K-1 11.21代々木大会の前日会見でゲーオと木村が睨み合い!卜部兄弟はどちらも平常心!-55kg王者・武尊はKO防衛を宣言

  • はてなブックマークに追加
  • LINEでシェア

11月20日(金)東京・ホテルメトロポリタンエドモントにて、明日、東京・国立代々木競技場第二体育館大会で開催される「K-1 WORLD GP 〜THE CHAMPIONSHIP〜」の前日会見が行われた。

明日のファイナルマッチは-65kgタイトルマッチの王者ゲーオ・ウィラサクレックvs.挑戦者・木村"フィリップ"ミノル。昨年11月の旗揚げ戦から新生K-1を盛り上げてきた両者によるタイトルマッチということで、試合決定から大きな注目と盛り上がりを見せている一戦だ。

両者は冒頭から前日会見も盛り上げた。先に会見場に現れた木村がゲーオの登場を見やると、ゲーオも一直線に木村のもとへ歩み寄る。そして2人はフェイス・トゥ・フェイスで睨み合い。会場のボルテージは一気に上がった。

-65kg王者として初防衛戦に臨むゲーオは「こうしてK-1の舞台に立てることをうれしく思います。100%仕上げてきたので、力の限りの試合をして、チャンスがあればKOを狙うつもりです。チャンピオンとしての義務を果たします」と静かに防衛を宣言。

K-1のロゴ入りTシャツ着用で会見に出席したゲーオは「今回からゲーオ・ウィラサクレックとして試合をすることになり、これから日本を主戦場・拠点にしようと思っています。K-1に出場できることはうれしいし、私の誇りです。これからもK-1王者としての責任を果たしていきたい」とK-1王者としての想いを語った。

一方、木村は「明日はやるだけ。やる!!!!」と咆哮。「いい感じに辛いことをやってきたんで、いい感じにぶっ飛んでます。ゲーオは仕上がってないなって感じなんで、スマッシュからのドラゴンフィッシュブロー、そしてミノフックで終わらせる」と木村節をさく裂させる。

終始リラックスした様子の木村だったが、最後に意気込みを聞くと表情が一変。「ここまで自分を連れてきてくれた家族と仲間。そして何回も俺を生き返らせてくれたファンのみなさん愛しています。明日は最高にぶっ飛んだ、クレイジーで熱い夜にします。俺の自己満足かもしれないけど、最後まで俺の人生に付き合って下さい」と力強い言葉で決戦に挑む心境を語った。

もうあとは明日の決戦を残すのみ。-65kg王座のベルトを巻くのはゲーオか? それとも木村か?

K-1_卜部功也vs卜部弘嵩ベルトをかけた試合としてだけでなく兄弟対決として注目を集めている-60kgタイトルマッチ=王者・卜部功也vs.挑戦者・卜部弘嵩。これまで会見や公開練習で試合への想いを語ってきた両者が、いよいよ拳を交えることになる。

王者として兄・弘嵩を迎え撃つ弟・功也は「トレーニングは順調でコンディション的にはばっちりなので明日は期待してほしい」と挨拶。インタビューでは「この試合が終わった時に普通の兄弟に戻れなくてもいい」という悲壮な覚悟も口にしていた功也は「心境的にはそういう気持ちですけど、それは試合が終わってみないと分からない。ただ僕はそのくらいの覚悟を持って、必死になってトレーニングしてきました。ベルトを守るために、色々考えたけど、その気持ちを乗り越えてベルトを守りたい」と今はK-1王者のベルトを守ることに集中している。

写真撮影では隣に並び、視線を合わせる場面もあったが「(弘嵩と)向かい合っても、あんまりもう余計なことは考えてないです。普段通りって感じです。そうしないと今まで戦ってきた相手にも失礼だし、僕はどの試合もどの相手も大切に戦ってきた。この試合でも同じです」と平常心を強調した。

対する弘嵩は一貫して「一番はチャレンジャーとして勝つことです。必ずベルトを獲る」という姿勢を崩さず。質疑応答で挙がった質問にも「あまり考えていない」や「何も思っていない」という言葉を返し、さらには「精神状態は過去最高にリラックスしています」とキッパリ。「こうしてリラックスしてこの場にいるのが一番の手応えです」と功也以上に気持ちを落ち着かせていた。

前日会見では感情を表に出さなかった功也と弘嵩だが、弘嵩が公開練習で「気持ちを抑えていた方が試合で爆発できる」と話したように、明日のリング上では互いの熱い想いが激しく交錯するに違いない。

固定ページ:

1

2
  • はてなブックマークに追加
  • LINEでシェア

関連記事

サイト内検索

日別

2024年12月
« 11月    
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

月別

ページ上部へ戻る