勝俣瞬馬、GCW世界王座戦で敗れるも米国でのEXTREME防衛戦に意欲!「次は僕が米国に行って、あっちのホームでジャネラを迎え撃ってやります」

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 DDTプロレスが8月12日、東京・後楽園ホールで米プロレス界きっての破天荒団体GCWとの合同興行『Never Ending Noisy Summer』を開催した。DDT EXTREME王座を保持する勝俣瞬馬がマンス・ワーナー(王者)、ジョーイ・ジャネラ(挑戦者)とのGCW世界選手権~ハードコア3WAYマッチに臨むも敗退し、2冠獲りはならず。敗れたものの、勝俣は米GCWマットでのEXTREME王座防衛戦を見据えた。

 リング周りにイス、ラダー、テーブルなどが設置され、異様な雰囲気のなかで試合開始。いきなり王者のワーナーが勝俣を場外に投げ飛ばすと、ジャネラとバチバチの戦い。リングに戻った勝俣は場外の2人めがけてトペコン・ヒーロを発射。ジャネラがブロック玩具をリング上にばらまくと、その上で各選手が受け身を取る度に悲鳴を上げる地獄絵図に。勝俣はブロック玩具付きバットでワーナーを殴打も、ワーナーは勝俣に手錠をかける。手が動かせない勝俣にワーナーはステープラーで針を腕、額に打ち込む。ジャネラはテーブルに寝かせたワーナーにダイビング・エルボーもカウントは2。勝俣の手錠をセコンドの上野勇希が開錠。勝俣は場外にテーブルを立てて、ジャネラを寝かせるとラダー上からスプラッシュを敢行。勝俣がリングインすると、ワーナーが電光石火のインペリアルDDTをさく裂させて3カウントを奪い、王座防衛。

 まんまとV8に成功したワーナーは「GCWにいくつかベルトがあるが、これが最も重要なベルトだ。GCWだろうが、DDTだろうが、誰もこのベルトを奪うことはできない。これからもベルトを防衛し続けて、俺に歯向かってくるヤツは全員骨を折ってやる! 誰も俺の高みに到達することはできない」と怪気炎。

 ジャネラは「マンス、前に俺から獲った時のように、今日もこずるい形で勝利をかっさらっていきやがった。次は俺が獲る。カツマタ、俺はEXTREMEのベルトをもう一度自分のモノにしたい。日本でも米国でもいい、もう1回、挑戦させろ」と勝俣に挑戦表明。

 勝俣は「GCW王座まだまだ狙いに行く。そのためにも、もっとEXTREME防衛して、GCWでも防衛戦したい。前回、(2022年8月に)日本でジャネラが持ってるEXTREME王座に挑戦した。次は俺がチャンピオンでジャネラが挑戦者。それをGCWで叶えたい。日本でやっても面白くない。次は僕が米国に行って、あっちのホームで迎え撃ってやります。だから、そのタイミングが来るまで防衛しないといけない。GCW王座もあきらめない。あのベルトを持って新しい景色が見たい」とGCWマットでの青写真を描いていた。

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