“聖地”後楽園のメインイベントで稲葉姉妹が1年ぶりの一騎打ち。勝利した姉・ともかは「私は私の道を行く」と宣言し、妹・あずさは「自力でトップに立ちたい」と姉離れを決意!
- 2024-3-4
- ニュース, 女子プロレスマガジン
- JTO, 稲葉あずさ, 稲葉ともか
1日、JTOが4ヶ月ぶりの後楽園ホール大会を開催。メインイベントはGIRLSトーナメントの決勝戦、そしてQueenのベルトを懸けたタイトルマッチとして1年ぶりの稲葉姉妹対決が実現した。デビュー1周年で大一番を迎えた妹・あずさはコスチュームを赤に新調し、髪の色も明るくするなどイメージを一新。姉・ともかはベルトを手に威風堂々のリングイン。3カウントフォールのないJTOルールで打撃の応酬からスタートすると、次第に互いの足を封じにかかる攻防へ。あずさが裏アキレス腱固めの体勢に入ると、たまらずロープに手を伸ばしたともかだが、アネゴエ(飛びヒザ蹴り)を狙って走り込んできたあずさをカウンターのハイキックで迎撃すると。助走なしでの一撃必殺ともか蹴りを一閃。足を極めてギブアップを奪い王者として、そして姉としての貫禄を示した。
マイクを持ったともかは、「オマエの強さは認めてやるよ! でもな、まだまだアネゴエはできないよ。私を…お姉ちゃんを…稲葉ともかを、本気で超えたかったら、オマエ自身を変えろ。私も変わるから。でも今日はありがとう!」と健闘を称え、会場のファンに向けて「私は私の道を行く」と宣言。敗れたあずさはバックステージで、「マジで本当に悔しい。これからJTOを引っ張っていく立場になろうと思ったのに…! 今まで“アネゴエ”ばかり言ってたけど、あずさはこれから姉離れします。自分1人で上に上がって自力でトップに立ちたいと思います」と決意を語った。
『JTO後楽園ホール大会』
日程:2024年3月1日(金)
開始:18:30
会場:東京・後楽園ホール
観衆:373人
▼メインイベント JTOガールズトーナメント2024決勝戦&Queen of JTO選手権 30分1本勝負
【王者・ランキング1位】○稲葉ともか
19分29秒 一絞足殺ともか絞め→ギブアップ
【挑戦者・ランキング2位】●稲葉あずさ
※ともかがトーナメント優勝&第7代王者として初防衛に成功