Uの遺伝子ながらFMW軍についた那須晃太郎をUWF軍の長井満也が一蹴

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 大仁田厚が4月23日、「はぐれIGF軍」のケンドー・カシンに対し、超戦闘プロレスFMW4・27後楽園への招待状を出した。
 「王道」4・20後楽園大会で、大仁田は自身の“使者”保坂秀樹を送り込み、カシンに対し、5・14新木場での対戦を要求する“親書”を渡した。その返答を「4・27後楽園に持ってこい!」としていたが、事態が急展開。
 カシンは、4・20後楽園で保坂とともに現れたパンディータに過剰反応を示し、殴る蹴るの集中砲火を浴びせて両者の遺恨が勃発。同日、保坂と共闘したNOSAWA論外が「カシン対パンディータの一騎打ち」を要求していた。
 一連の流れに対し、口を開いた大仁田は「カシンよ! そんなにパンダ(パンディータ)とやりたいなら、4・27後楽園に招待してやるよ。第0試合で、パンダとのシングルマッチを組んであげるから、やりたいなら、コスチュームを持ってこい!」とコメント。
 果たして、カシンは大仁田の新たな要求に対し、どうアンサーを出すのか?

 那須晃太郎(FMW軍)の再チャレンジを一蹴した長井満也(UWF軍)が、4・27後楽園での“おじいちゃん狩り”を宣言した。
 3・27新木場で組まれたFMW軍vsUWF軍の前哨戦で、長井に完敗を喫した那須が、山近義幸代表に、「もう1度やらせてほしい」と直談判。その結果、用意されたリングは、4・23ZERO1道場でのノーピープル興行。
 雪辱を期した那須は果敢に挑んだが、百戦錬磨の長井は場外戦に持ち込むなど、終始優勢に試合を進めた。最後は、再び腕卍スープレックス(仮)から、押さえ込んで3カウントを奪った。
 長井は「今日はわがままにつきあってやっただけ。この前、納得いかなかったからといって、要求を飲んじゃう山近も、山近だ! 少しの期間じゃ何も変わらないだろ! 時間があったら練習しろ! 那須は俺を楽しませてくれるなら、また遊んでやってもいい」と余裕のコメント。
 4・27後楽園で長井は、藤原喜明と組み、田中将斗、“70歳のキックボクサー”上田勝次と対戦するが、「田中とは遊んでやってもいいけど、半分棺桶に足を突っ込んだ、おじいちゃんはいじめてやるよ」と宣言。
 この日の試合後には、那須のセコンドに就いた雷神矢口から対戦要求を受けたが、「大仁田が矢口をぶつけてくるなら、血祭りにして、大仁田を引っ張り出してやる!」とコメント。
 矢口はサンボワールドカップに出場した経験を持つ“関節技の名手”でもあるが、「彼のサンボ技で、もしギブアップしたら、FMWに入門してやるよ。サンボをやってたというなら、楽しみにしてるし、俺を驚かせてくれよ! 俺だって、普段使ってない技をたくさん隠しもってるんだから、楽しみにしてろ!」と臨戦態勢を整えた。

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☆4・23ZERO1道場マッチでは、特別試合として、パンディータvsワイルド・セブンが組まれた。試合は、セブンがダイビングボディアタックで秒殺。ところが、再試合へともつれ込み、再度ダイビングボディアタックを見舞われたパンディータが体を反転させて切り返して丸め込んで逆転勝利。

超戦闘プロレスFMW
日程:2016年4月23日(土)
会場:東京・竹芝ZERO1道場
開始:12:50

▼30分1本勝負
○ワイルド・セブン
8秒 ダイビングボディアタック→片エビ固め
●パンディータ

▼再試合 30分1本勝負
○パンディータ
7分23秒 セブンのダイビングボディアタックを切り返す→片エビ固め
●ワイルド・セブン

▼無制限1本勝負
○長井満也
8分25秒 腕卍スープレックス(仮)→体固め
●那須晃太郎

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