“邪道”大仁田厚の愛弟子・保坂秀樹が袖ケ浦市議選に出馬表明

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 元参院議員でプロレスラーの大仁田厚(58)の愛弟子である保坂秀樹(45)が9月30日、都内で会見し、千葉・袖ケ浦市議会議員選挙(10月9日告示/同16日投開票)に出馬する意向を表明した。

 保坂はプロレス興行をきっかけに、15年1月に埼玉県から袖ケ浦に移住。現在4歳になる一人娘がいるが、その際に待機児童問題に直面し、「子どものために何かできないか?」と思うようになったという。
 「イジメ撲滅」を掲げ、全国の地方都市をプロレスの巡業で回る中、保坂は「プロレス教室」で指導役を担ってきただけに、子どもたちへの思いは深い。
保坂は「スポーツを通して、イジメを撲滅したい。袖ケ浦をスポーツが盛んな都市にしたいし、スポーツを通して、子どもたちが学んでいける都市にしたい。初めての経験で、ゼロというよりマイナスからのスタートかもしれません。でも何もしなかったら、何も生まれない。一歩踏み出せば、袖ケ浦、子どもたちのために何かができるかもしれない」と決意。
会見に同席した師匠・大仁田は「保坂からは、3~4年前から、『地域の政治にチャレンジしたい』という気持ちを聞いて話していた。半年くらい前に今回の相談を受けて、『袖ケ浦のために汗を流してみろ』と言った」と話した。

なお、保坂は当選した場合の今後のプロレス活動について、「できる範囲で続けていきたい」とコメント。参院選を勝ち抜いた経験をもつ大仁田は「スケジュールの都合がつくかぎり、一緒に回りたい」として、愛弟子を全面バックアップする予定だ。

<保坂秀樹略歴>
1971年8月5日生まれ、新潟県糸魚川市出身。関東学園大学附属高校(群馬県館林市)時代は、アマチュアレスリングのグレコローマンで、インターハイ、国体に出場。卒業後、東農大に進んだが、プロレスラーを志し中退。1991年、第1次W★INGでプロデビュー。その後、PWCを経て、1994年にFMWに移籍。同団体を退団後は、フリー→全日本プロレス→フリー。タイトル歴はインディペンデント・ワールド世界ジュニアヘビー級王座、WEWハードコアタッグ王座、FMW認定世界ストリートファイト6人タッグ王座

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