BOYZ 9.23新宿大会 坂口&イサミ&HARASHIMAvs.高尾&彰人&竹下、大石vs.勝俣、遠藤&梅田vs.佐々木&高梨
BOYZお月見スペシャル〜女祭り8〜
日時:2015年9月23日(水・祝)
開場:11:00 開始:12:00
会場:東京・新宿FACE
観衆:600人(超満員札止め)
▼第1試合 シングルマッチ 20分1本勝負
○石井慧介
7分59秒 投げっぱなしタイガースープレックス→片エビ固め
●渡瀬瑞基
▼第2試合 シングルマッチ 20分1本勝負
○平田一喜
7分33秒 バイアグラドライバー→体固め
●岩崎孝樹
▼第3試合 タッグマッチ 20分1本勝負
遠藤哲哉/○梅田公太
13分33秒 右ハイキック→片エビ固め
佐々木大輔/●マサ高梨
▼第4試合 シングルマッチ 20分1本勝負
○大石真翔
8分41秒 直伝トルネードクラッチ
●勝俣瞬馬
▼第5試合 6人タッグマッチ 20分1本勝負
坂口征夫/○HARASHIMA/木髙イサミ
16分25秒 蒼魔刀→体固め
高尾蒼馬/●彰人/竹下幸之介
KO-D無差別級とユニオンMAX王者が並び立ち、絶対的エースが最後に仕留める!
後楽園に向けてBOYZがあなたに気持ちを伝えます!佐々木と高梨は一騎打ち決定
オープニング
ジャニー江田島塾長に呼び込まれて、まず登場した渡瀬。BOYZ初出場の渡瀬だが、この日のコンセプトは「学生時代にやっていたもの」ということで、バスケットボールのユニフォーム姿。続く石井は野球のユニフォーム姿。94年から99年までやっていたと、相変わらず年号で答える石井。
岩﨑はサッカーのユニフォーム。小学生〜高校までサッカーをやっていて、大学ではフットサルもしていたという岩﨑は「平田さんを絶対GOさせません!」。対する平田はスイムキャップにジャージ姿。水泳部なのでてっきり水着姿かと思いきや、大掃除で水着を捨ててしまっていたためダサイ茶色の水着しかないからジャージ姿とのこと。なお平田は水泳コーチの資格も持っているという。
遠藤は新体操部だったのだが、コスチュームが借り物だったので普通の体操服。梅田は帰宅部だったということで自前の学生服を着て登場。梅田と初タッグの遠藤曰く「向こうは仲が悪いみたいですけど、こっちの仲はいいんで」とのこと。対する佐々木と高梨だが、佐々木はいま話題のラグビー部ということでラガーマン姿。高梨は将棋部だったということで、弟が使っていたブレザーの制服姿だったためしょんぼりしながら登場。「佐々木は敵も味方もぶっ殺す」。
勝俣はイメージ通りバスケットのユニフォーム姿。対する大石はサンボ着姿。みんな大石がサンボをやっていたのは知っているため反応はゼロ。だが、大学時代サンボで実は好成績を収めているという。
竹下は陸上、高尾はバスケ、彰人はレスリング。竹下と彰人は体格が大きくなったためぴっちり感がすごい。対するイサミは卓球部、坂口は学生時代ではないが、バックボーンである鳶の姿。そしてHARASHIMAが学生プロレス時代のはやぶちゃのコスチューム姿で登場。メインの6人は全員「BOYZらしくシュッとした試合をします」と意気込みを語った。
第1試合
ジャニー江田島塾長に呼び込まれて、まず登場した渡瀬。BOYZ初出場の渡瀬だが、この日のコンセプトは「学生時代にやっていたもの」ということで、バスケットボールのユニフォーム姿。続く石井は野球のユニフォーム姿。94年から99年までやっていたと、相変わらず年号で答える石井。
岩﨑はサッカーのユニフォーム。小学生〜高校までサッカーをやっていて、大学ではフットサルもしていたという岩﨑は「平田さんを絶対GOさせません!」。対する平田はスイムキャップにジャージ姿。水泳部なのでてっきり水着姿かと思いきや、大掃除で水着を捨ててしまっていたためダサイ茶色の水着しかないからジャージ姿とのこと。なお平田は水泳コーチの資格も持っているという。
