「貴様は“過ち”で生まれた」ザ・ロックの最上級の侮辱にコーディ・ローデスがブチ切れてビンタ!

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 日本時間9日、ABEMAにて『WWE SMACKDOWN』が放送。ザ・ロックとコーディ・ローデスがさらに遺恨を深めた。

 現在のWWEは、ザ・ロックの復帰によって大きく揺れている。
 ロイヤルランブルを制したコーディ・ローデスは、ロックにローマン・レインズの持つユニバーサル王座への挑戦権を譲渡。この展開に対して世界中のファンがブチ切れると、絶大な支持を得たコーディは譲渡を撤回して改めてレインズへの挑戦を主張。これをトリプルHも認めたため、この“ロック騒動”は収束したかに思われた。

 しかし、世界中のファンを敵に回したロックは“悪のオーナー”を感じさせる大ヒールへ転身。“血の絆”を以てレインズ率いる【ザ・ブラッドライン】に加入し、WWEをアノアイ一族で占領しようとしている。

 そして、今月2日放送のSMACKDOWNでは、ロックが「WWE史上最大のタッグマッチをやってやる」として、レッスルマニア初日にザ・ロック&ローマン・レインズvsコーディ・ローデス&セス・ロリンズの試合を行うことを宣言。
 この試合でコーディ&ロリンズが勝った場合は、レッスルマニア2日目の王座戦にブラッドラインが一切介入しないことを約束。逆に、ロック&レインズが勝った場合は王座戦がなんでもアリの“ブラッドラインルール”で行われることを提案。コーディ&ロリンズへ次週の放送までに答えを出すことを迫った。

 日本時間5日に放送の『WWE RAW』ではコーディとロリンズが互いの意志を確かめ合い、ガッチリと握手。ロリンズも負傷離脱が解除されたことを明かし、2人で協力して対ブラッドライン戦線を築いていくことを誓い合った。

 この日の放送エンディングでは、リング上で件の4人が対峙。
 コーディは「ロックよ、あんたの挑戦は理解した。だが、教えてくれ。そんな条件を設定する権利があるのか?先週言ってたよな?『ローマンを“一族の長”として承認する』と」とロックへ挨拶代わりの皮肉。

 コーディがレッスルマニアでのタッグマッチの答えを出そうとすると、ロックは「今すぐ黙れクソガキ!貴様がふざけた口を開いてこの挑戦を受ける前にこのロック様が貴様のケツ顔に言葉を授けてやろう。このロック様がコイツを“一族の長”として承認したのは家族だからだ」と激昂。

 ロックが改めてタッグマッチのルールを説明し始めると、ロリンズが「いい加減黙れよ。リスクは分かってるがこの業界の未来がかかってんだ。俺の話をよく聞け、どスケベ亀仙人!たっぷり時間があったろう?俺たちの時間まで無駄にするな。答えが欲しいんだろ?史上最大のレッスルマニア!史上最大のタッグマッチ!受けて立とうじゃないか!」と啖呵。

 ロックは、「ロック様は権力のすべてを尽くして貴様を倒す。このロック様はTKOの役員!つまりWWEを保有している!貴様らの上司だ!」と権力を振りかざし、コーディが2日目にレインズに敗れた場合には2度とチャンスを与えないことを明言。

 さらに、ロックは「貴様は3人兄弟の末っ子だったな。そして貴様は兄と姉より20歳ほど若かったな。どうしてか分かるか?貴様が“過ち”だったからだ」と人として超えてはいけないラインを超えた最上級の侮辱の言葉をぶつける。
 怒りに震えるコーディは、ロックの顔面に張り手。ロックは不敵な笑みを浮かべ、コーディとにらみ合った。

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