学生プロレスから続く闘いがスターダムのリングへ!世羅りさvsHANAKOは終わらず「来年の引退までに世羅ごえしてやるよ!!」

21日、国立代々木競技場第二体育館にてSTARDOM『STARDOM THE CONVERSION 2025』が開催。第4試合ではHANAKOvs世羅りさが行われた。
かつてHANAKOは日本大学法学部在籍時に、『UWF関東学生プロレス連盟』に所属しフェラりさの名で活躍。
2022年に世羅が「世羅りさをモチーフにしてもじった選手がね、学生プロレスで頑張ってるんですよ。しかも178cm、女子プロ界最高身長。ちょっとコイツを召喚したいと思ってます」とプロミネンスにオファーしシングルマッチを行っていた。

約3年ぶりの“はじめまして”は、じっくりとした立ち上がりからショルダータックルのぶつかりあいに。HANAKOが打ち勝つも、すぐに立ち上がった世羅はリバースカンパーナで苦しめる。これを離すとロープを使った足攻めを見せるが、HANAKOはビッグブーツ連発。さらにボディスラムで叩きつけると、串刺しボディスプラッシュからニードロップを投下する。さらに投げようとするが世羅は顔面への膝蹴りで逃れ、串刺しダブルニーからフォールも2。
世羅のリバーススプラッシュ式ダブルニーをHANAKOが避けるとエルボー合戦となり、世羅がカウンターのセラリズムバスターからリバーススプラッシュ式ダブルニーを投下。ならばとHANAKOはエルボー連打からバックフリップで叩きつけフォールも2。

エルボー合戦から世羅が髪を掴んでエルボーを連打し、自ら座って両手を広げてアピール。HANAKOは前蹴りを、世羅がエルボーを連続で打ち込んでいき、意地の張り合いから両者走り込むとHANAKOがラリアットでなぎ倒す。
HANAKOはJPコースターを狙うが、世羅は着地すると左右のエルボー連打も、HANAKOは白鷺で捕らえる。ロープを掴んで耐えた世羅へラリアットから走り込むが、世羅はカウンターのハリケーン・ドライバー。さらに顔面に膝蹴りからファルコンアローで突き刺しフォールも2。世羅は羅紗鋏で突き刺し3カウントを奪った。

マイクを持った世羅は「ワシが入場してきた時泣きそうな顔してるからどんな事になるかと思いきや、強くなったなHANAKO!こんなに苦戦するとは思わず、あなたの成長を肌で感じれてとても嬉しく思います。ただ、ワシは、来年の1月12日引退が決定してます。HANAKO、それまでに、世羅ごえ、見せてくれよ!」と再戦を期待する。
HANAKOは涙目になりながら「世羅さんが引退するまでにもっとつよなって、直接あんたから!勝って!世羅ごえしてやるよ!!」と絶叫し、世羅も嬉しそうに「楽しみにしてるよ!」と答えた。