遠藤は新体操部だったのだが、コスチュームが借り物だったので普通の体操服。梅田は帰宅部だったということで自前の学生服を着て登場。梅田と初タッグの遠藤曰く「向こうは仲が悪いみたいですけど、こっちの仲はいいんで」とのこと。対する佐々木と高梨だが、佐々木はいま話題のラグビー部ということでラガーマン姿。高梨は将棋部だったということで、弟が使っていたブレザーの制服姿だったためしょんぼりしながら登場。「佐々木は敵も味方もぶっ殺す」。
勝俣はイメージ通りバスケットのユニフォーム姿。対する大石はサンボ着姿。みんな大石がサンボをやっていたのは知っているため反応はゼロ。だが、大学時代サンボで実は好成績を収めているという。
竹下は陸上、高尾はバスケ、彰人はレスリング。竹下と彰人は体格が大きくなったためぴっちり感がすごい。対するイサミは卓球部、坂口は学生時代ではないが、バックボーンである鳶の姿。そしてHARASHIMAが学生プロレス時代のはやぶちゃのコスチューム姿で登場。メインの6人は全員「BOYZらしくシュッとした試合をします」と意気込みを語った。
第2試合
平田が電飾ガウンに電飾サングラス姿で登場し、エプロンに上がってきたところに背後からフロントキックを叩き込んでいった岩﨑。「壊れるから!」と叫ぶ平田は慌ててガウンを脱ぐが、なおも岩﨑は場外で平田を痛めつける。
「BOYZだぞ、貴様!」と怒り心頭の平田は「目を覚ましてやる!」とリングに戻るが、岩﨑は口に含んだ水を平田に向かって噴射。さらにサミングを見舞って行くと、平田は「顔はやめて!」。余計、平田の顔面を踏みつけていった岩﨑はカウンターエルボー。
「どうした平田GO」と馬鹿にしながら頭をペチペチ叩いていった岩﨑に「先輩だぞ!」と怒る平田だが、岩﨑は目潰しから噛みつき攻撃。平田はコルバタを返すと、岩﨑の串刺し攻撃をかわして延髄斬り。そして岩﨑をコーナーに乗せてから雪崩式腰振りフランケン。「先輩、ナメるなこの野郎! 帰ってこいよ、豚ingなんていいことないぞ!」と訴えかける平田にエルボー合戦を挑んでいった岩﨑。
そこから掌底の蹴りのコンビネーションで蹴り倒した岩﨑はマンハッタンドロップからのサミング。平田もカウンターのドロップキックを返すと、「貴様! テメーの曲がった根性、俺が叩き踊り直してやるよ!」と叫んでサングラスを装着する。
しかしすぐにカットした岩﨑は「俺は豚ingに入って伊橋リーダーの下ですくすくと成長してるんだよ! お前のGOダンスなんて簡単に超えてやるからよ!」と吐き捨てると、平田GOサングラスをかけて、あの曲に乗せてチャラくてダサいダンスを踊りながら平田を攻撃。
平田は拍手をして近づくとソバットから延髄斬り。さらにバイアグラドライバーで叩き付けて3カウント。さらに怒りのストンピングから「これが本物のダンスだ!」とばかりに平田ダンスをGOした。
第3試合
佐々木が片膝をつきながら「BOYZだから」と握手を求めると、警戒しながらも握手に応じた遠藤と梅田。だが、パートナーの高梨は拒否してコーナーに下がる。梅田への声援が多いことを気にしながらも谷津ガードからタックルでテイクダウンを奪った佐々木はレッグロック。そこから反転してカンパーナを決めた佐々木だが、梅田もどうにか脱出。
続いて高梨と遠藤がリングイン。高梨のショルダータックルを受け止めた遠藤は、逆にショルダータックルでなぎ倒す。高梨が場外にエスケープすると、佐々木が高梨を無理矢理リングに戻す。すかさず遠藤がボディスラムで叩き付けて梅田にタッチ。
梅田もボディスラムで叩き付けるとエルボー。だが、高梨はサミングからジャンピング・フロントキック。それを見て佐々木が「反則だろ」と言いながら、梅田にナックルパート。「反則だろ!」と言われても佐々木は「何がいけないんだ!」と言いながら、なおもナックルパート。
さらに高梨も背中を引っ掻いてからヘアーホイップで投げていく。佐々木は両足を出して高梨にそこにぶつけるように促すが、高梨は連係攻撃に応じない。寂しそうな佐々木はその怒りを梅田にぶつけていくが、梅田はロープに飛び乗るとジャンピングキックを叩き込んで遠藤にタッチ。
