【会見全文】永田裕志がストロングスタイルプロレス初参戦!スーパー・タイガー&間下隼人が憧れを語るも関根“シュレック”秀樹が「ボコボコにして永田選手からフォールをとる」

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 30日、都内某所にて9・26『初代タイガーマスク ストロングスタイルプロレスVol.30』後楽園ホール大会についての記者会見が行われた。

 会見には“初代タイガーマスク”佐山サトル総監、平井丈雅代表、スーパー・タイガー、間下隼人、新日本プロレスの永田裕志が登壇し、永田裕志を含む追加対戦カードを発表。

『初代タイガーマスク ストロングスタイルプロレスVol.30』
日程:2024年9月26日(木)
開始:18:30
会場:東京都・後楽園ホール

▼タッグマッチ 30分1本勝負
スーパー・タイガー/永田裕志(新日本プロレス)
Vs
間下隼人/関根“シュレック”秀樹(ボンサイ柔術)

平井代表「皆様、本日も“初代タイガーマスク“佐山サトル総監が主催致しますストロングスタイルプロレスVol.30の記者会見にお越しいただきましてまことにありがとうございます。昨日に続きまして本日の記者会見で発表させていただきました通り、ついに新日本プロレス永田裕志選手がストロングスタイルプロレスのリングに参戦していただく事になりました。かねてより佐山総監とも親交の熱い永田選手、永田選手の戦いこそストロングスタイル、佐山サトル総監が求めるものと合致していると昔から思っておりました。永田選手と佐山サトルの一番弟子でありますスーパータイガーが組んで、間下隼人、そして関根“シュレック”秀樹手とタッグマッチをおこなっていただきます。本当にありがとうございます。ちなみに永田選手、私どもとのおつきあいにつきまして、戦いにおきましては2009年後楽園ホール大会におきまして、梶原一騎先生の追悼興行、真樹日佐夫先生が主催致しますキックガッツ2009という大会に永田選手、棚橋弘至選手、四代目タイガーマスク選手、岡田かずちか(オカダ・カズチカ)選手、吉橋伸雄(YOSHI-HASHI)選手のみなさまと共に、永田選手は佐山先生と組んでいただきまして戦った記憶が非常に強くあります。永田選手の参戦、戦いにつきましてご注目いただければと思います。なお永田選手におかれましては、本年レスリング生活40周年ということで、10月に記念大会も行われますので、9月26日ストロングスタイルプロレスと合わせまして、そちらの記念大会もご注目いただければと思います。今大会も一般社団法人初代タイガーマスク後援会様のご協力を得て、そして新間会長、昨日本日と新間会長体調悪くされ、無念のご欠席されているんですが、新間会長にも先ほどから永田選手のご参戦大変喜んでおりまして、今日しっかりと記者会見をやってきてくれという風にお言葉を頂戴しました。その想いも込めて、この大会を行わせていただきたいと思います。何卒宜しくお願い致します」

 続いて選手からのコメントとなり、台風の影響により東海道新幹線が運休となり欠席となった関根選手のコメントを平井代表が代読。

関根(代読)「僥倖。ストロングスタイルとMMA。入り口は違うが出口は同じなのではないか?と思っている。永田選手とスーパー二人をボコボコにした上で俺が永田選手からフォールを取るのが理想。シングルでやりたかったが、間下と組むのならば納得する。一年前タイトルをかけて死力を尽くして戦った相手だけに繋がっている部分はあると思う」

間下「はい、間下です。昨日宣戦布告のような発言をして今日このようなカードを決まったわけですけど、あれだけ言っといて少し嬉しい自分がいます。この青春時代の思い出のパズルがどんどん埋まっていってるというか、まさか永田裕志さんと試合できる日が来るとは思ってもなかったので、非常に嬉しく思います。ただそれだけじゃ終わらねーぞっていう部分は強くあるので、まだ若僧ですしこの中では、生意気なクソガキですけど、しっかりと傷跡、爪あと、ダメージ残していきたいと思います。シュレックさんもやる気満々だと思うので、まあ風貌だけで言うとシュレックさんと私はストロングスタイルプロレス版の2000万パワーズになれると思ってるので、2人で力を合わせてですね、兄弟子スーパータイガー、そしてミスターIWGP永田裕志選手にしっかりと全力で向かっていきたいと思います。以上です」

スーパー「今回永田選手と組むことに昨日の今日でこう変わって、改めて永田選手について思い出を考えた時に、初めて永田選手にお会いしたのはまだ素顔の時、約20年前ですかね?船上パーティーでご一緒させていただいてお写真を撮った記憶があったと思った時からもう20年。そしていろんな場所でまたお会いして、同じ大会にも出てましたけど今回こうして同じリング、そしてともに戦える。この喜びを感じていた矢先に、大学の同級生から先ほど連絡が来て、あれ?と思ったら、そうだ永田選手すみません、大学の先輩でした(苦笑)」
永田「そうなの?日体?」
スーパー「日体です。っていうまたそういう繋がりを考えると、あと弟さんともMMAの練習をさせて頂いた時もありますし、そう考えると今回のタッグ、また僕自身思いの深いタッグになりますので、それに対して間下、関根”シュレック“秀樹、これを相手にするということは、また永田選手にとっても懐かしい色を感じる熱い試合になるんじゃないかと僕自身もまた気合が入っておりますので、メインに負けない激しい戦いになることをお約束します」

