FMW軍vsUWF軍の全面対抗戦はまたもFMW軍が勝利!UWF軍は中野巽耀の投入を宣言!
- 2016-5-15
- ニュース
- 超戦闘プロレスFMW
UWF連合軍に2連勝したFMW軍大将・大仁田厚が、6・21後楽園での全面対抗戦第3ラウンドにおいて、「全試合ノーロープ有刺鉄線デスマッチ」を要求した。
4・27後楽園で開戦したFMW軍とUWF連合軍の対抗戦は、5・14新木場で第2ラウンドを迎えた。メーンイベントで組まれたのは、大仁田&雷神矢口&NOSAWA論外&保坂秀樹(FMW&W★INGモンスター連合軍)VS高山善廣&長井満也&池田大輔&アレクサンダー大塚(UWF連合軍)の一戦。
ルールは、大仁田が提案した通常ルールにエニウェアを加えたもの。6日の会見で大仁田は「俺は通常ルールで、きれいな体で行く。ただし、ほかのヤツらが(凶器を)持ち込むことには関知しない」としていた。その言葉通り、大仁田は何も手にしていなかったが、矢口と保坂が有刺鉄線バット、論外はギターを持ち込んだ。
先発は大仁田と長井で始まり、大仁田は格闘スタイルで臨み、長井をタックルで倒して、アームロックを決めるなど、UWFを意識した闘いでスタートした。しかし、これも序盤だけだった。すぐに場外乱闘に発展すると、大仁田は本部席のテーブルをリングに持ち込んで、池田に机上パイルドライバー一閃。机の破片、イスで長井の脳天をぶち抜いた。
大仁田は高山のギター攻撃で窮地に陥るも、池田に毒霧を噴射し形勢逆転。すかさず、矢口が有刺鉄線バットで一撃し、池田から3カウントを奪った。
納得いかない池田が大仁田に突っかかると、両軍入り乱れて大乱闘に発展。収拾が付くと、論外が「インチキUWF、船木(誠勝)はどうした? 船木を呼べよ! ほか誰もいねぇのか? 次は誰だ?」とマイク。続けて、大仁田が「Uと呼ばれたオマエさん方、生き方に定義はないんじゃ!」と叫ぶと、高山が「俺らの定義はあるんだよ。俺らの定義を体現する先輩を連れてくる! 覚悟しとけ」と応酬し、UWF軍は退場。
バックステージで高山は、「次、UWFの先輩を連れてくる。純粋なUWF戦士第1号の“燃える男”中野巽耀だ!」とコメントし、第1次UWF生え抜き第1号戦士・中野の投入を宣言した。
一方、大仁田は「たまたま毒霧が落ちてて、たまたま板があって、イスがあって、机があっただけ。俺は何も持ち込んでいない。6・21後楽園、FとUの対抗戦は全試合、ノーロープ有刺鉄線! 絶対逃げられない。これに俺たちが勝ったら、正々堂々電流爆破に出てこい。異論あるなら、1週間以内に言え! 検討の余地はある」とコメント。
さらに、大仁田は「船木、逃げるなよ! 俺は小さな会場だからといって、新木場をバカにしない。新木場だからってバカにしてんじゃない。船木、つがるプロレスに出たんだから、新木場に出たっていいだろ。つがるプロレスは100人しか入らないけど、悪いけど、ここは小さいけど380人超満員札止めだ」と、この日出場しなかった船木を挑発。
そして、「Uにプライドがあるなら、俺たちには意地がある。オマエらに意地があるなら、6・21後楽園はオールスタッフで誰が来ようが構わない。中野さんよ、ウエルカムFMW。お待ちしています」(大仁田)と迎撃宣言。
FMW軍の2連勝となった全面対抗戦は、6・21後楽園で第3ラウンドを迎えるが、大仁田の「全試合ノーロープ有刺鉄線」との要求に、UWF軍がどうアンサーを出すのか注目が集まる。
『ゴールドラッシュ2016』
日程:5月14日(土)
会場:東京・新木場1stRING
開始:18:00
観衆:380人・超満員札止め
▼バトルロイヤル6人参加 時間無制限
○W★ING金村
10分54秒 金の字フラッシュ→片エビ固め
●木更津ピエロ
退場順=ワイルドセブン、雷電、HASEGAWA、戸井克成、木更津ピエロ
▼シングルマッチ20分1本勝負
○菊タロー
14分46秒 首固めを切り返す→エビ固め
●パンディータ
▼FMW女子プロレス 30分1本勝負
○ミス・モンゴル/さちこYOKOZUNA/ライディーン鋼
12分27秒 逆エビ固め
花月/●あきば栞/勝愛美
▼FMWVSUWF 45分1本勝負
【UWF連合軍】佐野巧真/○冨宅飛駈
10分44秒 胴絞めスリーパーホールド
【FMW&W★ING連合軍】●リッキー・フジ/橋本友彦
▼FMWVSUWF エニウェア8人タッグマッチ 無制限1本勝負
【FMW&W★ING連合軍】大仁田厚/○雷神矢口/NOSAWA論外/保坂秀樹
13分0秒 有刺鉄線バット攻撃→エビ固め
【UWF連合軍】高山善廣/長井満也/●池田大輔/アレクサンダー大塚