【試合詳細】2・27 マリーゴールド東部フレンドホール大会 林下詩美&MIRAI&ビクトリア弓月&後藤智香&石川奈青vsボジラ&野崎渚&CHIAKI&松井珠紗&メガトン 桜井麻衣vs勇気みなみ 青野未来vs咲村良子 翔月なつみvs瀬戸レア 翔月なつみvsリアラ

『New Years Golden Garden 2025』
日程:2025年2月27日(木)
開始:18:30
会場:東京都・東部フレンドホール
観衆:203人
▼シングルマッチ 15分1本勝負
○翔月なつみ
5分49秒 変形アンクルホールド
●リアラ(フリー)
※翔月が第2試合に連続出場。
▼シングルマッチ 15分1本勝負
○翔月なつみ
6分24秒 蒼魔刀→エビ固め
●瀬戸レア
▼シングルマッチ 15分1本勝負
○青野未来
7分9秒 39ロック
●咲村良子
▼シングルマッチ 15分1本勝負
○桜井麻衣
9分31秒 シャイニング・ケンカキック→片エビ固め
●勇気みなみ
▼10人タッグマッチ
林下詩美/MIRAI/ビクトリア弓月/後藤智香/●石川奈青
20分10秒 ドリル・ア・ホール・パイルドライバー→片エビ固め
[Darkness Revolution]○ボジラ/野崎渚(フリー)/CHIAKI/松井珠紗/メガトン
Darkness Revolutionがリングを支配し石川を拉致!桜井が勇気を一蹴し「エルボー一発ちゃんと打てない新人王なんてどこにいんだよ」と警告!翔月が奈七永へ約13年ぶりのシングルを要求!
オープニング
大会開始に先駆け、大平ひかるリングアナが登場。大平リングアナに呼び込まれて欠場中の田中きずなが登場し、前説および対戦カードの発表へ。
きずなは、ファンクラブで実施中のスクラッチ企画の紹介。加えて地元開催となる3月2日の神奈川歯科大学体育館大会では、復帰は間に合わなかったものの応援選手としてサポートしていくことを告知。きずなのオープニングコールから大会スタート。
第1試合
勝者が続けて第2試合で瀬戸レアと対戦するという変わった形式の第1試合。
翔月は2月25日に誕生日を迎えてから初めての試合ということで意気込んでいたが、まるで自らがチャレンジマッチに挑む側のような扱いに不満げな様子。
リアラが握手を求めると、翔月も快く応じてゴング。
ゴングとともにリアラがドロップキックで突っ込むが、かわした翔月が即座に丸め込み。返したリアラが「ナメんじゃねーッ!」とエルボーを打ち込んでいくが、翔月も「お前がナメんじゃねーよ」と強烈なエルボーを猛連打。リアラも必死に打ち込んでいくが、翔月は表情1つ変えずにヘアホイップからコーナーで顔面踏みつけ。顔の整形にとんでもない金額をかけているリアラが「顔はやめろーッ!」と悲痛な声を上げると、翔月がさらに強めに踏みつける。
翔月が怒りのエルボー連打も、翔月がビンタ一発でふっ飛ばしてボディスラムで追撃。さらに脇固めで捕らえるも、リアラは必死のロープブレイク。翔月はロープの反動を使ったダブルニードロップを見舞うが、リアラは「負けるかッ!」とドロップキック。
リアラがアンクルホールドに捕らえるも、翔月が即座に前転して脱出。リアラがロープを使ったニーロックからヒザへの串刺しドロップキック、再びのアンクルホールドに捕らえてグラウンド式に持ち込む貪欲な攻めを見せる。
翔月がなんとかブレイクすると、リアラは串刺し攻撃を狙うが、翔月がロープに上ってのジャンピング・ハイキックで迎撃。リアラも怯まずデッドリードライブで投げ落とし、セカンドからのダイビング・フットスタンプ。ガッツリと腹部に体重をかけた一撃が決まるも、カウント2で返される。
リアラはスクールボーイ、オクラホマ・ロール、ラ・マヒストラルと丸め込みで翻弄してからRKOを狙うが、キャッチした翔月がフィッシャーマンズ・スープレックス・ホールド。さらに左足を自身の両足で固めながら右足を極める変形アンクルホールドでタップを奪った。この技の名前は後日決めるとのこと。