永田「新日本プロレス永田裕志です。かねてからこの今ストロングスタイルプロレスなんですね?まあリアルジャパンプロレスという名前の団体名の頃から、やっぱり何度も参戦させていただきたいと思ってですね、色々動いたんですがなかなかそのチャンスが来なくて、ようやくこのタイミングで、まあ尊敬すべき佐山先生の団体に出場することが叶いました。今のこの団体で試合することをすごく楽しみに、そして大きな喜びをもってこの会見に臨んでおります。まあ出された今日の対戦カードですが、とくに全く不足もありませんしね、この今までなかなか戦ったことのない選手たちですから、どういうなんて言うんですかね?戦うことでいろんな発見っていうか目覚めがあるのか、それを今からすごく楽しみにしております。今もってる永田裕志というものを全て相手に叩きつけて、そして大会当日は勝利を収めることができたらいいと思っています。どうもありがとうございました」

――佐山先生、今回の永田選手の参戦そして今回のカード発表になりましたけれどもどのように期待をされておりますか?
佐山総監「すごく気合が入ってます。今日は関根選手が欠席だという話を聞いて、平井さんに、僕に出てくれって話になった。当日は間下と組んで、スーパータイガーと永田選手と4人タッグをやることになり、気合い入れて頑張りたいと思います。こんな対戦は僕は夢のようです。永田選手は僕の後輩ですから、新日本プロレスの理想とする試合を敢行できる選手です。その選手と試合ができるという事が最高に幸せです。あと1ヶ月しかありませんが、体調整えて頑張りたいと思います。ありがとうございます」

――永田選手、こういった他団体のリングに上がる時には新日本の戦いはこういうものだというものを見せるような戦いをするものなんでしょうか?
永田「新日本プロレスというものよりも、永田裕志をそのままぶつけるだけですねはい。はい、やっぱり新日本の戦いというよりも永田裕志というものをぶつける事で、そこで起こる化学反応っていうのは意外に今まで過去いろんな団体出てきた中で面白いのものができたと思いますので、それを今回ストロングスタイルプロレスさんの方で披露できたら面白いなと思います、はい」

――ストロングスタイルというのはやはり新日本プロレスの伝統でもありますし、一時は新日本内でもタブー視された時期もありましたけれども、非常に歴史的に重みのある単語だと思うんですけれども、そのストロングスタイルプロレスという団体で試合をする時にご自身でどのようなストロングスタイルをしたいという思いがありますか?
永田「そうですね、まあストロングスタイルという名前はもう新日本プロレスの伝統であり、その戦いというものを表す言葉ではあるんですが、確かに今おっしゃられたとうり、もう2000年の半ば過ぎ後半ぐらいですかね?やっぱり一時期新日本プロレスでストロングスタイルは禁句のようなね、雰囲気になりかけました。僕自身もまあ、ずっと僕がデビューしてからもう新日本プロレスの戦いこそ、その世界ナンバーワンだという教えのもと、まあストロングスタイルずっと追求し続けてこの32年間やってきてる中で、やっぱそういう時期でもやっぱり何て言うんですかね?やっぱり一時期その新日本プロレスが過去のその、まあその初期の新日本プロレスですかね?そこから脱皮、一回そこから脱皮しなきゃいけないって時期だったんで、やはりそのまあうちの現社長である棚橋社長、まあ棚橋選手の方からね、そういう言葉があって割とそういう、棚橋選手のストロングスタイルの呪いというかね、そういうような言葉を聞こえた時もあって一時期やっぱりそういうものは、新日本プロレスの中でも消えたというか、消えかけたんですが、そうは言ってもやはりそういった戦いというものをお客様が求めている現状というのはずっと変わってないですね。新日本プロレス内でも。はい、確かにやっぱりいろんなその選手の戦い方、そういうものが変わってきましたけど、その見てるお客様の中でやはり新日本プロレスの戦いイコールストロングスタイルというものは消えたことはなかったと僕は認識しております。はい。その中で僕もまあ自分なりのストロングスタイルというものを追求してきながら今の永田裕志ってものを作り上げてきたんですが、やっぱり時代がどんどん変わって令和の時代になっても、最近またうちの若い選手の口からストロングスタイルと、俺流のストロングスタイルと言う言葉が出てきてます、正直はい。やっぱり時代はどうめぐってもストロングスタイルというものは無くならないんだなっていうのが最近感じてるところでして、はい。僕の戦いぶりを見せることイコールやっぱ新日本プロレスのストロングスタイルに繋がるようなものになれば幸いですし、それをずっと32年間僕自身もあの追求しながら答が出てるか出てないか分かんないですけどね、自分なりのストロングスタイルというものをずっと追求したものを今度26日にリング上で披露できればいいと思っています。はい」

