中邑真輔がWWE日本公演で勝利の「イヤァオ!」来年も日本に帰ってくることを約束

18日、両国国技館にて『WWE SuperShow Japan』2日目が開催。メインイベントではCMパンク&中邑真輔vsブロン・ブレイカー&ブロンソン・リードが行われた。
昨年5年ぶりに復活した日本公演が今年も両国国技館にて2DAYS開催。
前日17日の第1試合から来年引退を表明したAJスタイルズが登場し会場は興奮に包まれ、ジュリアは女子ユナイテッド・ステイツ選手権をベイリー、ライラ・ヴァルキュリアを相手に防衛。
中邑真輔は「愛してまーす!」を叫び、ASUKA&カイリ・セインのカブキ・ウォリアーズにイヨ・スカイがリア・リプリーとともに勝利した。メインイベントではCMパンクがドミニク・ミステリオを相手にインターコンチネンタル選手権を防衛し、試合後にジャッジメント・デイに暴行されたCMパンクをイヨ&リプリーが救出していた。

日本公演ラストとなる試合だが、序盤からCMパンクと中邑はリードに圧倒される場面が続く。だがブレイカーをCMパンクがGTSで排除しリードにハイキックを叩き込むと、中邑がキンシャサを突き刺し3カウントを奪った。
勝利した中邑は「東京!感無量、感激の一言。どうもありがとうございます!日本人スーパースター、俺も含めて、ASUKA、イヨ、カイリ、ジュリア、戸澤、WWEという世界の舞台で身を削ってます。応援よろしくお願いします!」と挨拶。
マイクを持ったCMパンクは「日本のファンの前で試合ができることが光栄だ。プロレスに夢中になった子供の頃、ずっと日本に行きたかった。テリー・ファンクのようになりたかった。東京に来て伝説のレスラーたちと一緒にいられること、日本人レスラーたちとロッカールームを一緒にできて本当に光栄だ。だがもう1人同じ気持ちでいる男がいる。多分その男は日本で試合をするのは最後になるだろう」とAJスタイルズを呼び込む。

AJは中邑真輔に通訳を頼み、中邑が「皆さん、私が初めて日本に来た時、正直何を期待されてるのかわかりませんでした。こんな自分のような男を受け入れてもらえるのかもわからなかった。でも、初日から、あなた達は敬意と情熱を持って迎えてくれた。日本のリングに立つたびに、俺は持てる全てを出し切ってきた。それがあなた達にふさわしいと思ったからです。その代わりに、あなた達は俺に、決して忘れないものをくれた。それは信頼であり、エネルギーであり、そしてプロレスへの愛です。今夜、俺はこのリングを去るかもしれない。けれど、俺の心の一部はいつまでもここに残る。日本に、そしてあなた達一人ひとりの中に」と読み上げると、AJは「アリガトウゴザイマス」と日本語で挨拶し、集まってきたスーパースター達一人ひとりと握手してハグ。
最後は中邑が「また来年も必ず日本に帰ってきます!サンキュージャパン!イヤァオ!」と叫び日本公演を大団円でしめた。