10年10ヶ月ぶりにKENTAがNOAH後楽園ホールに帰還!拳王との“拳KENタッグ”でNOAHの頂点へ?!

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 11日、東京都・後楽園ホールにてプロレスリングNOAH『STAR NAVIGATION PREMIUM 〜NOAH Jr. TAG LEAGUE 2025〜』が開催。

 拳王は昨年末に“想い人”の存在を明かし、1月1日の日本武道館大会にKENTAを招聘。
 2人のシングルマッチはKENTAが制したが、拳王は「NOAHにはKENTAが必要だ!やはりKENTAが一番輝けるのはNOAHのリング。そう俺は確信したぞ。お前を求めてるヤツが一番多いのはどこなのかな?」とNOAHへカムバック要求。
 その際にはKENTAは拳王の手を取ることなく去ったが、思うところはあるのかNOAHへの継続的な参戦を行ってきた。

 この日のセミファイナルでは、拳王&KENTAvs清宮海斗&谷口周平のタッグマッチが実施。
 拳王&KENTAの【拳KENタッグ】としてKENTAが約10年10ヶ月ぶりにNOAH後楽園ホール大会に降臨。KENTAに触れるのが初めてとなる清宮に対し、谷口はマイバッハ谷口時代のマスクを被ってKENTAと対峙。

 試合は場外戦から始まり、場内はKENTAコール&清宮へのブーイングで満ちる異様な光景に。真っ向からのエルボー合戦を制したKENTAが強烈な蹴撃で攻め込んでいき、拳王とのコンビネーションで躍動。2人は拳と拳を合わせて絆を確かめ合う。
 しかし、谷口もマイバッハ時代を思い起こすラフファイトでイスや鉄柵を使ってKENTAをいたぶる。清宮も拳王との【ALL REBELLION】のチームメイト対決で気炎を上げていき、シャイニング・ウィザードを発射。これをかわした拳王がアンクルホールドで切り返し蹴暴。
 最後はKENTAと谷口の対面。気迫のラリアット連打を見せる谷口は刺股を使ったデッドリードライブで切り返す懐かしいムーブを見せ、谷口のチョークスラム+清宮のバックドロップの合体技を決める。さらに谷口がチョークスラムを狙うが、KENTAが谷口をGAME OVER、拳王が清宮をSKSで捕らえる競演を見せる。さらにKENTAのダイビング・フットスタンプ、拳王のPFSの連撃からKENTAがgo 2 sleepを決めて谷口から3カウントを奪った。

 マイクを取った拳王は、「若手が伸び伸びプロレスできるNOAHを創る」という目的で結成されたALL REBELLIONは、OZAWAやオオワダサンらの台頭によって改革成功という形で役割を終えたとし、ALL REBELLION離脱を表明。清宮への感謝の言葉を述べながら、今後はライバルとして対角で闘っていくことを宣言する。

 続けてマイクを取ったKENTAは「今日10年ぶり以上にこのプロレスリングNOAHの後楽園ホール大会に帰ってこれて、心の底から幸せに思います。ありがとうございます。『ただいま』なんてそんなずうずうしいこと言うつもりはありません。でも、もしよければまたここに戻ってきてもいいですか?」と語り始めると、場内からは割れんばかりのKENTAコール。
 これを受けたKENTAは「あったかすぎるだろオイ(笑)新日本ではブーブー言われてたのに、あったかいねえNOAHは(笑)結局最後1つ、俺が何を言いたいかっていうと……NOAH最高ってこと!」と笑顔で締めた。

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