第2試合
翔月がそのままリングに残り、リアラはセコンドへ。レアが入場してきて第2試合へ。
試合前にレアが握手を求めると、翔月が快く応じてゴング。
レアが低空タックルで足を刈って倒し、マウントエルボー連打からフロントネックロック。続けて胴絞め式へと移行するが、翔月がクラッチを切って下からレアの腕を狙う。翔月の三角絞めをいなして腕十字を狙うレアだったが、翔月が下から組み付いて首の取り合いへ。レアが足狙いに切り替えたところで翔月が下から三角絞め。レアがロープを目指すと、翔月がヘッドロックに切り替える。レアもヘッドシザースで切り返していくが、翔月が頭を抜いてレッグロック。レアが下から絡みついて高速ブレーンバスターのような形で切り返し、マウントエルボー連打。
レアは再びフロントネックロックに捕らえていくが、翔月が頭を抜いてレッグロック。レアも下から蹴り上げて体勢を入れ替えてレッグロック。さらにヒザ裏へのマウントエルボー連打も、翔月がロープへ。レアは「逃がすかッ!」とリング中央に引き戻しながらカーフキラーに捕らえるが、翔月は必死のロープブレイク。
レアはアキレス腱固めに捕らえるが、翔月が片足で立ち上がりつつ「ナメんなッ!」と延髄斬り。さらにフィッシャーマンを狙っていくが、レアが逆にボディスラムから連続体固め。続けてロープに飛ぶが、翔月がカウンターのハイキックで倒してバズソーキックで追撃。「終わりッ!」と叫びながら蒼魔刀を叩き込んで3カウントを奪った。
翔月「おいロッシー!ロッシー!このカードはなんだ?!これは翔月なつみのチャレンジマッチか?!オイ!だとしたらよ、私へのチャレンジマッチにはちょっと軽すぎるんじゃないですか?私がチャレンジしたいのは、高橋奈七永!高橋奈七永といつでもいい。シングルマッチ、組んで下さい。いいですか?!(※本部席のロッシー小川が了承のサインを出す)OK~!ありがとぉ~!誕生日ぃ~!」
<試合後コメント>
リアラ
「今日はまたもマリーゴールドさんで、翔月なつみさんとの、すごい近い日にちでのリベンジマッチ。今日もなにか意味があると思って私は今日、前回より1歩上へ1歩上へと思って、なにか技を強くしようと思って臨んで。その上でなつみさんに勝って、そしてレアさんにも今日2連勝できたら、正直私マリーゴールドで一気に上に上がれるなって思いました。だけど、やっぱ1個エルボーすれば1個ドでかいのが返ってきて、顔もビンタしたらおっきいビンタが返ってきて、記憶が吹き飛びそうになって……。なつみさんの気迫と、すべてにまだ負けてるなと正直思いました。2連勝したかったけど、1勝も出来ずですが、1から這い上がってみせます。生まれ変わるので、皆さん乞うご期待をお願いします!」
瀬戸レア
「今日はなつみさんもリアラさんも自分も巳年の年女の闘いだったんですけど、年女の中でも自分は一回り若いんですよ。若くて……シード枠って言うんですかね?自分がすごく有利な状況で、勝つ気で、なつみさんに勝つ気で挑んだんですけど負けてしまいました。すごく悔しいです。次は巳年……あっ、違う。なんですかね……次、なつみさんにも勝ちますッ!」
翔月なつみ
「まずは『ロッシー小川、このカードはなんだ?』ということを、このカードが決まってからホントに思っていて。普通だったらリアラとレアが対戦して、勝ったほうが私にチャレンジするのが普通じゃないのってメチャメチャ思ったんですけど、まあどんなカードであろうが意味を付けていくのが翔月なつみなんで。まあここでしっかり勝ったんで、自分はマリーゴールドに来てからずっと願っていた高橋奈七永選手とのシングルを、これを私自身のチャレンジマッチとしたいと思って小川さんに告訴して……告訴でいいんですかね?(※おそらく「直訴」)告訴して、承諾していただけたんで。いつかはわからないですけど、万全の状態で迎えたいと思います。ちょっと足攻めしつこすぎたんで、ちょっと……流石にちょっと痛い……痛いんで帰ります」
