「このロック様が“ラスボス”だ!」ザ・ロックがブチ切れてコーディ・ローデスを血祭りに
日本時間26日、ABEMAにて『WWE RAW』が放送。ザ・ロックがついにブチ切れてコーディ・ローデスを血祭りにあげた。
現在のWWEは、ザ・ロックの復帰によって大きく揺れている。
ロイヤルランブルを制したコーディ・ローデスは、ロックにローマン・レインズの持つユニバーサル王座への挑戦権を譲渡。この展開に対して世界中のファンがブチ切れると、絶大な支持を得たコーディは譲渡を撤回して改めてレインズへの挑戦を主張。これをトリプルHも認めたため、この“ロック騒動”は収束したかに思われた。
しかし、世界中のファンを敵に回したロックは“悪のオーナー”を感じさせる大ヒールへ転身。“血の絆”を以てレインズ率いる【ザ・ブラッドライン】に加入し、WWEをアノアイ一族で占領しようとしている。
その後のWWEでは、ザ・ロック&ローマン・レインズとコーディ・ローデス&セス・ロリンズの抗争劇が激化。
レッスルマニア1日目にはこの4人でのタッグマッチが行われ、この試合でコーディ&ロリンズが勝った場合はレッスルマニア2日目の王座戦にブラッドラインが一切介入しないことを約束。逆に、ロック&レインズが勝った場合は王座戦がなんでもアリの“ブラッドラインルール”で行われることになった。
ロックは過激にコーディを煽っていき「貴様は“過ち”で生まれた」と、父であるダスティ・ローデスの避妊失敗によって誕生したかのように吹聴。コーディの生まれを嘲笑する歌を歌ったり、コーディの母親を「息子の血で染めたベルトをプレゼントしてやる」と挑発したりとブラッドラインらしく家系を絡めた侮辱を行ってきた。
この日のオープニングではコーディが登場し、レッスルマニアでの必勝を宣言。
そこへロックが登場し、コーディの耳元で何かを囁くもマイクを取っての会話は行わずに不敵な笑みを浮かべて去っていく。
この日のメインイベントでは、中邑真輔vsジェイ・ウーソの試合が実施。
試合も終盤となり、中邑が優勢を掴むと観客席からジミー・ウーソ&ソロ・シコアが乱入。そこへ、コーディ&ロリンズ&ドリュー・マッキンタイアが飛び込んできて2人を排除。結果的に中邑を救出する形になった。
しかし、その混戦の中でも動じずに攻め込んだウーソが中邑をスピアーで沈めて試合は終わった。
コーディがバックステージでもブラッドラインとの乱闘を続ける中、さらにロックがコーディを襲撃。
ロックはコーディをスチールバケツで殴りつけ、「この2週間、ロック様に言いたい放題言いやがって!」とブチ切れながら雨降る屋外の駐車場へと連行。「このロック様が“ラスボス”だ!ナメるなよ!ヒーローにでもなったつもりか?ロック様が貴様のヒーローになってやろうか?!ロック様に逆らうとこうなるのだ!このクソガキが!」とさらに暴行していくと、コーディは額から大流血。
さらに“MAMA RHODES”と書かれたベルトを取り出し、「ロック様は有言実行する。レッスルマニアでは貴様の涙も吸わせてやる」と血まみれのコーディーとともに掲げた。