10.4パンクラスでウェルター級K.O.P戦を行うレッツ豪太と鈴木槙吾が調印式!ブリアナはピンクレンジャー、ドミニクはでデス・ノートTシャツで登場

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10月2日夕、都内新宿区のパンクラスにて、ウェルター級キング・オブ・パンクラスの調印式がおこなわれた。
10月4日の『PANCRASE 270』(ディファ有明)で闘うレッツ豪太(総合格闘技道場コブラ会/第7代王者)と鈴木槙吾(ALLIANCE/1位)が揃って出席し、廣瀬隆司コミッショナー立ち会いのもと、出場誓約書にサインした。
両者は今年5月に対戦。ノンタイトル戦ながら、鈴木が2ラウンドTKOで勝利しており、今回はタイトル戦でのリマッチとなる。一度勝っている余裕からか落ち着いた表情の挑戦者・鈴木は「月並みですが、前回やらせてもらって勝っている。今回もしっかり勝って王者になりたいです」とコメント。対照的にやや緊張した面持ちの王者・レッツは「今回はしっかり勝って、さらにもっと勝っていって、目標のUFCまで負けないように頑張ります」と話した。
両者の質疑応答は以下。

ーーレッツ選手は前回、残念な結果となりましたが、敗因は何だと思いますか。また、今回に向けてどのように練習してきましたか。
レッツ 負けたのは、自分の闘いを貫けなかったことだと思います。しっかり負けは認めて、その負けを今回に活かせるように取り組んできました。今回、自分の闘いが最後まで出来れば負けることはないと思っています。
ーー前回勝っている鈴木選手はいかがでしょうか。
鈴木 前回のことは、もう関係ありません。レッツ選手もまた強くなっていると思いますし、僕もまた、あの時より変わっています。前のことは忘れて闘って勝ちたいです。
ーーお互いの印象はいかがですか。
レッツ ただ前に出て来る……圧をかけてくる、そういう自分のスタイルをもって闘っている選手だと思います。もちろん対策は考えているので、10月4日にそれを見てもらいたいです。
鈴木 間を取られる、距離を取られる感じで、この間はそれで1ラウンドやられました。僕らはスタイルが全然違うと思います。そのスタイルを相手にどれくらい押し付けられるかで勝負が決まると思っています。
ーーベルトを懸けた試合。王者として、やはりノンタイトルとは気持ち的に違いますか?
レッツ 違うと思います。前の試合も負けられないと思っていましたけど、今回はさらに後がないと思っています。
パンクラス270でウェルター級KOP戦を行うレッツ豪太と鈴木槙吾②ーーお2人の、ベルトに対する思いを教えてください。
レッツ ベルトは、持っているだけで、やらなアカン、強くならなアカンという気にさせてくれる存在です。僕はまだまだ強くなりたい。そういう意味で、このベルトを手放すのはまだ早い。しっかり防衛していきたいです。
鈴木 ベルトは、選手ならみんなが目指すところだと思います。選手として、ベルトを持っているかいないかで全然違う。格闘技をやっている上で、自分はこれをやってきたんだという存在の証になるものだと思います。
ーー今大会から、タイトルマッチが5分5ラウンドになりました。これについてはいかがでしょうか。
レッツ やってみないとわからないですけど、相当長いので、今までで一番スタミナ強化に努めてきました。それでも、最後までもつかわかりません。行ける時は行って、行けない時は行かない、タイミングを見極めたい。5ラウンドやってもいいし、途中で終わってもいい、そういうつもりでやります。
鈴木 僕も5ラウンドはやったことがないので分かりません。ただ、僕は今まで時間内決着が多かったので、今回も時間内で決着をつけるつもりで闘います。
ーー勝ったら、今後どのような王者になっていきたいですか。
レッツ 前回は負けましたけど、これからはしっかり強さを見せつけて、レッツ豪太が王者なんだというところを証明したいです。
鈴木 ベルトを巻いている人間が、その階級で一番強い人間です。微妙なのではなく、鈴木が強いとハッキリ分かる試合をしたい。ベルトを巻いたら、ノンタイトルでなく、どんどんタイトルマッチをやって勝っていきたいです。

両者ともに穏やかな口調ながら、静かに闘志を燃やしている雰囲気。既に対戦モードに入っているようだった。強豪や名のある選手がひしめくパンクラス・ウェルター級。頂点に立つのはレッツか、鈴木か。今後の動静を含め、見逃せない一戦だ。

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