第3試合
試合前に咲村が握手を求めると、青野が両手でしっかりと応じる。
手4つからリストロックの応酬となり、ヘッドロック合戦を制して咲村がドロップキック。青野も即座に起き上がって前蹴りから首投げ、ボディシザースとつなげながらサーフボード・ストレッチへ。さらにボディスラムから逆エビ固めに捕らえるが、咲村はすぐにロープへ。
コーナーを背に座り込む咲村に対し、青野は容赦ない串刺しローキック。さらに串刺し攻撃を狙うが、咲村が串刺し攻撃で返してドロップキック。続けてスリーパーホールドに捕らえるが、青野がコーナーにぶつけて脱出。串刺し低空ドロップキックで追撃し、エルボー合戦へと誘い込む。
咲村が気迫の雄叫びを上げながら連打していくが、青野はすべて受け切った上でローキック一発で咲村をダウンさせる。青野が「咲村、来いよ」と余裕の挑発を行うと、咲村がミドルキックを発射。これをキャッチした青野がニークラッシャーから39ロックを狙うが、咲村が下から蹴り上げて脱出。青野がロープに飛ぶが、咲村が低空ドロップキックでヒザを撃ち抜いて蜘蛛絡みへ。青野がロープに足をかけてブレイク。
咲村はボディスラムから青野のブレーンバスターを切り返しての首固め、スクールボーイ、バックスライドと丸め込み攻勢。ロープに飛ぶが、青野がツアー・オブ・ジ・アイランドで迎撃。青野が背中へのサッカーボールキックから逆エビ固めで反り上げるも、咲村は苦悶の表情を浮かべながらもロープを目指す。
青野がリング中央に引き戻しながら39ロックに捕らえると咲村がギブアップ。
青野が余裕の笑みを浮かべながら咲村を見下ろすと、咲村が意地のエルボー。青野は咲村を蹴飛ばしてから笑顔でリングをあとにした。
<試合後コメント>
咲村良子
「……悔しい!絶対今日勝ちたかった!あぁ!あぁ~!未来さんから初勝利獲って、もうホントに私は今年ベルト獲りたいし、悔しい!絶対に初勝利は先輩から獲りたいし、強い人から絶対勝ちたい!もっと練習します!」
青野未来
「初対戦の咲村良子、正直今日だけじゃ咲村良子がどんな思いを持ってリングに上っているのか、私には分からなかった。ちょっと物足りない気持ちもあるけど、勝ちたい気持ち、絶対あるはずだから。そういうのをもっとガムシャラに出して、まだまだ技術とかはデビューしたばっかりで追いついてない部分があるのはしょうがないけど、それをリカバリーする気持ちがもっと見たいなと思ったんで。私はもっともっとそこを引き出さないといけなかったなと思うし。でも、これからもまた対戦することがあったら私は厳しく咲村良子と闘いたいと思います」
第4試合
ゴングが鳴ると、ロックアップでの力比べに競り勝った桜井が押し込んでクリーンブレイク。
再びロックアップからリストの取り合い、ヘッドロックの応酬からクリーンブレイク。
桜井がロープに振ってアームドラッグから低空ドロップキック。串刺しバックエルボーからコーナーでの顔面踏みつけ、顔面ウォッシュ、コーナーへの顔面叩きつけと厳しい攻撃を顔面に集中。さらにヘアホイップで放り捨てると、勇気がエルボー連打。桜井は「もっと来い!」「まだまだ!」と余裕の笑みを浮かべながら耐え、強烈な一撃で吹っ飛ばす。ロープに振るも、勇気がドロップキックを見舞って反撃開始。
勇気はクロスアーム式巻き投げ3連発からボディスラムを狙うが、桜井が逆にボディスラム。さらに腕十字に捕らえるが、勇気がロープに足をかけてブレイク。ロープを背にする勇気に対し、桜井がロープに飛んで顔面をぶち抜く貫通ビッグブーツ。
桜井がコーナーに上っていくが、勇気が「行かせるか!」とデッドリードライブで投げ落としてから低空ドロップキック4連撃。さらに抵抗する桜井をぶっこ抜いてのボディスラムを見舞い、足を止めてのエルボー合戦へと持ち込む。
