MAO&To-yが奮戦した夢虹&須見和馬のフレッシュコンビを退け、KO-Dタッグ王座初V!「DDTのいい時代、俺たちが中心になってやろう!」
DDTプロレスが1月18日、東京・品川プリンスホテル内クラブeXで『THE FORTUNE BATTLE 2025』を開催した。KO-Dタッグ王者組のMAO、To-y組がアイドルユニットNωA Jr.の夢虹&須見和馬を退けて、王座初防衛に成功した。
キッズレスラー出身の夢虹は16歳、須見は21歳で平均年齢18・5歳の超フレッシュコンビが、昨年12・28両国で王座に就いたばかりのMAO&To-yにチャレンジした。
序盤から夢虹&須見はダブルのその場跳びムーサルト・プレスをTo-yに見舞い、連係も上々。須見が飛びつきフランケンシュタイナー、夢虹は側転式ドロップキックなど空中技をふんだんに駆使して攻め込んでいった。15分過ぎ、MAOがTo-yとの合体式ギロチンドロップをさく裂させ、コーナーに上がり、新兵器のウルトラ・ビッグ・トーンを狙うも阻止される。須見はスク~ルボ~イでMAOを追い込むも、MAOはみちのくドライバーⅡで逆襲。MAOは須見にパンチから居合いキックも、To-yに誤爆。須見がMAOを丸め込むも3カウントは奪えず。夢虹&須見はMAOにダブルの619、ダブルのスワン式ミサイルキックもカウントは2。須見がコーナーに上がると、MAOは予告していた新兵器のウルトラ・ビッグ・トーンを初披露し、3カウントを奪った。
MAOは「若いな。若いときの自分を見ているようだ。(もうすぐ)28歳にして、こんな気持ちになるとは、DDTはすごいね。若い子バンバン出てきて。獲れなかったけど、勇気ある挑戦ありがとう。その調子で俺ができなかった東京ドームライブを実現させてくれ。(勝俣)瞬馬、夢虹、須見、おまえらで俺たちを東京ドームに連れてって。俺は去年プロレスで日本武道館にDDTを連れて行きたいと思ったんだ。おまえらはアイドルで俺たちを東京ドームに連れてってくれ。俺はプロレスでDDT武道館をできるように頑張るから。そしたら、いい時代がきっと来るんだ。その中心に一緒に立とうぜ。DDTのいい時代、俺たちが中心になってやろう!」とマイク。
バックステージでMAOは「ウルトラ・ビッグ・トーンがさく裂したぜ。AIを超えてやった。俺もあんなに苦戦するとは思わなかった。(須見の)スク~ルボ~イはすごいよ。気付いたら丸め込まれてた瞬間があった。すごいな、あいつは」と、To-yは「最高に味わった。でも、まだ味わってる途中。夢虹も須見も。だから、その味はDGCに残してあるから。この後、DGCで須見、夢虹、最後に味わって、今度こそ吐き出して潰してやるから」とともに笑みを浮かべた。
ベルト奪取ならずも、大奮闘した須見は「負けて、やっぱ悔しいんですよ。一緒に連係とか練習して、これやったらMAOさんから獲れるんじゃないかとか。いっぱい練習したけど、結果は負けて。でも、これでNωA Jr.は終わりじゃない。勝俣さんが復帰したら、もっともっとタッグベルト挑戦します」と、夢虹は「勝てると思ってたから、負けて悔しいけど。連係も全部うまくいったし、チームワークも上がってきたから、勝俣さんが復帰したら、もっと強くなるし、もっと盛り上がると思うし、6人タッグもタッグも獲っていって。アイドルで東京ドームに行くことも夢やけど、プロレスで東京ドームに行くことも夢やから。東京ドームでライブして、試合して。これが僕たちの目標」と前を向いた。