開したが、試合終盤にアクシデントが起こる。中邑がエプロンで立ちがったルードに対して強引にヒザ蹴りを決めると、その勢いで場外に落ちた中邑は左ヒザを強打。なんとかリングに戻り再びキンシャサを決めるも、ヒザの痛みでフォールができない。試合を中断してメディカルチェックを受けたが、中邑が試合続行を希望するとルードはチャンスとばかりに中邑の痛めたヒザを容赦なく攻撃し、最後はグロリアスDDTを決めて3カウント。中邑がまさかの敗戦を喫し、ルードが新NXT王座を獲得した。
▼NXTイヤーエンド・アワード2016
2016年、NXTにて1年を通じて活躍、功績をあげたNXTスーパースターに与えられるアワード。ツイッター上でファン投票を実施し、NXTテイクオーバー:サンアントニオのプレショーで受賞が発表された。
【NXTブレイクアウト・オブ・ザ・イヤー】ビリー・ケイ&ペイトン・ロイス
【NXTマッチ・オブ・ザ・イヤー】#DIY vs. ザ・リバイバル(NXTテイクオーバー:トロント)
【NXTタッグチーム・オブ・ザ・イヤー】ザ・リバイバル
【NXT女子部門・オブ・ザ・イヤー】アスカ
【NXT男子部門・オブ・ザ・イヤー】中邑真輔
【NXTスーパースター・オブ・ザ・イヤー】中邑真輔
<トリプルH「NXTテイクオーバー:サンアントニオ」前コメント>
――中邑真輔とアスカの今までのベストマッチは?
「真輔の試合で言うと、たくさんあるがNXTの主役の交代という意味でフィン・ベイラー戦がまず浮かぶ。サモア・ジョーとの対戦はハードヒッティングで、キング・オブ・ストロング・スタイルの名の通りの試合で非常に楽しめた。真輔は非常にユーニクなスタイルを持ち、誰とリングに上がろうがエキサイティングな試合になる。
アスカの試合では、ベイリー、ナイア・ジャックス、そして忘れてはいけないミッキー・ジェームスとの試合は素晴らしかった。これから、ニッキー・クロス、ペイトン・ロイス、エンバー・ムーンといったNXT女子部門の新スターたちの挑戦をどう受けていくのかということも楽しみにしている」
――中邑とアスカがNXTに来て、最も驚いたことは何か?
「真輔は何年も前に最初に観たときから、カリスマ性や数少ないタレントが持つお客さんを熱狂させる力に感銘を受けた。彼は多くの可能性をもたらしてくれる。アスカにも言えることだが、真輔は業界を変える力を持っている。ただ業界の一部としてそこにいるだけではなく、変える力だ。だから、中邑がNXTからロウ、またはスマックダウンに上がり、ここ数年で勢力図がどう変わるのか、おもしろいことになるだろう。
アスカにも同じことが言える。アスカのことは日本で活躍しているころから、この業界の「ゲーム・チャンジャー」として注目していた。そして彼女は我々にとっても「ゲーム・チャンジャー」となった。彼女は我々になかった激しさと新たなスタイルを持ってきてくれた。真輔と同様に、アスカもこれから進む先々で変化をもたらしてくれるだろう」
――中邑、アスカがロウやスマックダウンに登場するのはいつごろ?
「それはビンスやクリエイティブチームがどんなタレントを必要とするかにかかっている。間違いなく2人は注目をされているし、そのような声が多いこともわかっている。あとは時間の問題だと思う。実際にそれが起きればみんなにとって素晴らしいことだし、私もそうなったらとても興奮するだろう」
【関連サイト】
WWEオフィシャルサイト:http://www.wwe.co.jp/
NXT Live Japanオフィシャルサイト:http://www.wwe.co.jp/nxtlive/
WWEネットワーク:http://network.wwe.com
WWEネットワーク加入ガイド(日本語訳):http://wwe.co.jp/network
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