『PANCRASE BLOOD.10』へ出場する6選手が会見!各選手が試合への意気込みを語る!

4月17日夕、都内渋谷区にて、Road To UFC参戦会見に続き、『PANCRASE BLOOD.10』(5月4日、品川インターシティホール)に出場する6選手が会見を行なった。出席者は平田直樹、敢流、野田遼介、氏原魁星、糸川義人、前田浩平。カードは以下。
▼フェザー級 5分3R
平田直樹(トライフォース柔術アカデミー/4位)
VS
敢流(パンクラス大阪 稲垣組/11位)

▼ストロー級 5分3R
野田遼介(ALLIANCE/6位)
VS
氏原魁星(ボンサイ柔術/7位)

▼フェザー級 5分3R
糸川義人(TURNING POINT MMA/12位)
VS
名田英平(総合格闘技道場コブラ会)

▼バンタム級 5分3R
前田浩平(GRABAKA/11位)
VS
佐藤ゆうじ(ボンサイ柔術)
6選手は記者と質疑応答を行ない、試合を前にした心境などを語った。

【平田直樹】
――まず一言お願いします。
平田「トライフォース柔術アカデミー平田直樹です。今連敗中なんですけど、今度こそはしっかり勝ちにこだわって闘いたいと思うんで、応援よろしくお願いします」
――相手選手の印象と、この試合が決まった時の気持ちをお聞かせください。
平田「相手の印象は、若くて勢いもあって、気持ちが強い良いファイターだなと思ってます。自分の気持ち的には、ずっと負けてたんでいつかやり返したい、勝ちたいというふうに思っていたので、次こそはしっかり勝って、またタイトル戦に絡めるように頑張りたいと思います」
――これまで競合とばかり当たってなかなか結果が出ませんでしたが、そこを踏まえて、ご自身の中で変えてきたこと、取り組んできたことなどあるでしょうか。
平田「いつも自分の強みを出そうと思って、でも最近やり切れなかったり気持ちが出せてないので、その気持ちの部分がついてくればパフォーマンスだったり試合の流れも良くなってくるのかなと思うし、今回の相手も強い選手なので、相手にもそうだし自分に負けないように闘おうとは思ってます」
――相手の組み技に対してはどんな印象をお持ちですか。
平田「相手も組みだったりトータルでできると思うので。でも、組みに関しては僕もすごく自信を持ってるtころなので、いかにそこに行けるかでもあるし、トータルで闘える準備はしています」

【敢流】
――まず一言お願いします。
敢流「パンクラス大阪稲垣組の敢流です。前回の試合から約1年弱空いてしまったんですけど、その期間、毎日、ベルトを獲るために準備してきました。対戦相手の平田選手なんですけど、僕がプロデビューする前から画面越しで見ていた選手なんで、そういう選手とパンクラスのメインで闘えることをすごく感慨深いなあと思います。でも、今回の試合で勝った方がタイトルに絡めると思ってるんで、しっかり潰し合いをしたいと思っています。現チャンピオンの栁川(唯人)選手がひらや選手と闘っていて判定勝ちしてる(※2025年6月)んですけど、それ以上の勝ち方をするっていうのが今回の自分のテーマなんで、その結果次第で自分の立ち位置とか実力が証明できると思うんで、しっかりフィニッシュして勝ちたいと思っています」
――今のお話にもありましたが。改めて相手選手の印象と、この試合が決まった時の気持ちをお聞かせください。
敢流「相手の印象は、組みが強くて良いグラップリング能力を持ってる選手だなという印象ですね。試合が決まった時は、相手のランキングが4位なので、ここに勝てば一気にトップ3に絡めるな、むちゃくちゃ美味しい相手やなと思って気合が入りましたね」
――前回の木下(尚祐)戦ではすごいスクランブルになりましたが、最終的に競り負けたと形になりました。その試合を経て、どんな気づき、変化がありましたか。
敢流「そうですね。前の試合は、相手選手の強いところがグラップリングとスクランブルやったと思うんですけど、自分の悪いところなんですけど、相手の強いところで勝ってやろうってそういう気持ちが試合中に出てしまって、また、グランドスラム所属やったんで、グランドスラムの選手から取りたいなみたいな、そういう少年心が出てしまったんですけど、うまくMMAができてなかったので、木下戦負けてから、しっかり勝つ方法、ちゃんとMMAをやるっていうのをしっかり身につけてきたんで、そこをしっかり出せればと思います」
――ご自身と平田選手の組み技の違いをどうとらえていますか。
敢流「僕はスクランブルが得意なんですけど、平田選手はトップキープが得意だと思ってるんで、お互いが得意なところをしっかり出し合ってどっちが勝つかっていう試合になると思いますね」

