熊本で熊本地震震災後初のプロレス大会が開催!大谷「僕らが熊本のために言えること、それは『一緒に頑張りましょう!』」
- 2016-5-22
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- プロレスリングZERO1
21日、熊本県合志市の「ユーパレス弁天」にて、熊本地震震災後初のプロレス大会が行われた。
チャリティープロレスといえばこの男『世界一熱い男・大谷晋二郎』率いるZERO1のチャリティー部門、一般社団法人『あなたのレスラーズ』がユーパレスより要請をもらい『プロレスが求められているならば!』と大谷が立ち上がった!
当初、4月21日に予定をされていたこの大会は地震の影響により延期に。しかし支配人より『運営面の安全は、私たちが絶対にまもります!』と大谷の携帯電話に直談判があった。当初は悩んだ大谷だったが『プロレスの力』を誰よりも信じているこの男は全力でプロレスを魅せた。
超満員に膨れ上がった会場で、繰り広げられた熱いファイト!試合前には『いじめ撲滅・プロレス教室』、試合後には全選手によるサイン会、握手会、記念撮影会が行われ、笑顔あふれる大会に興行は大成功となった。メインの試合では、被害が大きかった『益城町』のスイカがお客さんにプレゼントされた。
試合を終えた大谷晋二郎はリング上から「熊本のみなさん本当にありがとうございました!僕らには『プロレス』しかありません。でも、僕はその『プロレスの力』を信じています!本当に辛いと思います。大変だと思います!僕らが熊本のために言えること、それは『一緒に頑張りましょう!』これからも僕らはプロレスで熊本の皆さんに元気や勇気を!だから、だから、一緒に!一緒に!これからも一緒に頑張っていきましょう!本当にありがとうございました!」と熱く語った。
観戦に来た長島美紀ちゃん(10)は「今日プロレスラーの皆さんが一生懸命戦っている姿をみて感動しました。私もおじいちゃんのお家が倒壊してしまって、大変ですけど、勇気をもらいました」と語り、甘良よしひろ君(9)には「学校でいじめられてる友達がいて、その子のお家が地震でなくなっちゃって。でも、今日のプロレスをみて、何ができるかわからないけど、僕ができることをその子にしてあげようと思いました。プロレスラーのみなさんすごかったです。ありがとうございました」とイジメ撲滅の思いが伝わった。
小出祐樹さん(78)は「プロレスの力という表現に感動した。私たちも、戦後に力道山で元気をもらった。この若者たちはあの時代の力道山そっくり。きょうはひ孫が『プロレスすごい!』と好きになりました」と笑顔で語ってくれた。
(記事・写真提供 ZERO1)