佐々木のケブラドーラ・コンヒーロを着地して逆にケブラドーラ・コンヒーロを決めた遠藤はスペース・ローリング・エルボーからバックドロップ。逆エビ固めに捉えるが、佐々木はロープに脱出。遠藤はムーンサルトプレスを出すが、佐々木がかわすと着地。しかし飛び付いてスクールボーイで丸め込んだ佐々木は、そのままクロスフェースにスイッチ。梅田が蹴りでカットすると、高梨が梅田を場外に投げ出す。
遠藤の串刺し攻撃を蹴りでケットした佐々木はコルバタを狙ったが、回転を止めた遠藤はそのまま佐々木をターンバックル・パワーボムで叩き付ける。梅田がスワンダイブ式ミサイルキックで佐々木を場外に吹っ飛ばすと、場外ダイブを狙ったが高梨が場外から足をすくって引きずり出す。
逆に佐々木がトペを発射したが、梅田がかわして高梨に誤爆。すると遠藤と梅田がトペコンを同時発射。10分経過し、佐々木をリングに戻した梅田が蹴りと掌底のコンビネーション。佐々木もソバットを返すとカウンターのドロップキックを叩き込んで高梨にタッチ。ミドルキックで迎え撃った梅田だが、高梨は蹴り脚をキャッチすると変形のコブラツイストから邪淫と・バックブリーカー。
さらにエプロンの佐々木に梅田をホイップすると、佐々木はロープ越しのスタナー。だが、遠藤もエプロンから高梨を捕まえる。すると高梨はロープ越しに遠藤を梅田に向かってアームホイップで投げる。その勢いで遠藤は梅田に回転エビ固め。
遠藤と梅田にまとめてSTFを決めた高梨。佐々木もクロスフェースで合体すると、高梨がトラースキックを放っていったが、かわされて佐々木に誤爆。すかさず梅田が梅田ドライバー(仮)で叩き付ける。そこに佐々木がダイビング・ラリアットで飛び込んでくるが、これもかわされて高梨に誤爆。遠藤がダイビングエルボーで佐々木を場外に追いやっている間に、梅田が高梨にバズソーキックからハイキックを叩き込んで3カウント。
試合後、高梨は佐々木を突き飛ばし髪の毛を掴んでいくが、佐々木はトラースキックを叩き込むと、マイクを持って「へい、ジャニー! ひとつ要求がある。こいつと一騎打ちを組め!」と要求。するとジャニー江田島塾長は「へい、サキ。でもBOYZはそういう遺恨とかなしにしてほしんだけど……じゃあ、ひとつ約束してくれないかい? ユーとそこのボーイがシングルマッチをしたい? じゃあちょうど後楽園があるから、そこでいんじゃないですかね? ただし勝っても負けてもシェイクハンドするんだよ」と返答。
11.29 BOYZ後楽園大会で高梨とのシングルマッチを、試合後BOYZらしく握手で終わることを条件に行うことを許可された佐々木は「OK! センキュー、ジャニー」と上機嫌で引き上げていったが、追いかけていった高梨は入場口で背後から佐々木を急襲! BOYZらしからぬ遺恨は深まるばかりだ。
第4試合
KAT-TOO対決ということで、爽やかな握手で始まると、まずは大石がショルダータックル。だが、勝俣もアームドラッグからのエルボーを返す。さらにボディスラムで叩き付けた勝俣はスリーパー。「もっとー」と自分への声援を煽ってからロープに逃れた大石だが、勝俣はハーフダウンの大石の顔面に低空ドロップキック。
おてんばダッシュ(=寝ている相手の上に乗って足踏み)からのドロップキックを自爆させた大石はショルダースルーで勝俣をエプロンに出すが、勝俣は延髄斬りを叩き込むと、トップロープに飛び乗っての変形アトミコを投下。
さらにニーオンザベリー式のネックロックからサマーソルトキックを決めた勝俣だが、串刺し攻撃をかわした大石はランニングエルボーからフォアアームを連打。勝俣もドロップキックを返して大石を場外に出すとプランチャを狙ったが、大石は場外から足にしがみついて防御。エプロンにあがってエルボーを打っていくが、勝俣は大石をロープに貼り付けるとドロップキック。
さらに急角度DDTでリング内に叩き付けるとライトニング・スパイラルを狙ったが、大石はのど輪で捕まえてミラクルエクスタシーを狙う。しかしウラカンホイップで投げた勝俣。大石はなおものど輪で捕まえるが、勝俣は飛びヒザで防御。それでものど輪で捕まえた大石だが、勝俣はXファクター(=相手の頭を掴んでジャンプして決める開脚式フェースバスター)で切り返す。
