世界を知る堀口恭司が武尊の“勝利”を予想！「スーパーレックの蹴りが重いので、そこをどう崩すか」 “堀口節”で武尊へエールも「“なるようになる”と思って、気にし過ぎないで」青木真也の一戦には辛口意見？「結構厳しい。相性は多分悪い」

新しい未来のテレビ「ABEMA（アベマ）」は、2024年1月28日（日）に東京・有明アリーナにて開催するアジア最大級の格闘技団体ONE Championship（以下、ONE）の日本大会『ONE 165: スーパーレック vs. 武尊』を「ABEMA PPV ONLINE LIVE」にて国内独占生中継する。それに先立ち、「ABEMA」格闘チャンネル公式YouTubeにて、第7代Bellator世界バンタム級王者で、昨年大晦日の『RIZIN.45』にて初代フライ級王座に輝き、RIZIN史上初の2階級制覇を成し遂げた堀口恭司選手のインタビュー動画を公開した。

　まずは「武尊選手と交流はある？」と聞くと、堀口選手は「業界も違うし、自分は普段アメリカにいるので、なかなか交流はない。選手同士で連絡を取って、『大丈夫？』とか言うのもどうなんだろう？と思うし…」と明かした上で、「武尊選手の映像を見ていると、心が弱いのかな？と思うところが多々ある。『どうにかなるでしょ』と常に心に持って、『なるようになる』と思えばいいんじゃないか。気にしすぎないで欲しいというか」とエール。このメッセージを受けて、スタッフが「堀口さんっぽいですね」とこぼすと、堀口選手は豪快な笑い声をあげた。

　スーパーレック選手については「強い選手だと思うけど、体重をあまり作ってこないですよね。何やっとんじゃい！っていう（笑）」と評価。その上で、試合展開を「武尊くんはガチャガチャ攻めていくタイプで、スーパーレックは肘や膝が多い。でも、今回はキックルールなので、あまり役に立たないのでは？」と指摘し、「武尊くんが有利なのかなと思います」と予想。続けて、「スーパーレックは蹴りが重いので、そこをどうやって崩していくか。武尊選手のいつも通りのバチバチな試合を見たいと思ってます」と期待を寄せた。

　また、青木真也選手とセージ・ノースカット選手の一戦においても勝敗予想を実施。記者会見で青木選手が「今回が最後だと思います」と進退を匂わせる発言をしたことに対し、堀口選手は「日本を代表する選手で憧れているから、寂しさがある」と率直な心境を吐露。続けて青木選手の戦績を称えた一方で、この一戦の行方は「青木選手は結構厳しいのかな」と予想。その理由を「相性的には多分悪い。寝技に持っていければ、青木選手にチャンスはあるのかな？と思うけど、ノースカット選手はフィジカルがあるから、それを持っていけるかどうか」と分析し、「スタンドの攻防で、ノースカット選手の振り回す系の打撃をどうやって避けるかがキーポイントとなる」と注目した。

　さらに、青木選手の今後の動向を占う一幕も。堀口選手は「ABEMAで番組を持って、若手をしごくんじゃないですか？（笑）それを自分が見に行けるなら、興行をどうやって打ってるんだろう？と勉強したい」と、昨年、“本物志向”をテーマに新団体『TOP BRIGHTS』を立ち上げた堀口選手ならではの着眼点で語った。

　そのほかにもインタビューの終盤には、『ONE 165』に出場するすべての日本人選手へメッセージも。堀口選手は「海外に出ると、日本人選手は負けてばかりなので、『日本人も強いんだぞ』っていうのを見せて欲しい。勝って帰ってきてください！」とエールを送った。白熱の試合の模様はぜひ「ABEMA PPV」にて視聴してほしい。