余裕の微笑みとともに両手を広げる桜井に対し、勇気は必死の形相で打ち込んでいく。勇気は連打でなんとか桜井を怯ませることに成功し、河津落としから首極め腕卍。さらに胴絞め式へと持ち込むが、桜井は冷静にロープブレイク。
ロープを背にして座り込む桜井に対し、勇気は串刺し低空ドロップキックで追撃。コーナーに上ってミサイルキックを叩き込み、リストクラッチ式変形バックドロップを狙うが、桜井がフェイスクラッシャーで切り返してシャイニング・バスターを狙う。勇気はこれをスモールパッケージで切り返し、南の風でカバーもカウントは2。
口から出血した桜井がギアを1つ上げる。勇気がさらに追撃を狙ってロープに飛ぶが、桜井がレッグラリアートでカウンター。桜井は「終わりだ」と低い声でつぶやきながら延髄への低空レッグラリアートを見舞い、バックドロップ。それでも勇気は肩を上げる。
桜井は距離を取り、ふらふらと起き上がった勇気の顔面にシャイニング・ケンカキックを叩き込んで3カウントを奪った。
<試合後コメント>
勇気みなみ
「チャレンジマッチ、桜井麻衣さんとの前回の青野さんに引き続き、ベルト経験者の先輩とシングルをさせてもらえることは中々ない機会な中で、全部やり尽くさないと、全力の120%を出さないといけない試合の中で、本番の強さっていうのは練習以外、経験以外ないと思うので、もっともっと本番で120%を出せる選手になるようになりたいと思います」
桜井麻衣
「勇気みなみ、初対戦だったんですけどぉ~……う~ん、そうだねぇ、今日はちょっと、なんだろ。自分もなんか……達成感無いっていうか。勝ったんだけど。そんな感じの試合でした。残念。新人王だったんだけどねぇ?もっともっと頑張らないとヤバいよ、これ。分かってると思うけど。エルボー一発ちゃんと打てない新人王なんてどこにいんだよ。やべーぞ、お前」
第5試合
メガトンがひたすらに「ガオーッ!」と吼えて正規軍をイラつかせる中、MIRAIとメガトンの対面でゴング。
観衆が大・メガトンコールを贈り、MIRAIが不機嫌な表情となる中でDarkness Revolutionが総出で襲いかかって大混戦に。MIRAIをロープにくくりつけてDarkness Revolution全員で顔面を踏みつけながらポーズを決めると、ブチ切れた正規軍がこれをカット。観客席内のいたるところで殴り合いが勃発する大乱闘へと発展。松井が弓月の足をイスでぶっ叩いて大ダメージを与える中、メガトンがMIRAIをリングに戻してチェーンでぶん殴る。
代わる松井がMIRAIにボディスラムから逆エビ固め。未だ正規軍がリングに戻れぬままで救援は間に合わなかったものの、MIRAIは自力でロープを掴む。松井が&野崎がその手を踏みつけるという非情な追撃を行っていくが、MIRAIも変形ドラゴンスクリューからの低空ドロップキックを見舞ってタッチを求めていく。しかし、Darkness Revolutionが総出でカットしたためタッチは叶わず。メガトンがチェーンで首を絞めながら自軍コーナーへと連れ帰る。
タッチを受けた野崎がMIRAIへロープ貫通ビッグブーツからエプロンに出ておしゃれキック。自軍コーナーへ叩きつけて串刺しブレイジング・チョップからCHIAKIにタッチ。
CHIAKIは顔面ウォッシュからロープに振るが、MIRAIがロープに捕まって耐える。CHIAKIが追撃を狙ったところで後藤がエプロンからビッグブーツを見舞ってアシストし、MIRAIがドロップキックを決めて生還。弓月にタッチ。
弓月はCHIAKIにドロップキック、低空ドロップキックと連撃。野崎が出てくると、詩美も加勢して2vs2に。詩美&弓月が競り勝ってダブルドロップキックの編隊飛行を決め、弓月がCHIAKIにドロップキックで追撃してから石川にタッチ。