さらにバズソーキックから今度こそライトニング・スパイラルを決めた勝俣はファイアーバードスプラッシュを投下。これをかわして自爆させた大石は直伝トルネード・クラッチで丸め込むが、これを勝俣が切り返す。カウント2で返した大石は、追い撃ちをかけようとする勝俣を今度こそ直伝トルネード・クラッチで丸め込んで3カウントを奪った。
辛くも勝利した大石は倒れながらマイクを持つと「瞬、強くなったね〜。同じKAT-TOOとして、瞬とタッグ組んだこと嬉しく思うよ。ありがとう。心強いよ! 勝俣瞬馬、こんな心強くなったと思わなかった。これからもどんどんどんどんKAT-TOOとして上に昇っていこうぜ、チャンカパーナ」と言う。座礼した勝俣は『チャンカパーナ』でダンス。大石も途中から加わり、最後はKAT-TOOでビシッと決めた。
第5試合
まずは竹下、彰人、高尾の順の入場。続いてHARASHIMA、イサミ、坂口の順に入場。ユニオンMAX王者とKO-D無差別級王者が並び立つのは珍しい光景。坂口はHARASHIMA、イサミとは握手したが、相手チームの握手は拒否。
HARASHIMAと彰人のスマスカ対決で試合開始。握手をしながら腕を引っ張るHARASHIMAに観客から「かわいい」の声が飛ぶ。グラウンドに持ち込んだHARASHIMAだが、彰人がお株を奪うような弓矢固め。しかし、すぐに脱出したHARASHIMAはガブってきた彰人をボディスラムで叩き付けてから坂口にタッチ。
彰人は竹下にタッチ。タックルを狙おうとする竹下だが、坂口はボディへパンチ。逃げた場所が相手コーナーだった竹下を踏みつけた坂口はイサミにタッチ。自軍のコーナーにイサミを押し込んだ竹下は高尾にタッチ。腕の取り合いからアームドラッグで投げた高尾はドロップキック。
イサミもヒザへの低空ドロップキックを見舞うと「(髪の色が)被ってんだよ!」と串刺し式ジャンピング・フロントキック。タッチを受けたHARASHIMAはタイガーレッグスピンからアンクルホールド。続いて坂口がミドルキック、エルボーから逆片エビ固め。脚力で振り解いた高尾だが、坂口は蹴りで動きを止めてイサミにタッチ。
サッカーボールキックからエルボー合戦を挑んでいったイサミは、そこから卍固めに捉えるが彰人がカット。イサミはコーナーに登るが、追いかけていった高尾はエルボー。イサミは叩き落としていくが、倒立でイサミを捕まえた高尾はそのままホイップして投げ落とす。タッチを受けた竹下はゼロ戦キックから逆水平チョップ。
イサミもカウンターのドロップキックを返すが、竹下は返す刀でショルダータックルからのワンハンド・バックブリーカー。そこからウォール・オブ・タケシタに捉えるが、イサミはロープに逃れる。
10分経過し、竹下のジャーマンを着地したイサミは勇脚(=トラースキック)。タッチを受けた坂口はミドルキックからカウンターの払い腰で投げると、チキンウイング・アームロック。そこから足取り腕十字にスイッチしたが、竹下はロープに逃れる。坂口と竹下はエルボー合戦。そこからスーパーマンエルボーを叩き込んだ坂口はフロントネックロック。
腰を落とした竹下はブレーンバスターでぶっこ抜くと彰人にタッチ。串刺し式スピアーから滞空時間の長いダブルアーム・スープレックスで投げた彰人はアンクルホールド。しかし前転した坂口はアンクルホールドで切り返す。そこからバックドロップで投げた坂口はHARASHIMAにタッチ。
ダイビング・ライダーキックをかわされたHARASHIMAだが、串刺しフロントキックから彰人をコーナーに乗せると「いっくよー!」と叫んで雪崩式ブレーンバスターを狙う。だが、股下をくぐって着地した彰人はシットダウン・パワーボムで叩き付けると俵返し。そこに高尾と竹下が入ってきて竹下の串刺しフロントキックから高尾がトラースキック。さらに彰人がタイガースープレックス85で投げるが、イサミがダイビング・ダブルニードロップでカット。
