女優レスラー団体『アクトレスガールズ・Beginning』が旗揚げ一周年!堀田祐美子が「命がけで大きくしていく」
19日、新木場1stRingにて『Beginning・アクトレスガールズ 一周年記念大会 Act10』が開催され、“リングで闘う女優”をコンセプトに女優がプロレスを行うスターダムの提携団体『アクトレスガールズ・Beginning』が一周年を迎えた。
そのコンセプトから不安視される事の多い団体だったが、一年が経ち旗揚げメンバーである安納サオリ、仁科鋭美、万喜なつみはスターダムで活躍。左ヒザ前十字靭帯断裂及び半月板損傷で欠場中だが本間多恵も様々な団体に出場し、退団した尾崎妹加はアイスリボンにセミレギュラーとなるなど着々と力をつけてきているアクトレスガールズ。
8月には堀田祐美子がアドバイザーとして就任しコーチとなると、大仁田厚のファイヤープロレスに参戦するなど団体としての活躍の幅を広げている。
そんな中迎えた一周年記念大会では、セミファイナルで堀田祐美子がエースである安納サオリとシングルマッチ。安納のエルボー連打を受けきった堀田が場外に叩き出すと、チェーンで首を絞め場外を連れ回す。さらにイス攻撃やカサ攻撃など容赦のない凶器攻撃からリングに戻るとヘッドバッドから雪崩式ブレーンバスター。フォールを返した安納が必死に顔面を張りノーザンライトスープレックスホールドも、返した堀田に安納は左右のビンタからダブルチョップを叩き込み首固めも2。安納は走り込むも、堀田はカウンターの掌底から踏みつけフォールで3カウントを奪った。
号泣する安納に堀田は「サオリのその身体、美貌、それにあぐらをかいてるからこういうことになるんだ。お前が一番わかってるだろ?でも一つ何か秘めてるものを感じたよ?私も早いと思ったことを感じたし、一緒にこのリングを盛り上げるために、お互い、私も含めもう一回考え直して頑張ろう。そして、この団体がバカにされないように、私は命がけで大きくしていく。だから、お前も今日から改めてやんないとどんどん抜かされるよ。わかったか!」と檄を飛ばす。
メインではディアナのSareeeと万喜なつみがシングルマッチ。お互い20歳の同い歳だが、Sareeeがドロップキック、関節技、打撃とあらゆる面でキャリアの差を見せつけると、万喜は急角度のジャーマンスープレックスホールドであわやの場面を作ったがSareeeは強烈なエルボーからジャーマンスープレックスホールドで3カウント。
悔しがる万喜は「今、あたしがすごく感じたこと、言ってもいいですか?Sareeeさんとタッグが組みたいです!!Sareeeさんとタッグを組んでもっともっと上に上がりたいし、絶対にスーパースターになってやると思ってます。まだまだこんな若手でほんとにSareeeさんも納得しないかもしれないですけど、Sareeeさんの横に立ちたいです!」とパートナーに直訴。
Sareeeは困りながらもタッグを組むことは了承し「対戦するって聞いたときはどんな団体なのかもわからなかったし、自分達ディアナは本物本気、ホントのプロレスを目指してやってるとこだから、ここの団体は違うと思ってたけど、でも目指しているところは一緒だったね。ここの皆、熱い気持ちで女子プロレス盛り上げましょうね。もっともっと本気になってもっと練習して、本気になってください」とエールを送った。