HARASHIMAがクリス・ブルックスに秒殺勝利で『KING OF DDT』制覇宣言!「優勝して、KO-D無差別級のベルトを巻きたい」

DDTプロレスのシングル最強決定トーナメント『KING OF DDT 2025』が5月6日、東京・後楽園ホールで開幕。1回戦で“DDT不動のエース”HARASHIMAが、KO-D無差別級王者クリス・ブルックスによもやの秒殺勝利を挙げ、堂々の優勝宣言だ。
過去20年の同トーナメントの歴史のなかで、HARASHIMAは2011年と2013年に優勝を果たした。しかし、2018年以降は決勝戦に残ることもできておらず、「今年こそ」との覚悟をもっての出陣となった。クリスは常に「HARASHIMAさんは強い」と認めており、王者としての優勝を目指すうえで、この1回戦は大きな試金石となった。
クリスはドロップキックで奇襲を掛けると、HARASHIMAがハイキック。クリスのプレイングマンティスボムをかわすと、HARASHIMAはカウンターの蒼魔刀。さらに走り込んでの蒼魔刀をぶち込んで電撃の3カウントを奪取。わずか22秒の秒殺劇だった。
バックステージでHARASHIMAは「奇襲来て、落ち着いて対応できました。チャンピオンのクリスから3カウント取って勝ったんで、この勢いで優勝して、必ずKO-D無差別級のベルトを巻きたいと思います。KO-Dのベルト巻くのはあきらめてないんで」と自信を見せた。
また、岡谷英樹vsTo-yの1回戦は、岡谷のセコンドのイルシオン、MJポーも介入。To-yはチョップ連打、トペコン・ヒーロ、ブレーンバスターなどで攻め立てた。岡谷は変型牛殺し、逆討ちなどで応戦。エルボー合戦から、To-yがコジマワンダーランドもカウントは2。岡谷は垂直落下式ブレーンバスターでトドメを刺した。
2回戦(5・10新宿)でのHARASHIMA戦が決まった岡谷は「To-y、相変わらず熱くて最高にうぜぇな。次はHARASHIMA、生きる屍(しかばね)。おまえはエースと言われているが、今じゃただの落ちぶれたクソジジイ。時代に抗いやがって。おまえが今どの位置にいるか教えてやるよ」と不敵に語った。