16歳JK王者爆誕!ぱんちゃん璃奈との対戦を熱望

20日、岡山コンベンションセンターで『NJKF拳之会主催興行24th-NJKF2025 west 2nd-』が開催。ミネルヴァライトフライ級王者であるMARIがISKA世界戦決定に伴い王座を返上。ミネルヴァライトフライ級1位の美斬帝(テツジム)とミネルヴァライトフライ級5位の堀田優月(闘神塾)とで暫定王座決定戦が行われた。
美斬帝は戦績33戦14勝14敗5引き分けのベテランでタイトルマッチ常連ながらいまだ無冠の女帝。対する堀田は2024年プロデビュー戦から負けなし4戦3勝1引き分けと乗りに乗っているJKファイター。
1Rからガンガン前進していき美斬帝の顔面に右ストレートを炸裂させる堀田。美斬帝も堀田の左インローのタイミングでボディ、カーフをヒット。その後は互いにクリンチ。もつれてレフェリーがブレイクするシーンが増えてくる。堀田の首相撲の圧が強くロープを背負わされた美斬帝の表情がゆがむ。美斬帝もされるがままではなく堀田のボディに膝を入れ抵抗。組みついてのスタミナ消耗戦が続いたあと美斬帝がミドルを入れたタイミングで堀田が左ストレートを顔面にめりこませる。美斬帝も拳を振るが、当てていたのは堀田のほうか。2R後半から堀田が猛ラッシュをかけ美斬帝がコーナーに追い込まれるシーンが目立っていった。美斬帝も決死の反撃に出るが、ガードを破る堀田の左フックが顎にヒット。組みついてきた堀田のボディに膝を入れるが離れぬ堀田がグイグイ締めてきて美斬帝のボディに膝。両者まったく退かずに時間いっぱい激しく打ち合い試合終了。判定は割れスプリット。2-1で堀田が勝利した。
厳しい闘いを制し暫定王者となった堀田はマイクで兵庫県から駆けつけた大応援団に謝辞を述べたあと「アマチュアの時から何回も舞台に立たせて貰って拳之会さんには感謝しかありません。タイトルマッチが決まって楽しみでもあったけど練習のときから心が折れそうなときもずっとありましたけど、頑張った甲斐があったって、めっちゃ嬉しいって思いました。チャンピオンとして世界を目指したいし、対戦したいぱんちゃん璃奈さんもいるし、これからも頑張っていくので、応援よろしくお願いします!」と、満面の笑顔で戴冠の喜びを語った。
野望を胸に世界を目指す恐るべき16歳のJK王者が爆誕した。

『NJKF拳之会主催興行24th-NJKF2025 west 2nd-』
日程:4月20日(日)
開始:13:30
会場:岡山県・岡山コンベンションセンター
▼第7試合 NJKFミネルヴァ ライトフライ級ランキング戦 2分3R ヒジ無し
●美斬帝 (テツジム)
判定2-1
○堀田優月 (闘神塾)
※堀田優月が暫定王者に