【野田遼介】
――まず一言お願いします。
野田「こんにちは、ALLIANCE所属の野田遼介です。本日はこのような場にお呼びいただき、関係者の皆様、本当にありがとうございます。対戦相手の氏原選手は若くて勢いもすごくて、僕にないものをたくさん持っている選手だなと思っています。僕は僕で、自分も持っているものをしっかり出してしっかり盛り上げたいと思いますので、当日は応援のほど、よろしくお願いいたします」
――今のお話にもありましたが、改めて相手選手の印象と、この試合が決まった時の気持ちをお聞かせください。
野田「相手の印象は、そうですね、(氏原に向かって)『危険生物展』ですよね、見てきたの。氏原選手を(危険生物に)たとえるとしたら、ヒョウモンダコ。毒があって、タコなんでこうしっかり相手に絡みついて、小柄で、でも毒も結構強い生き物なんで、ヒョウモンダコかなと思ってます。氏原選手にも、僕がどういう毒を持っているのか、毒性生物なのか、後で教えて欲しいですね。試合が決まったときは、やっぱりかー! って感じでした。何となく(氏原と)決まるんじゃないかなっている雰囲気を、勘なんですけど感じていて、オファーが来た時、ああ……来てしまったか、という感じでしたね」
――危険生物で頭がいっぱいになってしまいました(笑)。野田選手、危険生物はもともと興味があったんですか?
野田「危険生物というか、生き物全般めちゃくちゃ好きなんで、うん、趣味は合いそうですね、氏原選手と」
――なかなかすぐにヒョウモンダコとは出てこないと思うんですが。
野田「今やってるのではないですけど、自分も何年か雨に別の危険生物店に行ったことがあって、その時に見たヒョウモンダコの記憶が結構あったんで、氏原選手と重ねました」
――似たもの同士なんでしょうか。
野田「そうかもしれないです」
――お互いグラップラーですが、相手の組み技についてどう思っているか教えてください。
野田「組み技の印象は、うーん、ボンサイ柔術なんで柔術をしっかりやり込んでるなっていう感じですね。私は柔術もレスリングもやってきたわけじゃないので、MMAのグラップリングで勝負したいなと思います」

【氏原魁星】
――まず一言お願いします。
氏原「こんにちは、ボンサイ柔術の氏原魁星です。今日、午前中に、試合の研究のために危険生物展を見に行ったんですけど、そこではマムシやらコブラやら危険生物がいっぱいいたんですけど、その中で一番危険なのは僕なんで、そこを証明していける試合にできたらと思います。野田選手ももちろん危険な選手、オールラウンダーで危険な選手ですけど、僕も危険な選手なので、デンジャラスなパンクラスをお届けしたいと思います。よろしくお願いします」
――相手選手の印象と、この試合が決まった時の気持ちをお聞かせください。
氏原「野田選手も危険生物にたとえてくれたってことで、僕も野田選手を危険生物にたとえようと思うんですけど、僕からしたら何だろうな、マムシとかそういう感じだと思います。野田選手は絞め技もできるし危険な毒を持っているしオールラウンダーだと思ってるんで、僕の中では。毒も使えるしヘビならでの絞め技も使える、もう器用な選手だと思うので、僕の中の野田選手の印象は高いです。試合が決まった時の気持ちは、やっと試合が決まったなっていう感じでした。試合が決まらないと思ってのこのこ調子に乗って昆虫を食べたり鼻をザリガニに挟ませたり調子に乗ったことをYouTube に上げてましたけど、試合はこっちが本業ってことで気合を入れて頑張っていきたいと思います。応援よろしくお願いします」
――氏原選手も生き物がお好きなんですね。
氏原「はい。危険生物展が決まって少し経った後にこの記者会見に呼ばれたんで、ついでに行くしかないと思って午前中行ってきた感じなんですけど、野田選手も生き物好きってことで気が合いそうでめっちゃ嬉しいです」
――お互いグラップラーですが、相手の組み技についてどう思っているか教えてください。
氏原「野田選手は、とにかく打撃を織り交ぜながらの寝技が結構巧くて、トップキープが特に巧い印象があり、バックポジションでの寝技が強烈だなと思います。そこを気をつけて頑張っていきます」
――ウヒはら選手は打芸のスタイルというか、打撃の時間が長くなっていると思うんですが、その辺りの自信はいかがですか。
氏原「そうですね。前回大会でも見てもらった通り、打撃が向上してる自信があるんで、そこも織り交ぜるんですけど、僕はやっぱり寝技なので、出していきたいと思います」

