“デカ女ブーム”の最前線に立つのは173cmのグラドル女子レスラー!「ナンバーワンはこの後藤智香だァ~ッ!」
2日、静岡県・アクトシティ浜松にて『Marigold Grand Opening Wars 2024』が開催。後藤智香がデビュー3戦目でシングル初勝利を果たした。
マリーゴールドはロッシー小川が代表取締役となって5月20日に旗揚げされた新団体。
スターダムを退団したジュリア、林下詩美、MIRAI、桜井麻衣、ビクトリア弓月の5選手に加え、元全日本女子プロレスで元スターダムの高橋奈七永、元アイスリボンでスターダムの『NEW BLOOD』にて偽中野たむとしてプチブレイクした石川奈青が所属に。
さらに、アクトレスガールズの風香プロデューサーが青野未来、翔月なつみ、松井珠紗、CHIAKI、天麗皇希、後藤智香と一線級の6選手を引き連れて入団したことで女子プロレス界は大騒ぎに。
後楽園ホールで行われた旗揚げ戦では、立見席も売り出される中で1539名(超満員札止め)の観衆が詰めかけ、異様な熱気に包まれる中で大会は大成功。その後の大会でも札止めや超満員を連発しており、快調な滑り出しを見せている。
後藤は173cmの長身を持つグラビアアイドルであり、桜井麻衣と同じく『ミスFLASH2022』のファイナリストに残っていた。その後も『ベストボディ・ジャパン2023ジャンル別&職業別大会』でも5位入賞を果たすなどその美ボディは健在。
2022年10月にアクトレスガールズでデビューすると、その体格を活かしたパワフルなファイトで活躍。翔月なつみ(澄川菜摘)率いるユニット【The Royal】に属し、天麗皇希(皇希)とのタッグ【ロイヤルツインタワー】での活躍で屈指の人気を誇っていた。
マリーゴールド入団後には、名前を覚えてもらうための必死過ぎるアピールが全て空回りするポンコツぶりでファンから支持を獲得。5月末に突如SNS上で降って湧いた“デカ女ブーム”にはノリノリで喜びの声を上げるなど、その親しみやすい性格も人気の秘訣だ。
この日、後藤はマイラ・グレースとシングルマッチで対戦。
アイルランド出身のマイラは日本で名を上げるべくマリーゴールド旗揚げ時から合流。元気いっぱいの姿と持ち前のセクシーさであっという間にファンが付き、試合も荒削りながらも国内ではあまり見られないトリッキーな動きを武器にしている。
試合が始まると、マイラは後藤の打撃を180°の前後開脚でかわしながらの水面蹴りなど変則技で翻弄。
後藤は100cmの自慢のお尻でヒップアタックを見舞って反撃し、「アイム・ゴチカ!ヨロシクオネガイシマース!」とカタコトで挨拶して異文化コミュニケーションを図る。マイラはその手を握って引き寄せ、逆水平チョップを連打からダブルチョップ。
これに怒った後藤は、ジャイアント・スイングで豪快に10回転ぶん回し、さらにうつ伏せ状態でのジャイアント・スイングからフェイスバスター。さらに510-N(※変形ファイヤーサンダー)で突き刺す。マイラは丸め込みで粘りを見せてロープに飛ぶが、喉輪でキャッチした後藤がGCS(※ゴチカ・チョーク・スラム)で叩きつけて3カウントを奪った。
これがマリーゴールドでのシングル初勝利となる後藤は大喜びし、「次回は6月11日の後楽園ホール大会。私は誰と闘うのかわからないですけど、デカ女ナンバーワンはこの後藤智香だァ~ッ!皆様、お楽しみに!ご期待ください!」と勝ち鬨をあげた。