石川はCHIAKIにショルダータックル、ランニング・ネックブリーカー・ドロップと連撃。さらに引き起こすが、CHIAKIが顔面かきむしりから髪を掴んで引き倒し、ギロチンドロップで追撃。野崎にタッチ。
野崎がショットガン・ドロップキックでふっとばすと、コーナーで控える後藤が石川に触れて試合権利を得る。
後藤と野崎がビッグブーツ合戦で張り合う中、野崎が顔面に右ストレートを叩き込んで蒼魔刀で追撃。Darkness Revolutionが正規軍を押さえている間に野崎が後藤をスリーパーホールドで絞め上げるが、1人抜け出すことに成功したMIRAIがカット。野崎はMIRAIを排除してチェーンで後藤の首を絞め上げ、さらにビールマンキックで腹を蹴り上げてから松井にタッチ。
松井とともに出てきたボジラが松井を軽々と担ぎ上げ、フロントフリップで後藤に投げ落とす。松井がロープに飛んでカサドーラを狙うが、後藤がキャッチしてリバース・ジャイアント・スイングからフェイスバスターで切り返し、マウントエルボー連打からスライディング・ラリアット。弓月にタッチ。
弓月が松井にティヘラから顔面への低空ドロップキック。さらにダブルリスト・アームサルトで叩きつけ、コーナーに上がろうとする。松井がバックを取り、喉輪でロープに押し込む中、CHIAKIがエプロンから髪を掴みながらのネックブリーカーを見舞ってアシスト。松井が串刺しスライディング・クロスボディからダイビング・フットスタンプと畳み掛けてMKDを狙うが、弓月が振り払って強烈なエルボー。さらにコーナーに振り、とんでもなくエグい串刺しドロップキックを顔面にぶっ刺してからロープ貫通ドロップキックで追撃。弓月がロープに飛ぶが、松井が「ナメんな!」とカウンターのブサイク・ニー。弓月も即座にトラースキックで反撃し、両者タッチ。
詩美とボジラの対面。ショルダータックル合戦からラリアット合戦で意地をぶつけ合い、競り勝った詩美がスライディング・ラリアット。さらにラリアットを狙うが、ボジラが下からすくい上げてバックフリップ。ボジラが串刺しスプラッシュを放つが、かわした詩美がコーナーを使ってのアルゼンチン・バックブリーカーを狙う。ボジラはこれを振り払ってミサイルキックを叩き込むが、詩美は即座に起きてエルボー連打。ボジラはひょいと担いで変形サイドバスターからスライディング・ラリアットでお返し。ボジラはハイアングル・パワーボムを狙うが、詩美が驚異的な膂力で担ぎ上げてコウモリ吊り落とし。詩美がロープに飛ぶが、ボジラがカウンターのラリアット。さらにF5で叩きつけるも、後藤がなんとかカット。
松井が後藤にトラースキック。弓月が松井にドロップキック。CHIAKIが弓月にスピアー。MIRAIがCHIAKIにバックドロップ。野崎がMIRAIにビックブーツ。MIRAIが野崎にラリアット。詩美が石川へタッチ。
石川とボジラの対面。石川はショルダータックル&エルボー連打も、ボジラはビクともせず。ならばと石川は背後からスタンド式の胴締めスリーパーに捕らえるが、ボジラがコーナーにぶつけて脱出。石川もスクールボーイからの低空ドロップキック、セカンドからのダイビング・クロスボディと連撃も、これをキャッチしたボジラが投げっぱなしブロックバスターからセントーン。
ボジラがシュミット式バックブリーカーからコーナーに上ってリバース・スプラッシュを狙うが、弓月&MIRAIが足にすがりついて妨害。MIRAI&石川が合体雪崩式バックドロップを決め、弓月がコーナーに上っていく。後藤が石川をアトミックドロップでボジラの上に投げ落とす連携攻撃を見せ、弓月がミサイルキックで追撃。コーナートップに上った石川がボジラにダイビング・クロスボディを決めて体固めも、野崎がノアール・ランサーを顔面にぶち込んでカット。
