8.18カッキーエイドのメインで垣原さんと同期の冨宅&長井が、船木&鈴木と対戦!成瀬が約9年半ぶりにプロレス参戦

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7月12日、東京・後楽園ホールで悪性リンパ腫と闘う元プロレスラー、垣原賢人さんを応援する大会『Moving On〜カッキーエイド〜』(8月18日、東京・後楽園ホール)に関する記者会見が行われた。
会見にはドラディションの長井満也とWRESTLE-1の田中稔が出席。まずは決定対戦カードと追加参戦選手が発表された。

Moving On〜カッキーエイド〜
日時:2015年8月18日(火)
開場:17:30 開始:18:30
会場:東京・後楽園ホール

<一部対戦カード>
▼メインイベント 垣原賢人推薦試合〜Back to “1989 UWF DOJO”〜タッグマッチ 30分1本勝負
船木誠勝/鈴木みのる
vs.
冨宅飛駈/長井満也

▼タッグマッチ 15分1本勝負
菊田早苗/KEI山宮
vs.
X(大物一族と交渉中)

▼第2次UWFルール(5ノックダウン制)シングルマッチ 15分1本勝負
松井大二郎
vs.
橋本和樹

<追加参戦選手>
成瀬昌由
伊藤崇文

メインイベントに出場する冨宅飛駈と長井は、1989年に第二次UWFに入門した垣原さんの同期。今大会は重い病気と闘う垣原さんに活力をおくるという趣旨もある。そこでメインではUWF道場で垣原さんと共に汗を流した同期の2人がタッグを組み、入門当時すでにトップ戦線で活躍していた先輩の2人と対戦するというカッキーエイドに相応しいカードが決定した。
長井は「重い試合を任されました。今回の大会の趣旨を考えると自分と冨宅選手と垣原君が新弟子として入ったときに、道場で一番深く長い時間過ごしたのが船木さん、鈴木さんだと思います。僕たちが入ったときトップでやっていた雲の上の存在だった二人の先輩たちと、このカッキーエイドで試合をするというのも何かの運命だと思うし、僕と冨宅君が頑張る姿を垣原君が見てくれて、垣原君が『俺も負けていられない! もっと頑張ろう!』と思って、病気に打ち勝ってくれればいいなと思っています。垣原君だけじゃなくて、ほかにも病気だったりケガと闘っているたくさんの人がいると思うので、そういう人たちに勇気が伝わるような試合に出来ればと思っています」と意気込みを語った。

このカードを伝え聞いた垣原さんも楽しみにしているということで「垣原賢人推薦試合」という冠がついたという。長井は「何でこんな大変な試合を推薦したのかっていうのをまず本人に説教してやりたいですね(笑)。でも楽しい思い出も苦しかった思い出も、鈴木さんだったり船木さんだったりが一緒にいることが多かったので、UWFからいままでの思い出じゃないですけど、そういうノスタルジックなものにも浸りつつ、僕ら4人はまだプロレスの世界で現役で闘っているので、その辺は気持ちで負けないで勝負したいですね」と語った。

また、GRABAKAの菊田早苗&KEI山宮と対戦する“大物一族”との交渉役を担当しているという稔が「本当は本日Xを発表出来る予定だったんですけど、あちらのエージェントの方を通して僕が交渉してまして。『時間を無制限にしろ』とか、オープンフィンガーグローブをつけるのか拳のままなのかとか、向こうからの要望が多くてですね。せっかく総合格闘技というものの源流が垣原さんの入門したUWFなので、何としてでもこのカードは実現させたいので、交渉を進めて次回には発表したい」と説明。
試合は昨年3月のパンクラス以来約1年半ぶり、プロレスの参戦は2006年の新日本プロレス退団以来約9年半ぶりとなる成瀬昌由だが、ブログに「プロレスのブランクは否定しませんが、国内外の多くのベルトを保持している田中選手に対し、エイドの意味合い関係なく個人的に勝負を挑みたい」と綴っていたという。それを聞いた稔は「せっかく成瀬さんが久々のプロレスのリングで僕とやりたいと言ってくれていて、僕にとっても成瀬さんは特別な存在。カッキーエイドという意味合いを考えると、垣原さんも一緒にやっていた新日本ジュニアでやっていた成瀬さんと闘えたらいいかなと思っている」と対戦に対して前向きな発言。

なお、パンクラスismの伊藤崇文はUWFインターナショナルの入門テストを受けたことがある選手で、今回自ら参戦を名乗り挙げたという。また、今大会に全面協力する大日本プロレスからは橋本和樹以外にも数名の参戦する予定。さらなる追加参戦選手を含めた対戦カードに関しては後日改めて発表される。
2015-7-12カッキーエイド会見②以下は質疑応答。

ーー長井選手、対戦相手の船木選手と鈴木選手はいまでもプロレス界の第一線でバリバリ活躍されていますが、現在の印象は?
長井「いまの印象というか、僕たちが入ったときの大先輩で。僕たち3人が道場の中で過ごした一番密度の濃い先輩なので、いまでもお会いすると自分たちが新弟子だったときの気持ちに戻ります。それはリングに上がるまでの話で、上がったら……僕が先輩だからって気後れするのはファンの人にも失礼だし、二人にも失礼なので。ガンガンいってやりたいと思います!」
ーー稔選手、大物一族というのは日本人ですか? 外国人ですか?
「いや、まだ直接本人と話せてないんで。あいだのエージェントの方を通してしか話せてないので。まだ交渉中という段階なのでコメント出来ないですね。いままでこの一族といろんな団体が交渉してきたと思うんですけど、いざ自分が交渉する側に回ると皆さん大変だったんだなと思いますね」
ーー長井選手は新生UWFではデビュー出来なかったわけですけど、その中でこのカードが組まれて「UWF DOJO」というタイトルが付けられたわけですが。
長井「いい思い出も嫌な思い出もあの二人にもたくさんあるので(苦笑)。これを頑張る、試合をすることで垣原君にも『頑張ろう』って思ってもらいたいし、ケガやほかの病気で苦しんでる人たちにも頑張ってもらいたいし。あの二人とやることで僕のプロレス人生、キャリアを辿っていく試合にもると思うので、自分でも楽しみです」
ーー船木選手と絡むのは?
長井「たぶんリアルジャパンのリングで一度か二度ありますね。ただ二人一緒にっていうのは初めてです」

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