KO-Dタッグ王座挑戦の松永智充が前哨戦で飯野雄貴から勝利!「秋山さんとベルトを獲りたい!」
DDTプロレスが3月26日、東京・上野恩賜公園野外ステージで『春のビアガーデンプロレス【DAY2】』を開催した。4月7日、東京・後楽園ホールで秋山準とのコンビでKO-Dタッグ王座(王者は遠藤哲哉&飯野雄貴)に挑戦する松永智充が前哨戦で飯野から勝利を挙げ、弾みをつけた。
序盤、秋山組は飯野に合体ショルダータックルをぶちかまし、上々のコンビネーションを発揮。飯野は強烈なチョップで秋山、松永を攻め込む。飯野は松永にブレーンバスター、バックフリップも秋山がカット。松永が飯野にバックドロップ、秋山がヒザ、エクスプロイダー、そして松永がラリアットもカウントは2。飯野は松永にスピアを見舞い、納谷がヒザ。飯野がラリアットも2カウント。飯野のラリアットをかわした松永が十字架固めで丸め込んで電撃の3カウントを奪取した。
秋山は「作戦通りだろ。最後ああいうのを出せるのがベテランの味で、なんでもいいんだよ。チャンピオンから勝つというのが大切だから」と笑み。松永は「本番は4月7日とか、今日はどうでもいいと言ってる人間にタッグのベルトは巻かせたくない。1試合1試合、大切に戦いたい。だから僕と秋山さんでベルトを獲りたい!」と絶叫。
一方、敗れた飯野は「ツーだろ? スリー入ってない」とエキサイト。セコンドに就いていた遠藤は「今日の負けは受け入れよう。俺たちがやり返すのは4月7日、後楽園だ」となだめていた。
秋山の大抜てきを受けた松永だが、しっかり結果を出したことで、が然、4・7後楽園でのタイトル戦から目が離せなくなった。
また、第2試合では遺恨深まるKANONと岡谷英樹が6人タッグマッチ(佐々木大輔&KANON&MJポーvsクリス・ブルックス&樋口和貞&岡谷)で激突。この日も両者は激しい戦いを展開。最後は岡谷がスライディング・ラリアットでKANONを仕留め、3・21上野での借りを返した。2人は3・30横浜ラジアントホールでの一騎打ちが決まっているが、岡谷は「正真正銘スリーだろ。悔しいか? あとはシングルだけだ。横浜、次はオメェからケツァル・コアトルで沈めてやるよ。それまでせいぜいイキがって待ってろよ」、KANONは「1回俺から獲ったくらいでいい気になるなよ。横浜で必ずぶっ潰してやるから覚悟しとけ」と意気込んだ。