【糸川義人】
――まず一言お願いします。
糸川「TURNING POINTの糸川義人です。対戦相手は以前負けた相手なんですけど、前やった時よりだいぶ強くなってるんで、当日圧倒してリベンジしたいと思います。応援お願いします」
――相手選手の印象と、この試合が決まった時の気持ちをお聞かせください。
糸川「相手はオールラウンダーで何でもできるなっていう印象で、試合が決まった時はリベンジできるチャンスが来たってきちでめちゃめちゃ嬉しかったです」
――前回の名田戦(※2023年3月)、試合中の記憶はありましたか?
糸川「記憶は一応ありました」
――1Rでダメージを受けて、そこから巻き返して大激戦を見せてくれたんですが、あの試合で得たものは何でしょうか。
糸川「そうですね、やっぱり打撃はもらっちゃうと一発でぽわっちゃうんで、クリーンヒットはもらわないようにしなといけないなというところと、しっかり前に出て攻めれば勝ち目はあるかなっていうところをあの試合で思ったんで、そこを指揮して今回は行こうかなと思ってます」
――闘い方や、試合中の方針の選び方について、どのように考えていますか。
糸川「今まではあんまり作戦とか立てないで、その場その場で思ったことをやるみたいな感じだったんですけど、最近チームのみんなと作戦をしっかり立てて試合に臨むようにしてるんで、ちゃんとMMAをやって勝ちに行こうと思います」

【前田浩平】
――まず一言お願いします。
前田「GRABAKAの前田です。本当は去年の11月に試合が決まってたんですけど、怪我で欠場してしまって、7月に負けて以来の試合になるんですけど、対戦相手の佐藤選手は勢いがあって強い選手だと思うんですけど、僕は多分おいしい相手だと思われてるんで、逆に地獄を見せてやろうと思ってるんで、復帰戦、皆さんに楽しみにしていただけたらと思います。応援よろしくお願いします」
――今のお話にもありましたが、改めて相手選手の印象と、この試合が決まった時の気持ちをお聞かせください。
前田「対戦相手の佐藤ゆうじ選手の印象は、危険生物にたとえると(笑)、僕そんな詳しくないんですけど(笑)、寝技が強くて絡みついてる毒ヘビみたいな感じだなと思いました。なので、僕はマングースになって喉元をかき切ってやろうと思ってます。試合が決まった時は、前回神部(篤坊)選手とやったんですけど、若手の強い選手が来たなと思って。でも、このまま踏み台にされるのは癪にさわるし、それこそ田嶋(椋)選手が持ってるベルトもまだまだ諦めてないんで、ここはしっかり勝って頑張ろうかなと思ってます」
――怪我で欠場されましたが、いつ頃から練習を再開されたのかと、差し支えなければ怪我の部位を教えてください。
前田「11月、郷島選手と決まってたんですけど、練習中に右ひざの内側靱帯の断裂を起こしてしまって格闘技はできない状況だったんですけど、今年に入って2月ぐらいから徐々に対人練習に復帰して、3月ぐらいからはスパーリングにも完全に復帰してっていう感じでやらせていただいてます」
――前回、前田選手に勝った神部選手は今度ONE SAMURAIという大きな大会に出場します。前田選手も実力は持っているのにそこに入れずにいる、そんなもどかしい状況ではないかと思うのですが、その辺りのお気持ちを聞かせてください。
前田「そうですね、今トップにいる選手たちとキャリアが浅い頃からやらせてもらって、以前闘った相手だと風間(敏臣)選手とかUFCに行ったりして、そういう選手たちと鎬を削ってきたじゃないですけど、ただその中で今自分が埋もれてしまっている状況にあって。何で自分がそうなってしまっているのかを怪我してる期間に考える時間もできて。自分で言うのも何なんですけど、僕は打撃もグラップリングも満遍なくやれるタイプで、ただ一点突破の力がそんなにないというか、そこがずっとネックだったんですけど、今回そこを休みの期間中にしっかり準備して、あとは自分のマインドセットだったりもしっかり変えてやってきたつもりなので、次の試合では一段階強くなった自分を見せられるかなと思ってます」
やや緊張した面持ちで会見の席についた選手たちだったが、氏原選手の危険生物の話で雰囲気が和らぎ、リラックスした雰囲気の中、試合への意気込みを語った。それぞれ新しいスタートとなりそうな一戦、見逃せない!
(写真・構成/佐佐木 澪)
















