マニー・パッキャオとRIZINフェザー級王者・鈴木千裕が『超RIZIN.3』で対戦決定!ルールはスタンディングバウト特別ルールへ
9日、国立代々木競技場第一体育館にて『Yogibo presents RIZIN.47』が開催。マニー・パッキャオがリングに登場し『超RIZIN.3』の参戦が正式決定。対戦相手が鈴木千裕となった。
マニー・パッキャオはボクシング世界6階級制覇の元プロボクサーであり、2015年に行われたフロイド・メイウェザー・ジュニアとの王座統一戦は150億円のファイトマネーや視聴率も歴史に残る注目度となっていた。
2021年に現役を引退し、2022年12月31日の『RIZIN.40』のリングに現れRIZINとの契約を発表。2023年12月31日の『RIZIN.45』でマニー・パッキャオvsフロイド・メイウェザー・ジュニアの再戦が噂されていたが実現せず、パッキャオがリング上で「来年是非皆さまにビッグファイト、フロイド・メイウェザーとやれるように頑張りたいと思います」と挨拶をするにとどまっていた。
これに榊原CEOは「フロイド・メイウェザーJr.、マニー・パッキャオ以外のボクシングのトップアスリートともコミュニケーションを取ってますから。エキシビションという枠の中であれば、非公式マッチなら日本で闘えたりもするので。それはライアン・ガルシアでもそうですし、ガーボンタ・デービスでもそうですし。いろんな選手に僕はチャレンジをして。ちょっと他の海外のプロモーションとは違う形で、このRIZINという舞台に海外の視線を集めるようなチャレンジはあっていいかなと思ってます」と語り可能性を探っていた形だ。
この日リングに現れたパッキャオは「ついにこの舞台で戦う事が決まりました。このあと対戦相手が発表されます。皆さん7月28日は来場していただいて、素晴らしい試合を見ていただきたいです」と、『超RIZIN.3』さいたまスーパーアリーナ大会への正式参戦を発表する。
そして対戦相手として呼び込まれたのは、RIZINフェザー級王者の鈴木千裕。
鈴木は「リスペクトを持って、1RでKOします!」と宣言し一礼。これを聞いたパッキャオは苦笑しながら「ベストを尽くしてこの選手にボクシングというものを教えてあげたいと思います。ボクシングは思ってるほど簡単ではないです」と挑戦を受ける構えを見せた。
試合のルールは『RIZINスタンディングバウト特別ルール:3分3R(68.0kg)』に決定。鈴木は増量してパッキャオと戦うこととなった。