9・10 夢闘派横浜大会 葛西純vs近藤“ド根性”洋史 唯我vs雫有希 佐藤泰vs渡辺宏志

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夢闘派プロレスリング『横浜激情』
日程:2016年9月10日(土)
開始:12:30
会場:横浜にぎわい座のげシャーレ小ホール
観衆:60名

▼ダークマッチ 10分1本勝負
○夢闘派指名選手X=葛西純(FREEDOMS)
7分59秒 パールハーバースプラッシュ→体固め
●近藤“ド根性”洋史(HEAT-UP)

▼シングルマッチ 15分1本勝負
○山田太郎(666)
7分54秒 メキシカンストレッチ
●飯塚優(HEAT-UP)

▼シングルマッチ 15分1本勝負
○磯英弥(フリー)
9分5秒 横入り式エビ固め
●田馬場貴裕(フリー)

▼シングルマッチ 5分3R
○唯我(フリー)
3R 1分38秒 腕ひしぎ逆十字固め
●雫有希(Marvelous)

▼シングルマッチ 61分1本勝負
○佐藤泰(フリー)
23分7秒 ツインコブラツイスト
●渡辺宏志(HEAT-UP)
※メイン終了後、磯がリングに上がり佐藤へ対戦を要求。佐藤は受諾し、次回大会での対決を主催者サイドに要望した。

夢闘派のダークマッチ指名選手Xは葛西純!佐藤が渡辺とのエース対決に勝利も磯英弥が対戦要求!

ダークマッチ

2016-09-10butouha_ex 夢闘派プロレス恒例のダークマッチ。近藤”ド根性”洋史に対する夢闘派指名選手はフリーダムスの葛西純だった。
 夢闘派プロレスのリングという事で、この日の葛西はデスマッチスタイルを封印。しかし、すさまじい頭突きにより会場内を戦慄させる。近藤もド根性ロックからバックフリップと反撃をみせるが、トップロープで捕まり、最後はパールハーバースプラッシュにより葛西の勝利となった。

第1試合

2016-09-10butouha_1st ヒートアップ期待の新人”飯塚優”が初参戦。対するは666の業師山田太郎。飯塚はこの試合でデビュー3戦目、しかも他団体初登場となる。飯塚は蹴りと関節技を多用し、山田を追い詰めていく。しかし、攻め疲れたところで一瞬の隙をつかれ、メキシカンストレッチを決められて山田の勝利となった。

第2試合

2016-09-10butouha_2nd 最近格闘系団体に参戦する事が多くなった田馬場が夢闘派プロレスに再び登場。対するは”夢闘派プロレスの番人”磯英弥。
 田馬場は「相手のペースを作らせずイッキに倒す」の宣言通り、序盤から得意の蹴り、関節技で磯を圧倒する。中盤で磯がジャーマンを放ち、流れが磯に傾いたかと思われたが、その後も田馬場の腕ひしぎやスリーパーを食らい、ピンチの連続。しかし、勝ちを焦った田馬場が攻撃を仕掛けようとしたところ、スクールボーイで丸め込まれて磯の勝ちとなる。
 収まらない田馬場は荒れ狂い、レフェリーや止めに入った山田とも衝突。夢闘派プロレスにしては非常に珍しい結末となった。

第3試合

2016-09-10butouha_3rd Marverlousの雫有希とバトスカフェの唯我の試合は5分3ラウンドのラウンド制として行われた。序盤はお互いに相手のペースを乱そうと、セコンドにちょっかいを入れたり、髪の毛を引っ張ったりと、コミカルな様相ではあったが、2ラウンド目に入ると様相は一変し、関節技の攻防や蹴りを主体としたシビアな展開となる。
 そして迎えた第3ラウンド、唯我の抑え込みや丸め込みに好機と踏んだ雫、一気に畳みかけようとした時、一瞬の隙を木戸クラッチからの腕ひしぎ逆十字が見事に決まり、唯我の勝利となった。

第4試合

2016-09-10butouha_4th “エースの名をかけて”行われた渡辺宏志対佐藤泰のテクニシャン対決。コール時にはお互いの顔を近づけてのにらみ合い等気合十分。

 渡辺は一貫して佐藤の脚を狙っての集中攻撃。新技も繰り出し、これには佐藤も苦悶の表情を浮かべる。しかし、佐藤はその一連を脱出するとスープレックスで反撃。その後も両者はバックドロップからのダイビングニー、ラリアットと大技を連発。様々な関節技の応酬により両者の体力が消費されていく中、20分を過ぎたところで佐藤の河津掛けが渡辺にさく裂。さらにコブラクラッチの体制のまま河津掛けを決める。何とかこれを凌いだ渡辺だったが、再び佐藤がコブラクラッチの体制に入る。河津掛けを防御しようと渡辺であったが、この体勢からのコブラツイスト(技名ツインコブライスト)でギブアップ。佐藤の勝利となった。

エンディング

2016-09-10butouha_end 両者が健闘を称え合っている中、セコンドについていた磯が登場。次回2月名古屋大会での対戦を要求。佐藤も受諾するが代表の吉野は『検討する』と決定には至らず。「周りが俺をエースと思っていても俺は納得していない。このリングが好きだから俺はここで闘い続けたい」と佐藤はマイクでアピール、観客の”大佐藤コール”の中大会が終了した。

(記事・写真提供 夢闘派プロレスリング)

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