FMW 10.30桐生で曙と初タッグ結成の大仁田が“邪道流”貫くことを宣言!Rayは“運命の相手”ボリショイに無念の敗退

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10月16日、神奈川・横浜ラジアントホールで超戦闘プロレスFMWの10月シリーズ『暴走儀式』の開幕戦が行われた。大仁田厚は保坂秀樹、リッキー・フジを従えて、NOSAWA論外&雷神矢口&W★ING金村のW★INGモンスター軍と有刺鉄線ボード6人タッグデスマッチで対戦。

開始早々、論外に机上パイルドライバーを決めた大仁田だったが、矢口に捕まり、ボードにクラッシュされる。さらに、イスの上に立てかけられたボードの上に、ブレーンバスターで投げ捨てられ窮地に。
死力で立ち上がった大仁田は、論外に毒霧を浴びせ、形勢逆転。乱入したHASEGAWA(アパッチプロレス軍GM)が、金村にダイビング・ボディプレスを見舞うと、大仁田は論外にサンダーファイアー・パワーボムを一閃。執念でサンダーファイアーを2度返した論外だが、さすがに3度目は返すことはできず、3カウントが入った。激勝したFMW軍は、9.24新宿FACE大会で、W★INGモンスター軍に敗れた借りを返した。

2015-10-16FMW横浜大会②試合後、FMWスタッフから有刺鉄線の飾り付きの一足早いバースデーケーキ(10月25日が誕生日)が渡されると、大仁田はリングに上げた少年ファンにプレゼントした。
「なにわ大花火」(2013年2月8日、大阪)での曙との2度目の電流爆破デスマッチを終えた大仁田は「タッグを組んでみたい」と口にした。その後も、何度かタッグ結成を呼び掛けたものの、実現には至らず。
あれから、2年9カ月の月日を経て、FMWマットでの曙とのタッグが電撃決定。10.30桐生で、田中将斗を加えたトリオが、論外&矢口&バッファローと対戦する。

控え室に戻った大仁田は、「曙に告ぐ! 長い間、離れていたけど、俺の生き様を見せる。あなたが三冠王者だろうと、知ったこっちゃない。俺は俺の邪道流でタッグを組む。夢はちゃんと叶うだろ? 俺が組みたいと言っていたら、ひょんなことから桐生で組むことになった。夢は見るもの、つかむもの」と曙とのタッグ結成に関して言及。
さらに、「10.30桐生、曙さん。待っててくれ! 俺は邪道らしく、アンタと組むから、自分のペースでやってくれ。それでまたムカッと来たら、また電流爆破入ろうや。いつでも、お待ちしてますから」と、曙の出方次第では、電流爆破での再戦に含みをもたせた。
まさに、何が起こるか分からないのがFMWの真骨頂。大仁田と曙の初タッグ結成で、いったい何が生まれるのか?

また、大仁田は千葉・袖ヶ浦市長選への出馬を断念した件についても触れ、「市長になる夢は捨てません。夢は見るもの、つかむもの。今回はダメでも、次。次がダメでも、その次。死ぬまで夢を追い続けます。俺は迷惑を掛けたとは思っていない。悪いことをしたとは思っていない。たった一度の俺の人生だもん。俺は夢を追い続けます」とコメントした。
なお、大仁田に加勢したHASEGAWAは今後、FMW軍の一員として闘っていくことを決意したもよう。

2015-10-16FMW横浜大会③まさに運命ともいえる対戦が実現した。ともに対戦を熱望しながら、これまでシングルで闘う機会がなかったRayとコマンド・ボリショイが「Ray試練の7番勝負第3戦」として組まれた。
両者は一進一退の攻防を続け、Rayがムーサルトプレス、ファルコンアローとたたみかけるも、惜しくもカウント2。反撃に転じたボリショイがタイガースープレックスホールドから、ピコニースマッシュを決めて3カウント奪取。善戦したRayだったが、これで3連敗となってしまった。

試合後、ボリショイは「私を『7番勝負』の対戦相手に選んでくれて、ありがとうございました。なかなか、シングルが実現できなかったけど、Ray興行でもなく、JWPでもなく、このリングでできたことを運命だと思っています」とマイク。
すると、ボリショイはRayのタッグパートナーであるLeonとの「7番勝負」での対戦を提案。それに、Rayは異存なく、決戦の場として、FMW11・14新木場大会を指定。同大会での実現が濃厚となった。
Rayは「ボリショイさんは“小さな巨人”でした。自分が甘かった。もう一度、攻め方を研究して、いつかまた再戦したい。Leonさんとはシングルで全敗しているので、今度こそ勝ちたい」と語った。

2015-10-16FMW横浜大会④また、9.24新宿大会での「FMW軍が負けたら団体名変更マッチ」でFMW軍が敗れた件について、横浜大会開始前に、山近義幸オーナーが公式発表を行った。12.22後楽園大会までは「超戦闘プロレスFMW改めW★INGモンスター軍」の名称で興行を行い、自身も全会場でW★INGモンスター軍のTシャツを着用し、ファンに団体名変更を謝罪する意向を表明。「12.22後楽園の全カードもほぼ出揃いました。FMWの名前に代わる日が来ます。みなさん、大阪大会、後楽園大会を満杯にして応援していただければありがたいです」(山近オーナー)

第1試合開始前には、9.24新宿でマスコットガールとして登場したアイドルの夏目亜季がリングに上がり、新曲「負けない」を熱唱した。同曲はFMW公認応援ソングの候補となっている。なお、10月26日に誕生日を迎える夏目は、同25日、東京・アキバアリーナ(17時45分開演)で「生誕祭」を開催する。

【記事提供/FMWプロモーション】

暴走儀式【開幕戦】
日時:2015年10月16日(金)
開始:18:00
会場:神奈川・横浜ラジアントホール
観衆:300人(満員)

▼第1試合 タッグマッチ 30分1本勝負
雷電/●木更津KID
13分4秒 ムーンサルトプレス→片エビ固め
○菊タロー/ワイルドベアー

▼第2試合 シングルマッチ 30分1本勝負
○川村亮
9分46秒 フルネルソンバスター→片エビ固め
●那須晃太郎

▼第3試合 FMW女子プロレス タッグマッチ 30分1本勝負
ミス・モンゴル/●ミス・コハル
11分1秒 ダイビング千豚♪→片エビ固め
○米山香織/チェリー

▼第4試合 タッグマッチ 30分1本勝負
超電戦士バトレンジャー/●HASEGAWA
13分51秒 XCT→踏みつけ式体固め
○橋本友彦/戸井克成

▼第5試合 Ray 試練の7番勝負第3戦 シングルマッチ 45分1本勝負
●Ray【0勝3敗】
14分34秒 ピコニースマッシュ→片エビ固め
○コマンド・ボリショイ

▼第6試合 有刺鉄線ボード6人タッグデスマッチ 60分1本勝負
○大仁田厚/保坂秀樹/リッキー・フジ
10分39秒 サンダーファイアー・パワーボム→体固め
●NOSAWA論外/雷神矢口/W★ING金村

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