そのイサミに高尾がバッククラッカーを決めると、坂口が高尾を蹴り飛ばす。竹下がラリアットで坂口を吹っ飛ばすが、HARASHIMAが背後からリバースフランケンで投げる。ならばと彰人が上空にトスしてからニーリフトでカチ上げるが、HARASHIMAはカウンターのジャンピングハイから蒼魔刀。
これをかわして回転エビ固めで丸め込んだ彰人だが、立ち上がったHARASHIMAはバズソーキック。竹下がカットに入ると、坂口が場外に追いやってエプロンからランニングロー。イサミが飛び込んできて彰人を垂直落下式ブレーンバスターで叩き付けると、抑え付ける。そこにHARASHIMAが蒼魔刀をブチ込んで3カウント。
エンディング
そこにリングに上がってきたジャニー江田島塾長が「もうこの言葉しかないね。ありがとう!」と言うと、出場選手たちを呼び込む。塾長は「確かにメインもすごかったんだけど、第1試合からアタシがこんなの面白いかなって適当に組んだカードを、こんなに全力でやってくれて誇りに思います。そして次はいよいよ後楽園です。今まで新宿でやってきて、このタイミングで後楽園に行くってことでお客さんに手紙を書いてきました。不覚にも本気で書いてしまったので、恥ずかしいんですが読ませていただきます」と言って手紙を読み始める。
塾長「いつも応援してくれありがとう。次はいよいよ11月29日、後楽園ホールでのBOYZです。思えばBOYZは女性限定興行として、この新宿FACEをベースにやってきました。最初はDDTのお客さんに女性が増えてきたから、会社が『女性限定興行やってみよう』っていうノリで始まったブランドでした。ハッキリ言ってやらされてました。でもやっていくうちに選手の意識も変わって気が付いたら、いかにあなたが笑って喜んでもらえるかを考えるようになってました。プロレスを好きになるのに男も女の関係ありません。マスコミはプロレス女子って言葉を作ったけど、そんなのはどうでもいいんです。今の僕らにとって大切なのは、来てくれたあなたが笑ってくれる。ただそれだけなんです。今から大切なことを言います。本気で言うんでちゃんと聞いてください……僕はあなたが大好きです」
そう言って全選手を見渡した塾長は「選手からもあなたに伝えてください」と言ってマイクを渡す。
渡瀬「あなたのことがすごく好きです」
岩﨑「俺は! お前を! 幸せにする!」
梅田「ずっと一緒にいてください。好きです」
勝俣「キミの笑顔がすごく素敵で、キミと一緒にいるとすごく楽しくて、キミともっともっと一緒にいない! 大好きだよ、チャンカパーナ」
竹下「めっちゃ好きやねん。俺が守ったるわ!」
遠藤「僕が試合中頑張れるのはあなたの声が聞こえるからです。これからもずっとそばで応援してください! 大好きです」
平田「いつも一緒にGOしてくれているお前、大好きだぜ。これからもよろしくお願いします」
彰人「お前さんのことどえらい好きやがら。ずっと一緒にいてくれよ」
高尾「いつも一緒に笑ってくれてありがとう。一生一緒に笑ってください」
石井「例えばキミがいるだけで心が強くなれること。これからも支え続けてください」
佐々木「(※横たわってから)俺からの愛に気付いてないなんて、ちょっと鈍感だぜ。お前のこと愛してるよ」
大石「いっつも思ってるんだ。でもなかなか言えないんだ。ぜも今日は特別な日だからキミに伝えるよ。DAISUKI!」
高梨「あ〜、お前と飲む酒は嫌いじゃねぇよ。俺が潰れるまで付き合って」
坂口「あんまうまく言えないっすけど、俺についてきてください。大好きです!」
イサミ「四の五の言わずに黙って俺だけ見てろ」
HARASHIMA「今日も秋晴れでいい天気だよね。一緒に鍛えよう。あと大好きだよ」
塾長「BOYZたちの愛は届きましたでしょうか? 繰り返します、次、BOYZで後楽園に挑みます。後楽園だから出来るあなたの笑顔を僕らは探します。全力であなたを笑顔にします。だから一緒に後楽園に来てください。覚えておいてください。僕らはいつだってあなたの味方です。本当にいつもありがとう! これからもよろしく。9月23日、BOYZ一堂」
手紙を全て読み上げると、最後は全選手で円になり腕を掲げて後楽園に向けて一致団結した。