無敵の王者ホベルト・サトシ・ソウザへヴガール・ケラモフが2階級制覇を掲げて大晦日RIZINで挑戦へ!
5日、都内某所にて12月31日にさいたまスーパーアリーナで開催される『RIZIN DECADE』についての記者会見が実施。ホベルト・サトシ・ソウザとヴガール・ケラモフのRIZINライト級王座戦が発表された。
RIZINライト級王者として無敵の強さを発揮しているホベルト・サトシ・ソウザ。その強さからサトシに見合う挑戦者を見つけることも難しくなっている状況がある。
そんな中、この日はヴガール・ケラモフがサトシの持つ王座へ挑戦することが発表。
ケラモフはRIZINフェザー級王座を戴冠していたが、昨年11月に鈴木千裕に敗れて陥落。今年11月の試合では摩嶋一整に1R 0分28秒でTKO勝利を収めるという衰えぬ強さを見せていただけに、フェザー級からライト級への階級変更、さらにいきなりの王座挑戦には格闘技ファンから驚きの声が上がった。
しかし、ケラモフは「自分自身の能力を試すためにサトシ選手と闘いたいと常々思っていましたが、この先階級を変えるつもりは無く、狙いはあくまでも66kg級のベルトであり、71kg級のベルトも同時に保持することです」と完全に階級を変更するのではなくフェザー級との2階級制覇のための挑戦をするのだという。
これを受けたサトシは「彼が階級上げて、まだ誰もライト級と試合してないから、それだけちょっとおかしいなあと思ったけど、強いの選手だから、しょうがない」と少々の疑問を抱えつつもケラモフの強さを認めている様子。
榊原信行CEOは「サトシのライバルってずっと(いないから)サトシがライト級王者のままでいるわけで。ムサエフも同門で契約の問題もあって中々そこにフィットしてこない。それだったらそのチャンスをもらえないかってことは、我々からオファーしたっていうより、ケラモフ側から『是非やらせてほしい』って志願してってことになりますので。この新しいチャレンジがどういう風になるのか。ファンにとっても結構これは勝負論ある試合になるんじゃないかと思います」と期待を寄せた。
『RIZIN DECADE』
日程:2024年12月31日(火)
開始:10:00(予定)
会場:埼玉県・さいたまスーパーアリーナ
▼ライト級タイトルマッチ RIZIN MMAルール 5分3R 71.0kg
【王者】ホベルト・サトシ・ソウザ
vs
【挑戦者】ヴガール・ケラモフ