ガンプロがメインの挑戦者変更、衆院選による会場変更の困難乗り越えた!SOG王者・望月成晃が冨永真一郎との大激闘を制しV5…2・22高島平で渡瀬瑞基が挑戦

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 ガンバレ☆プロレスが1月31日、東京・新木場1stRINGで『ニューイヤー・ブルース2025』を開催した。相次ぐ困難の中で行なわれた同大会のメインイベントで、スピリット・オブ・ガンバレ(SOG)世界無差別級王者・望月成晃(ドラゴンゲート)が冨永真一郎との大激闘を制して、5度目の防衛に成功。次期挑戦者には元王者の渡瀬瑞基が名乗りを挙げ、大会終了後に協議の結果、2月22日、東京・高島平区民館での王座戦が緊急決定した。

 当初、今大会ではガンプロ期待のホープの中村宗達の挑戦が決まっていたが首の負傷のため欠場となり、代打として同団体が推したのが冨永だった。さらに、衆院選の投開票日が2月8日になったことを受け、会場の高島平区民館が期日前投票の会場設営のため使用不可となってしまったのだ。絶体絶命の窮地に陥ったが、これでへこたれるガンプロではなかった。試合会場を急きょ新木場に変更して開催を決行。これが発表されたのが大会のわずか11日前という非常事態となった。

 だが、こんな状況かだからこそ選手たちは燃えて、第1試合から熱い戦いが繰り広げられた。代打でSOG王座に挑むことになった冨永はこれが5度目の挑戦。序盤レスリングの攻防から、望月が場外に蹴り落とすと、冨永がラ・ケブラーダを発射。リングに戻ると、冨永は丸め込みの連発。望月は腹部へのニーリフト連打からストマッククローにいくと、冨永はブレーンクローで応戦。冨永はドラゴンスクリューから足4の字固めもエスケープ。望月はキック連打から旋回式ツイスターもカウントは2。冨永はJKからムーサルト・プレスも剣山で阻止された。望月がドラゴン・スープレックス狙いも、冨永は葡萄酒色の波紋疾走を繰り出すも両者ダウン。チョップの打ち合いから、冨永は再び葡萄酒色の波紋疾走も2カウント。さらに冨永はJK、トドメの葡萄酒色の波紋疾走を狙うも、体勢を入れ替えた望月は横十字固めで丸め込んで電撃の3カウントを奪った。

 試合後、望月は「冨永、おまえホントに代打かよ? ちょっとビックリしたぞ。なんか(大家健)代表のXで“最強の素人”と書いてあったけど、おまえ素人じゃないだろ。おまえの素性は知らないけど、今までやったなかで一番プロレスセンス感じたよ」と健闘した冨永を認めた。ここで、望月のマイクをさえぎるように渡瀬がリングに上がり「外敵なのに何で拍手してんのか、何がモッチーだと思ってた。でもそうじゃなかった。すげぇ試合して感動させて団体引っ張って、あんたはそういうチャンピオンだった。うちのユニバースが認めたすげぇチャンピオン。そんなチャンピオンに今の俺なら勝てる気がする」とアピール。望月は「チャンピオンだって過去形にしたな。まだまだ、冨永をほめる材料は最初の2くらいしか言ってねぇよ。もっとほめまくってガンプロユニバースの支持を得ようと思ってたのに、おまえは空気読まねぇな!」と発言。そして「次はおまえってことか?」と問うと、渡瀬は「いいですか?」と回答。望月は「おまえがいいタイミングで来ると思ってた。次いつやるのか知らないけど、俺に締められるのが怖かったらおまえが締めろ」と退場しようとした。すると渡瀬は「チャンピオンがしっかり締めてこその興行なんです。今日はモッチーさんが締めてください。ただモッチーさんが締めるのは今日が最後です」と言い放った。望月は「俺はへそ曲がりで、そう言われると締めたくなくなるんだよ。おまえとのタイトル戦やった後、俺は思いっきり締めさせてもらう。今日の大会は締めなしで終わりだ」と言うと、渡瀬とにらみ合ってリングを降りた。

 望月は「怖いもの知らずさとプロレスセンスで、あいつが一番強いんじゃねぇかと思った。最後ああいう形で勝ったけど、あの後続けてたら、何してくるか分からなかったんで。丸め込みでも決めとかないと、怖いもの知らずの恐怖を垣間見たんで。(対戦相手、会場変更があったが?)キャリア32年で初めてだね。冨永選手は急な変更でも動じない肝っ玉の強さを感じた。中村選手のことが頭にあったので、俺のほうが戸惑った可能性はあるね。会場は俺は江東区で地元で新木場が好きなんで」と話した。渡瀬の挑戦表明には「全員とやるつもりだったし、ガンプロのなかでエース級の選手だし、いつか来るとは思ってた。しばらく(アジアタッグと)2冠でいたいんで。思ったより早く来たなというのはあるけど、キッチリ締めます」と王座死守を誓った。

 ベルト奪取ならなかった冨永は「宗ちゃんの思いを背負って勝って、タイトルに挑戦してほしいと思ってたけど、途中からそんな余裕もなくて。自分がベルト獲るためだけに戦いましたけど、そんな甘くないよね。5回連続でタイトル奪取失敗して。今年39で、最後の30代。ダサいかもしれないけど、これであきらめたらそれまでなんで。あきらめないよ。絶対にシングルのベルト獲るよ」とコメント。

 満を持して、2年8ヵ月ぶりの王座奪還を狙う渡瀬は「自分の気持ちとガンプロのみんなの気持ちとお客さんの気持ちが一つになって。今この瞬間は俺がいくべきだし。すげぇチャンピオンだとは思うけど、もう任せてらんない。外敵は外敵だから。負ける気はないけど。今日、冨永さんが見せてくれたガンバレスピリット。そこにユニバースみんなが感じてくれるし応援してくれる。その何倍にもなった応援で力が出る。宗、以外(男子で)やってないのは川上(翔大)、(元島)仙多郎だけでしょ。ガンプロには俺がいるぞって!」と意気込んだ。

 また、大会後、大家がガンバレ☆集会を開き「3月1日、大阪で守屋(博昭)とタッグを組みます。対戦相手が今成(夢人)、冨永。SOGのタッグベルト持ってるんです。だったら挑戦させてよ!」と熱望。そこに今成が現れ「挑戦したいなら条件は一つ。投票に行け! そしたら認めてやる」と条件付きで受諾。これを受けて、3月1日、大阪・平野区民ホール大会でのSOG世界タッグ選手権が決定した。

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