――ストロングスタイルプロレスはどんな風な団体だというイメージを持たれているでしょうか?
永田「そうですね、佐山先生が戦われてた時ってのは、やはりその先生のイズムというものを皆さん受け継ぎながらあの戦ってるなと、でもイズムっていうものの答えをみんな探してて、でもなかなか見つからない中で先生が試合されなくなって、そのストロングスタイルという言葉に原点回帰しながらも、ほかの選手は何がストロングスタイルかってのは本当に追求しながらやってるリングじゃないのかなと、でそのリング上にかつて新日本プロレスで戦った先輩たちも出てますし、そんなストロングスタイルの答えって本当に難しいと思うんですよ、はい。ぼく自身も今もずっと追求して、しながら戦っている中で、ある程度の答えが出ながらでもそれが完璧じゃない。それは完全な答えじゃないというふうに思えてならないので、未だに追求してます、はい。ですからもうストロングスタイルというのは、プロレスのリングで戦う上での永遠のそのテーマなんじゃないかなと思います。やっぱその彼ら見てて、彼らって言ったらあれですけど、たまに見るんですよ今のストロングスタイルの選手たちの試合。やっぱりどこかで手探りながらも、やっぱりそうやってストロングスタイルにもテーマを持ちながら、何がストロングスタイルなんなのかっていう戦いながら、考えながらやってるように思えるんで。ただ昔の戦いをそのまますれば良いってものではないので、やっぱり過去の戦いを、戦いというものをいろいろ手探りながら研究しながら自分自身のストロングスタイル、今の自分自身のストロングスタイルというものを作っていただければ、皆さんそういうふうな展開になってくればやっぱりこの団体は発展というものがより鮮明になってくるんじゃないかな、見えてくるんじゃないかなと思いますね。古きを訪ねて新しきを創る。そういうテーマを持ちながらストロングスタイルというね、難しいテーマをやっぱり手探りなりなんなりしながら作っていくのがいいんじゃないかなと思ってます」

――スーパータイガー選手と間下選手、試合当日ではどのような戦いをしたいかというのをそれぞれの立場からお聞かせください
スーパー「そうですね、組む立場としてはまあ対戦相手はもうよく知ってる選手2人なんで、対戦相手と戦うよりもまた組む永田選手に対して、何を見せられるか何を感じてもらえるのか、まあ本当におっしゃっていただいたストロングスタイルの難しさ、それも自身もやっぱ僕自身も戦いの中でどう解釈し、それをまた永田選手が横にいていただいた中でどう感じてもらえるか、そこにしっかりあの自分自身の思いを込めて戦っていきたいと思います」
間下「はいそもそもですね、このカードに三年前四年前、僕が入ってること自体おかしいと思うんですね。ただやっぱり、このまあ佐山先生の指導を始め新間会長や兄弟子スーパータイガーの存在、後援会の皆さんのこう押し上げがあって今ここに座って発言してると思うんです。なのでこの勢い、三年四年の勢いをそのままエネルギーに変えて、作戦ねれるほどの頭は持ってないので、ただただ前に進んでスーパータイガーにも借りがありますし、テレビで見てた生で観てた永田裕志選手にがっちり真っ正面からぶつかっていきたいですね。それです」

『初代タイガーマスク ストロングスタイルプロレスVol.30』
日程:2024年9月26日(木)
開始:18:30
会場:東京都・後楽園ホール

▼Wメインイベント レジェンド選手権試合 60分1本勝負
【王者】村上和成(フリー)
vs
【挑戦者】船木誠勝(フリー)
※第18代王者の初防衛戦

▼Wメインイベント SSPW認定女子タッグ選手権試合 60分1本勝負
【王者組/CRYSIS】ジャガー横田(ディアナ)/藪下めぐみ(フリー)
vs
【挑戦者組】本間多恵(フリー)/優宇(EVE)
※初代王者組の2度目の防衛戦

▼タッグマッチ 30分1本勝負
スーパー・タイガー/永田裕志(新日本プロレス)
Vs
間下隼人/関根“シュレック”秀樹(ボンサイ柔術)

▼タッグマッチ 30分1本勝負
日高郁人(ショーンキャプチャー)/岩崎永遠(BURST)
vs
ダーク・ウルフ(DarkerZ)/阿部史典(格闘探偵団)

▼シングルマッチ 20分1本勝負
高瀬みゆき(フリー)
vs
尾崎妹加(フリー)
※その他数試合を予定

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