後藤&MIRAIが野崎の排除を狙ってロープに飛ぶが、場外からメガトンが足払い。野崎が低空ドロップキックで2人まとめて蹴散らす。そこへ弓月が飛び込んでくるが、松井&CHIAKIがダブルフィッシャーマン・バスターを見舞って撃退。メガトンを除くDarkness Revolutionの4人が石川の顔面へクアドラプル・ビッグブート。さらにボジラが石川にデスバレーボムを見舞うが、詩美がカット。
詩美がボジラにエルボーを猛連打してロープに飛ぶが、ボジラがレフェリーを盾にすると詩美は慌てて静止。そこへボジラがイスを持ち込み詩美をぶん殴ってKO。最後はボジラが石川をドリル・ア・ホール・パイルドライバーでぶっ刺して3カウントを奪った。
メガトン「石川奈青~!お前がこの名前を使っている限り、使い物にはならない!言わんとしてることは分かるだろう?なあ?分かるよなあ?」
石川「わかんねーよッ!」
メガトン「わからしてやるよぉ~!」
ほんわかしたメガトンの極悪マイクに合わせ、Darkness Revolutionが総出で石川に襲いかかる。救出に来た正規軍の面々を蹴散らし、石川の首を絞め上げながら全員でポーズを決める。
場外でメガトンがさらに石川をいたぶる中、CHIAKIがマイクを取る。
CHIAKI「はいはいはい。早く連れて帰れよメガトン。石川奈青は今日で終わりでぇ~す♪Darkness Revolutionが石川奈青をこれから叩き上げてやりまぁ~す。お楽しみに!じゃあ今日はDarkness Revolution……(※メガトンと石川がまだ場外でやり合っているの気付いて)まだやってんのかよ(笑)帰れって(笑)Darkness Revolutionが締めま~す。行くぞ!Darkness Forever!」
ボジラ「Dark Darker Darkest!」
<試合後コメント>
林下詩美&MIRAI&ビクトリア弓月&後藤智香
後藤「これ以上、石川奈青を連れてって、ヒールの人数増やしてどうするんですか!全然怖くないし、なにが来ても受けて立ちます!絶対に勝ちます、次は!」
弓月「松井珠紗、なんでお前がダークなんとかに入ったかしらんけど、お前がマリーゴールドのなにを目指しているのか全くわからないし、そこに入ってメチャクチャ目立たなくなったなって、正直思います。あのスーパーフライをかけて闘ってた松井珠紗が私は好きだったけど、今の松井珠紗はただの地味な、ただの松井珠紗です。だから何を思ってるかわからないけど、またスーパーフライとかかけて闘いたいっていう気持ちがあるならどんどん挑戦しに来いよ」
詩美「私は正直石川がどうなろうと興味なんて無いけど、アイツらのやり方は気に入らない。ボジラ、お前にこのベルトは似合わない。絶対防衛します」
MIRAI「…………。」
ボジラ&野崎渚&CHIAKI&松井珠紗&メガトン
野崎「Darkness Revolution、初めて5人で組んでね。いやぁ~!お祭りだったね(笑)」
松井「最高でした♪」
野崎「とても楽しくて自由に暴れまわれる最高のユニットなんじゃないかなって試合を終えた今は思ってます。みんなはどう?」
CHIAKI「ベリーベリーベリーファンタスティック!」
ボジラ「またやりたいな。私たちは最高のチームだ!」
(※メガトンが石川の首をチェーンで締めながら現れ、そのまま横切って連行していく)
メガトン「オラーッ!行くぞ~!歩けぇ~!ガオーッ!」
松井「これからもDarkness Revolution、楽しみしか待ってないなと思って」
CHIAKI「じゃあ最後はみんなにも覚えてもらえるようにもう1回!」
野崎「いいね。あの言葉をね(笑)」
CHIAKI「行きますよ~!Darkness Forever!」
4人「「「「Dark Darker Darkest!」」」」
(※4人が去ったあとメガトンが慌てて戻ってきて)
メガトン「サンキューソーマッチ!」